鯵(アジ)
アジの名前の由来は一説には「味がいい、味が良さ」からアジと呼ばれるようになったとか。
そんな味のよいアジには、EPAとDHAという2つの栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素を効率的に摂る方法は、刺身だそうです。脂ののったアジをぜひ刺身で楽しんでくださいね。
アジを使ったレシピは下記をご参照ください。
秋が旬の魚「鯵(アジ)」を堪能する<箸がすすむ>レシピまとめ
秋刀魚(サンマ)
サンマの名前の由来は、細長い魚を意味する「サマナ」が時が経つにつれ変化し、サンマと呼ぶようになったとか。漢字については、体が刀状で秋の代表的な魚であることから秋刀魚という漢字が当てられたと言われています。
サンマにはDHAやEPAの他に、良質なタンパク質、カルシウム、ビタミンAなどが含まれています。
さんまの効果的な食べ方は、大根おろしと一緒に食べることだそう。大根おろしにはビタミンCが豊富に含まれています。
定番メニュー「さんまの塩焼き」から、和・洋・中のレシピは下記をご参照ください。
秋の味覚! 塩焼きからアレンジまで人気の「さんま」レシピ10選
鰹(カツオ)
カツオの名前の由来は、「カタシ(堅し)」にカタに「ウヲ(魚)」で「カタウヲ」となり、「カツヲ」と呼ばれるようになったとか。鎌倉時代までは低級な魚として扱われ、主に干し固めて食用とされていたことや、身がしまっていること、万葉集にも「堅魚」として表記されていることから、この説が有力とされているそうです。
カツオの旬は春と秋。秋のカツオは「戻りカツオ」と呼ばれ、春のカツオと違いエサをたっぷりと食べているので魚体も一段と大きく、脂がのってとても美味しく、「トロカツオ」などと呼ばれることも。
そんなカツオは、全体の1/4をタンパク質が占め、血合いの部分にはビタミンB12やナイアシン、鉄、タウリンが豊富に含まれています。夏疲れが残っている方には嬉しい魚ですね。
秋の戻り鰹は濃厚なあじわい?! <鰹のごちそうレシピ>
鮪(マグロ)
マグロの名前の由来は、目が黒いことから「眼黒(マグロ)」、海を泳いでいるときの背が真っ黒な小山に見えることから「真黒(マグロ)」と呼びだしたという説があります。
マグロには、DHAやEPAの他に鉄分やビタミンB6、カリウムなどが含まれています。
お刺身だけじゃない! マグロを使ったレシピまとめ
鮎(アユ)
アユの名前の由来は、産卵で川を下る姿から「こぼれ落ちる」という意味の「あゆる(零)」からきているとされることが多いそうです。
アユは夏が旬のイメージが強いかもしれませんが、実は秋も旬なんですよ。この時期の鮎は「落ち鮎」と呼ばれ、お腹に卵を持っていることが特徴的です。一度食べてみたいですね。
そんなアユには、カルシウムが多いと言われている真イワシの約3倍の量のカルシウムや、ビタミンD、タンパク質、オメガ3脂肪酸、ビタミンA、ビタミンEなどが含まれています。ビタミンEの含有量は魚の中でもトップクラスだそうですよ。
アユのオススメの食べ方は、一匹丸ごとの塩焼きです。アユは捨てるとこがないと言われるほど、全身に栄養がつまった魚です。天ぷらなども人気ですが、油で揚げる調理法は高カロリーになってしまうので、摂取カロリーを気にするなら、塩焼きの方がよいと言えるでしょう。
そのほかの秋が旬の魚を使ったレシピ
ご紹介した魚以外にも、鯖や鮭も秋の旬の魚になります。それぞれ美味しく栄養満点ですので、旬の今の時期にぜひ食べてみてくださいね。
味付けバリエーションも豊か! 秋が旬の「鯖(サバ)のレシピ」
秋に旬を迎える魚に「鯖」があります。味付けのバリエーションが豊かで、調理方法も様々。いろんな風味を試してみたくなる「鯖のレシピ」をご紹介します。
みんな大好き!人気の「鮭」を使った<簡単おかずレシピ>7選
秋に旬を迎える鮭。和食・洋食などいろんな料理に相性の良い魚ですね。切り身での販売がほとんどですが、骨も取り除きやすくお子さんがいらっしゃるご家庭でも食べやすいのも特徴ですね。そんな鮭を使ったレシピをご紹介します。
おわりに
マグロなど年中食べられているイメージがある魚ですが、実は旬があるんですよ。栄養素がたくさんつまった魚が、旬で脂がのってさらに美味しくなり、もう食べるしかないっていう気持ちになりますよね。旬の時期は他のシーズンより安くなる傾向があるので、ぜひこの時期に食べてくださいね。