体育の日・スポーツの日とは? 名称の由来は東京オリンピック?!
「スポーツの日」とは、国民の祝日で、10月の第2月曜日です。
「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日とされています。
2025年の「スポーツの日」は10月13日(月)です。
「スポーツの日」になる前は、10月の祝日として長年親しまれてきた「体育の日」。その由来は、1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックまで遡ります。
もともと1961年(昭和36年)に制定されたスポーツ振興法において、10月の第1土曜日が「スポーツの日」とされていました。
東京オリンピック閉幕後の1966年(昭和41年)、日本で初めて開催された東京オリンピックを記念し、開会式が行われた10月10日を国民の祝日とし、名称を「体育の日」と改めました。
その後、2000年(平成12年)に、ハッピーマンデー制度(※)により10月の第2月曜日へと変更になりました。
※ハッピーマンデー制度は、土日と祝日を合わせて三連休を増やして休暇を楽しめるようにした制度です。
「体育の日」の名称は2019年まで! 新名称は「スポーツの日」
50年以上親しまれた「体育の日」は、2019年(令和元年)で無くなってしまいました。
2020年(令和2年)に、「体育の日」が「スポーツの日」に名称変更となったからです。1964年(昭和39年)の東京オリンピック以前の名前に逆戻りですね。
趣旨も「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」から「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」と新たに定められました。
名称は「体育の日」から「スポーツの日」に変更されましたが、日付は体育の日と同様に10月の第2月曜日です。
しかし、2020年(令和2年)のスポーツの日は7月24日、2021年(令和3年)のスポーツの日は7月23日でした。2年連続で7月に変更となったのは、何故なのでしょうか?
2020年と2021年のスポーツの日は東京オリンピックに合わせてお引っ越し?!
2020年(令和2年)は2回目の東京オリンピックが予定されていました。
そのため、東京オリンピック・パラリンピックに向けて「国民の祝日に関する法律」の特例が設けられ、祝日が変更されました。
しかし、2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2021年に延期に。そのため、2021年も特例が継続して採用されることになったのです。
その結果、2021年(令和3年)の祝日は、
海の日:7月22日(通常は7月の第3月曜日)
スポーツの日:7月23日(通常は10月の第2月曜日)
山の日:8月9日(通常は8月11日)
に変更されました。
2021年もスポーツの日は約2か月も前倒しとなり、東京オリンピックの開会式が行われた7月23日に合わせる形となったのです。
2022年からは、「国民の祝日に関する法律」の定めの通りに、スポーツの日は10月の第2月曜日に戻りました。
スポーツの日は、お弁当を持って出かけよう!
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スポーツを楽しんだらしっかりアフターケアを
怪我や痛み、疲労に悩まされることのないよう、スポーツのあとはしっかり身体を労りましょう。入浴が疲労回復やケガへの備えなどに与える影響について、さまざまな専門家にお話を伺っています。ぜひ参考にしてください。
おわりに
体育の日・スポーツの日の由来は、東京オリンピックだったんですね。例年この日の前後は、全国各地で様々なスポーツに関するイベントが開催されます。イベントに参加したり好きな運動をしたりして、スポーツを楽しむ1日にしたいですね。