暑い日、ご自宅で揚げ物を食べたくなったら・・・
「夏の暑い日に揚げ物とビール」って美味しいですよね。でも、暑い日に長時間かけて揚げ物をするのは辛いもの。揚げたてを自宅で食べたいけど、夏は揚げ物をしないという方は少なくないのでは?
夏に揚げ物を楽しみたいけど、長時間調理したくない・・・。そんな時、どんな調理法があるのでしょうか。オススメの調理法をご紹介します。
【暑い日の揚げ物調理法 1】食材は小さめ・薄めに切る
揚げる前にできる工夫の1つが、食材のサイズを小さくすることです。
厚みがあるものは、中まで火をしっかり通すのに時間がかかります。大きな唐揚げはひと口大に、野菜の天ぷらは薄めにカットする、など厚みに気をつけるだけで、火の通りを早め、揚げる時間を短縮できますよ。
例えば、ジャンボエビフライの代わりに以下のような利休揚げはいかがでしょう。身を開いて胡麻をまぶして揚げます。ふっくらして中がジューシーなエビフライも美味しいですが、利休揚げのカリッとした食感も楽しいですよ。
【暑い日の揚げ物調理法 2】揚げる温度に注意する
揚げ物をする際の重要なポイントは“油の温度”です。
一度に食材を入れすぎると、ベタッとした仕上がりになるだけでなく、余計に調理に時間がかかることも。食材によって適した調理温度で揚げましょう。
色味を大切にしたい素材や、中まで火を通すのに時間がかかる食材は低温で、魚介や肉は長時間揚げると硬くなるので高温でサッと揚げるのがコツです。「温度調整」機能つきのガスコンロなら、温度を簡単に維持できますよ。
熱が全体に伝わりやすい、揚げ鍋や底が深めのフライパンを使うと温度変化しにくくなります。これも時短に繋がるポイントです。
以下の記事も参考にしてみてくださいね。
「天ぷら」をサクサクに揚げる温度・作り方&温め直しのコツ&レシピ
【暑い日の揚げ物調理法 3】冷凍食品を買って、自宅で揚げる
コロッケや天ぷらなど、揚げるまでに下準備に時間のかかる揚げ物もありますよね。冷凍食品を活用すれば、袋から取り出して揚げるだけ。準備までにかかる時間も、後片付けの時間も短縮できます。
例えば、冷凍のエビフライなら凍ったままのエビフライを油に入れてたった2~3分で完成。揚げ時間も、普通のエビフライとあまり変わりませんよ!
【暑い日の揚げ物調理法 4】お惣菜を買って、自宅で温め直す
調理時間を一番短縮できるのが、スーパーなどでお惣菜を購入する方法です。お惣菜をグリルで温めると揚げたてのようにカラッと仕上がりますよ。
電子レンジで温めるとどうしても衣がベチャッとしがちですが、グリルは直火で表面を焼きながら衣の余分な水分を蒸発させ飛ばし、放射熱で包み込むように加熱するので、表面はパリッと中はジューシーに。揚げたてのサクサク感がよみがえります。
【暑い日の揚げ物調理法 5】揚げ焼きする
薄く火が通りやすい揚げ物なら、揚げ焼きもオススメ。フライパンは熱伝導率が良いのでサッと揚げられる調理時間の短さも魅力的です。また、油が少なく調理後の油の処理が簡単ですよ。
【レシピ例】揚げないで焼く!「クリーミーサンドカツ」
【暑い日の揚げ物調理法 6】グリルで揚げ物風レシピ
グリルを活用すると揚げなくても揚げ物風のメニューが楽しめますよ!通常の揚げ物よりもヘルシーに揚げ物を味わえるのもメリットです。
また、グリルは、タイマーで焼く時間を設定しておけば、油で揚げるより暑さを感じずに調理できますよ!
参考:https://tg-uchi.jp/topics/4704
その他、オーブンやグリルを活用した揚げ物風レシピはこちらでご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
おわりに
暑い日に揚げ物を作るのは、キッチンが暑くなって大変ですよね。しかし、様々な工夫をすれば、負担を軽減することができますよ。
外はサクカリッ、中はジューシーな揚げ物を、ぜひご自宅で楽しんでくださいね!
参考:意外に簡単! 「天ぷら」をサクサクに揚げる作り方&温めなおしのコツ&美味しいレシピ
参考:【サクサク復活!?】天ぷらの「オススメ温め直し方」4つ
参考:【レシピ】揚げないで焼く!「クリーミーサンドカツ」
参考:魚焼きだけじゃもったいない! 魚焼きグリル活用術9選
参考:【マルチグリルレシピ】揚げない「豆腐とチーズの焼き春巻き」
参考:【レシピ】グリルで唐揚風に! 彩り野菜と「豚カラ風丼」
出典:東京ガス都市生活研究所 都市研究レポート「ミニレポート:揚げ物調理に関する研究~揚げ物をもっと手軽に、ヘルシーに~」