白いご飯を毎日食べたい人は◯割! 「ご飯」人気は根強い?!
一人あたりの米消費量は年々減少していると言われています。パンや麺類が好きな人が増え、「お米離れ」が進んでいるという話もありますね。
しかし、東京ガス都市生活研究所の調査によると、日本人のご飯好きは根強いことがわかりました。
上のグラフは好きな主食について聞いた調査データですが、トップは「白いご飯」。
さらに、毎日ご飯を食べたい人は、年代問わず7割前後と高い割合でした。
また、「ご飯よりもパンが好き」との回答は12.8%、「ご飯よりも麺類が好きな人」は16.8%にとどまり、やはり日本人はご飯好きであることが分かる結果でした。
毎日1回が◯割! ご飯を炊く頻度はどれくらい?
ご飯を炊く頻度はみなさんどれくらいなのでしょうか?
東京ガス都市生活研究所が「ご飯を炊く頻度」について調査したところ、炊飯頻度は同居する家族の人数によって変わることがわかりました。
例えば、2人家族の場合は、3割以上が「毎日1回以上」炊飯。家族が多くなればなるほど炊飯頻度は上がっていき、家族の人数が5人以上の場合、75%が「毎日1回以上」、また「1日に2回以上」ご飯を炊くという方も26%にのぼりました。
一方で、一人暮らしは「週1~2回」炊飯するとの回答が最も多い結果となりました。
余ったご飯の保存、みんなどうしてる?
まとめて炊いたり、食べきれなかったご飯の保存はみなさんどうしているのでしょうか?
東京ガス都市生活研究所の調査によると、家族人数が少ないご家庭では「冷凍保存」、家族の人数が多いほど「炊飯器で保存」が多いという結果でした。
特に一人暮らしの方は「冷凍保存」している人が多く5割を超え、まとめ炊きする傾向がみられます。
他には、冷蔵保存するという回答も一定割合みられました。
ご飯をより美味しく! 余ったご飯の正しい保存方法とは?
炊いたご飯をそのまま保存できて便利な、炊飯器の「保温機能」。でも長時間熱を加え続けると、お米のデンプン質が変化するため、ご飯の周りにのり状の膜ができたり、ご飯が黄ばんで味や風味が変わってしまいます。長時間保存する場合は冷凍保存がおすすめです。
時間が経つとお米の水分が抜けてしまうので、ご飯があたたかいうちに、1膳ずつ小分けにしてラップに包んでおきましょう。この時、ご飯を潰さないようにふわっと包むことをおススメします。また、薄く包んでおくと解凍時熱が均等にいきわたりやすく、解凍時間を短縮できます。
すぐに食べきってしまう場合などは、冷蔵保存することもできます。ただ、冷蔵保存を長時間続けると、お米の水分が抜けてご飯がパサパサになってしまいがちです。冷蔵する場合は2日を目安に、なるべく早く食べきるようにしましょう。
ご飯をより美味しく保存するならアルミホイルを使って冷凍!?
ご飯をおいしく保存するコツは、なるべく速く冷凍してしまうこと。お米に水分が残っているうちに冷凍すると、解凍したときにパサつきにくくなります。
早く冷凍するのに活躍するのが、アルミホイルやアルミトレー。
アルミは熱伝導率が高いので、冷凍時にラップで包んだ後、アルミホイルでくるんだりアルミトレーを敷いておくと、冷凍時間を短縮させることができますよ。
冷めてもおいしい! 「ガス炊きご飯」
ガスで炊いたご飯は、冷めても美味しいので、お弁当や再加熱にもピッタリです。
強火ですばやく炊くので、高温の水分をお米の芯まで行き渡らせ、デンプンを十分に糊化させることができます。十分に糊化が行われたご飯は、冷めてもおいしさが損なわれにくいのが特徴です。
炊きたてはもちろん、冷めた状態でも水分を多く含み、軟らかさを保ちます。冷凍したごはんを温め直してもツヤがありお米が潰れずしっかりしています。冷めてもおいしいのでお弁当にもうれしいですね。
最新のガスコンロなら、ボタン一つで「自動炊飯」
最新のガスコンロなら、自動で簡単にご飯が炊けるって、ご存じでしたか?
ガスコンロの「自動炊飯」機能は、ボタン1つで火加減の調節から消火まで全て自動で「かまど炊きのようなご飯」を炊きあげます。※
1合から美味しく炊けて、しかも炊飯時間は3合で約20分程度! (蒸らし時間は除く)
「自動炊飯」機能では、水位目盛りが付いた水加減が簡単な自動炊飯専用鍋などもありますが、ご家庭にあるでフタ付きで深めの金属製のお鍋(アルミ、ステンレス、ホーロー製など)で簡単にご飯を炊くことができます。
土鍋など一部「自動炊飯」機能に対応していない鍋があります。詳しくはコンロの取扱説明書をご確認ください。
目盛りがついていない鍋の場合は、お米の容積の1.2倍の水で炊いてください。水分を多く含んだ新米の場合は1~1.1倍で炊いてくださいね。
その他にも「ガスコンロ」には自動でおまかせの便利な機能がいっぱい!
ガスコンロを使いこなせば、調理グッズをたくさん買いそろえるよりも、時短&上手に料理ができますよ!
(※各機能は搭載されていない機種もあります。各画像はイメージです。専用容器は別売の場合もございます。)
おわりに
毎日食べるご飯だからこそ、おいしく食べたいですよね。余ったご飯が冷凍庫にあると、ちょっとご飯が足りない! なんて時にも便利ですね。
参考:東洋アルミ「アルミホイルの意外な活用術」
参考:全国農業協同組合連合会 秋田県本部「お米の炊き方・保存」