大根を常温で保存するコツ
![泥付き大根](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174281/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174281-pixta_36510808_S-medium.jpg)
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丸ごと1本で買うとお得な大根。だけど、大きくて一度には使い切れないご家庭も多いのでは。泥付きの大根であれば、水洗いせずに新聞紙にくるんで常温保存できます。新聞紙にくるむことで水分の蒸発を防ぎ、風味を長持ちさせことができます。
![新聞紙にくるんだ大根](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174283/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174283-IMG_5722_1_-medium.jpg)
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ただし、夏は高温多湿になりがちなので常温保存をすることは避け、冷蔵保存をするようにしましょう。
![傷んだ大根](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174285/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174285-4001_1___1_-medium.jpg)
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また、洗ってある大根の場合にも常温保存はできません。上の写真のように傷んでしまうと、もったいないですね。以下で冷蔵保存、冷凍保存の方法を確認していきましょう。
大根の冷蔵保存のコツ
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冷蔵保存する場合には、大根を2つか3つに切り、乾燥しないようにビニール袋に入れて密封し、冷蔵庫で保存しましょう。畑で生えていた時のように、立てて保存すると長持ちしやすいといわれています。
大根に葉がついている場合には、葉を切り分け別にして保存しましょう。切り分けないと葉の部分から水分が蒸発し、大根本体の水分が失われてしまい、しおれやすくなってしまいます。
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切り方は、根元・中間・先端部の3つのパートに切り分けます。
![ジッパー袋に入れた大根](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/assets/63c373f8ba254f27ab826dbde10189d6/104641f7072147349a77e612021a7245/01-medium.jpg)
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葉の部分は、葉の生えているギリギリでカットし、切り口にキッチンペーパーを巻いた状態でビニール袋に入れ、立てた状態で保存します。
根元・中間・先端部の3つのパートに切り分けた大根は、キッチンペーパーで包み、ジッパー袋やポリ袋に入れて密封して冷蔵保存します。キッチンペーパーは湿気を吸い取るためのものなので、こまめに取り替えましょう。キッチンペーパーに付箋などで根元・中間・先端部のどの部分なのかを書いておくと、使用する際に区別ができて便利です。
大根は部位により味が違う! 使い分け方法とは
![大根の部位ごとの説明](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174294/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174294-daikon_4_-medium.png)
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大根は、部位によって味が異なります。根元は水分が多いので甘みが強く、千切りや薄切りにして生のまま食べてもおいしいです。先端にいけばいくほど水分が減っていき、筋が多く辛く感じるようになるので、すりおろすのに向いています。
真ん中部分はバランスが良い味になっているため、大きくカットしましょう。大根そのものを味わう料理に向いています。使い分けることで1本丸々おいしく食べ切ることができますね。
大根の冷凍保存のコツ
![冷凍された野菜](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174297/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174297-pixta_86073364_S-medium.jpg)
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ここからは、大根を冷凍保存するコツを見ていきましょう。冷凍すれば1カ月ほど保存することができますよ。
【大根の冷凍保存のコツ1】料理で使いやすい大きさにカットしておく
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まずは、料理で使いやすいように皮を剥き、あらかじめカットした状態(イチョウ切り、短冊切り、輪切りなど)で密閉袋に入れて冷凍保存する方法です。約1カ月保存することができます。解凍せずにそのままみそ汁や煮物などに入れるだけで、すぐに火が通るので便利です。
【大根の冷凍保存のコツ2】大根おろしにして、小分けにし冷凍保存
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大根おろしを毎回おろすのはとても大変ですが、冷凍保存しておけば自然解凍ですぐに使うことができます。大根をおろしたら水気を切り、製氷皿や小分けカップに分けてそのまま冷凍しましょう。約1カ月保存することができます。
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まとめて使用することが多い場合は、大根おろしをまとめてラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍保存することもできます。こちらも自然解凍し、使用することができます。
【大根の冷凍保存のコツ3】葉っぱは刻んで冷凍する
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大根の葉の部分は、細かく刻み塩もみしたものを、水気を絞ってラップで小分けにします。密閉袋に入れて、冷凍庫で約1カ月保存することができます。
![大根の炒め物](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174308/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174308-daikon-medium.jpg)
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なお、カゴメさんによると、大根の葉は茹でておひたしにしたり、汁物の青みとして使うのにも便利ですし、細かく刻んで炒め物やかき揚げにするのも良いそう。
おいしい大根の選び方
![大根1本100円](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174311/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174311-pixta_79058601_S-medium.jpg)
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購入時、どこを見ればおいしい大根かどうかを判別することができるのでしょうか?
まずは、全体的にハリとツヤがあるものを選ぶとよいでしょう。また、曲がっているものよりはまっすぐ重量感があるものの方が、水分が含まれていてみずみずしく、おいしいとされています。カットされている大根であれば、断面がきめ細かな、水分が抜けてスカスカでないものを選ぶとよいでしょう。
おわりに
大根は適切に保存することでさまざまな料理に使うことができ、部位ごとに調理方法を分け、無駄なく使い切ることで節約にもつながります。常温・冷蔵・冷凍と保存方法を使い分け、大根のいろいろな味わい方を楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考:カゴメ「VEGEDAY」
参考:カゴメ株式会社「VEGEDAY[大根保存]丸ごと1本買った大根を、おいしく保存するポイント」
参考:カゴメ株式会社「VEGEDAY 甘いカット大根を選ぶコツと、部位別のオススメ料理法」
【大根の大量消費レシピ】ピクルスに
![野菜のグリル](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174314/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174314-grill-medium.jpg)
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大根などの野菜を、アルミホイルで包んでグリルで焼いてピクルス液へ。冷蔵庫で30分以上冷やすとおいしくいただけます。
【大根の大量消費レシピ】漬物に
![大根その他野菜の漬物](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174318/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174318-retina_MainImage_DE1005648-medium.jpg)
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漬け液に野菜を入れて煮立てたら、そのまま冷まして冷蔵庫へ。漬け汁ごといただくキムチです。
大根が余ったら、干し野菜にする方法も!
![干し野菜](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/uploads/topic_item/image/174322/MIGRATEDIMAGE-topic_item-174322-pixta_61650085_S-medium.jpg)
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干し野菜にするとかさが減り、さらに長期保存できますね。南風食堂さんに野菜の干し方や活用方法を伺いました。
もっとたくさんのレシピを見たい! そんな方はこちらへ
![大根レシピまとめ](https://uchi-images.tokyo-gas.co.jp/assets/63c373f8ba254f27ab826dbde10189d6/ba3258f134bc4bc8bb301ca975dfc82e/thum3921-medium.jpg)