イチゴの旬の時期
イチゴが店頭に出回るようになるのは、クリスマスなどのイベントに合わせた12月末頃。でも、実はいちごの旬は「春」なんです。4〜5月頃が旬の時期です。
クリスマスなどで冬にイチゴが欲しいという需要が高まり、ハウス栽培での栽培技術が進歩した結果、本来の旬より早い時期に美味しいイチゴが食べられるようになったそうです。
【旬のイチゴをより美味しく! 】美味しいイチゴの見分け方
美味しいイチゴの特徴は、以下の5つです。
- ヘタが鮮やかな緑色をしている
- みずみずしくツヤがある
- ツブツブの部分がくっきりしている
- 鮮やかな赤色をしている
- イチゴ全体が均等に色づいている
イチゴを選ぶ際は、覚えておいてくださいね。
【旬のイチゴをより美味しく! 】イチゴの保存方法
冷蔵保存
冷蔵保存する際は、洗わず冷蔵庫に入れ、2〜3日のうちに食べ切りましょう。
また、へたを取ったり水分がつくと傷みやすいので、食べる直前に洗うようにし、へたはついたまま保存しましょう。
冷凍保存
洗ったイチゴの水分をふき取って、バットなどに重ならないように並べてラップをかけます。冷凍庫で一晩寝かせ、翌日密封できる袋や容器に移したら完了です。食べたい分だけ、使いたい分だけ取り出していただきましょう。
【旬のイチゴをより美味しく! 】洗う際の注意点
イチゴは、ヘタをつけたまま洗いましょう。
ヘタをとって洗うと水っぽくなり、ビタミンCが流れ出てしまうそうです。せっかくの栄養素を水で流してしまっては、もったいないですね。
また、イチゴは水がついたままだと傷みやすくなります。洗って置いておいたり濡れたまま保存するのは避け、食べる直前に洗うようにしてくださいね。
旬の美味しいイチゴ「え!? イチゴって果物じゃない? 」
果物と思われがちなイチゴですが、学術的には野菜に分類されているそうです。
農林水産省によると、「草本になる実は野菜」、「樹木になる実は果物」と区別されます。この点からみるとイチゴは野菜に分類され、このほかにスイカやメロンなども野菜に分けられるんだとか。
青果市場やスーパーでは、一般的にイチゴはデザート・果物として認識されているため、消費される形態に合わせて果物売り場に並んでいるそうですよ。
参考:農林水産省「果樹とは」ほか
【イチゴレシピ】可愛いおやつから大人のスイーツまで「イチゴレシピ」まとめ
イチゴには、ビタミンCが豊富に含まれていますね。最近は、いろいろなブランドのイチゴがお店に並んでいるので、それぞれの味の違いを楽しんでもいいですし、スイーツにしても! 今回は、そんなイチゴの簡単でおいしいスイーツレシピをご紹介します。
可愛いおやつから大人スイーツまで「いちご」レシピまとめ
おわりに
今回は、イチゴの旬の時期と見分け方、保存方法、洗い方をご紹介しました。美味しいイチゴを、美味しい時期に、美味しく食べてくださいね。
参考:JAグループ「とれたて大百科 イチゴ」