台所で使われる水はどのくらい?
毎日の生活のなかで私たちは、お風呂や台所、洗濯や洗車などさまざまな場面で水を使っています。
家庭での水の使われ方を見ると、いちばん多いのは「お風呂」で全体の約43%、次は「トイレ」で約20%、台所は4番目に多く、全体の約15%を占めています。
そこで今回は、台所での、無理なく上手に節水できるポイントをエコ・クッキングのアイデアからご紹介します。
出典:東京都水道局「くらしと水道」
※エコ・クッキングは東京ガスの登録商標です。
下準備のとき
【下準備時の節水術その1】野菜などを洗う際はため水を使う
野菜類を洗う際は、おけなどに水をためて洗いましょう。汚れの少ないものから順に泥のついたものへと洗っていけば、同じ水を使いまわすことができます。ため水で洗った野菜は、最後に流水ですすぎます。
【下準備時の節水術その2】切る順番に気をつける
同じく、まな板を使うときにも、汚れがつきにくい食材から順に汚れのつきやすいものへと移行すれば、まな板を洗う回数も手間も減ります。
【下準備時の節水術その3】水分を多く出す食材を使う
豆腐やもやしなど、水分がたくさん出る食材ってありますよね。
水を使う料理をする際に、水分が出る野菜を使い、入れる水を減らすことでちょっとした節水に。
水道水より食材から出る水分の方が栄養があっていいですよね。
調理のとき
【調理時の節水術その1】ゆでる順番を工夫する
食材をゆでる順番を工夫すれば、使うお湯の量を減らせるかもしれません。
コツは、あくの少ないものからゆでていくことです。例えば、お肉をゆでてから野菜をゆでるのではなく、野菜をゆでてからお肉をゆでたり、ブロッコリーをゆでたあとに、ゴボウをゆでたりしましょう。
何度もお湯を沸かさず上手に使い回すことで、節水につながります。
【調理時の節水術その2】ひとつの鍋で同時に調理する
麺類などをゆでるとき、具材も同時にゆでることで、節水はもちろんガスの使用量も減らせます。調理時間も短くでき、一石三鳥です。
参考:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」
【調理時の節水術その3】ひとつの鍋を使いまわす
例えばゆで物と炒め物が必要なとき、フライパンで最初にゆで、その後に同じフライパンで炒め物をすれば、一つの鍋で済みます。
思い込みや習慣で行っているムダな行動を見直し、段取りよく調理を進めてみましょう。
片付けのとき
【片付け時の節水術その1】つけ置き洗いをする
台所で水を多く使う場面と言えば、食器洗いですよね。
食器を洗う時間を減らし、節水するためには、つけ置き洗いがオススメです。つけ置くことで、汚れを落としやすくすることができ、洗うときに使う水の量を減らすことにつながります。
お米のとぎ汁、野菜や麺などのゆで汁もつけ置きする水の代わりに使えますよ。
【片付け時の節水術その2】汚れを先に拭き取る
食器についている油をあらかじめ拭き取ることで、食器を洗う際の時短・節水につながります。新しいキッチンペーパーではなく、読み終わった新聞紙や不要な紙、料理で出た野菜くずや使い古したタオルなどの古布を10㎝角程度に切ったものを活用すればさらにエコに。
参考:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」
【片付け時の節水術その3】洗剤液を使う
洗い物をするときには、その都度小さなボウルなどに水を入れ、洗剤を数滴入れて洗剤液を作りましょう。少ない洗剤できれいに洗えます。
洗剤を必要以上に使わないのですすぎも楽です。
参考:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」
【片付け時の節水術その4】蛇口からの水は適量に
食器をすすぐ際、たくさんの水を出していませんか?
適量は、蛇口から出る水の太さが人さし指くらいの量。たくさん出したからといって洗剤の落ち方に変わりはありません。
【片付け時の節水術その5】食器洗い乾燥機を使う
たくさん水を使うイメージがある食器洗い乾燥機ですが、実は少量のお湯を循環させて洗うため、手洗いに比べて節水に。また、高温で洗うので油汚れや除菌にも力を発揮します。
参考:東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」
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エコ・クッキングについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
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おわりに
意外とたくさんの水を使う台所。日々の節水が大きな差になっていきます。ちょっとした工夫で節水できるので、ぜひ試してみてくださいね。