柚子の効能

TOKYOGAS
冬至の日に柚子湯に入ることは、今でも親しまれている薬湯の風習のひとつですね。
柚子湯には、香り高い柚子の皮を用います。柚子にはリモネンやα-ピネンなどの成分が含まれており、抗菌作用や消炎作用、血行を促進する働きがあるといわれています。そのため、冬至の時期に多い冷えやひび、あかぎれ、風邪の予防や緩和に役立つと考えられています。誰でも親しめるかんきつ系の香りの中に身を沈めると、とてもリラックスし、疲れた心と身体がゆっくりとほぐれていきます。
柚子湯の効能
平均皮膚温の変化

上のグラフは、柚子湯とさら湯の保温効果を調べたものです。10 分間入浴した後に皮膚表面の温度の変化を測定したところ、柚子湯では1時間近く皮膚表面の温度が高い状態が続きました。このことから、さら湯よりも柚子湯の方が保温効果が高いと考えられます。
柚子湯の作り方

TOKYOGAS
柚子湯は果実を丸ごと使います。柚子の爽やかな天然の香りを楽しみましょう。
材料
- 柚子の実:2~3個
作り方の手順
- 柚子の実をそのまま浴槽に浮かべます。
香りが弱いと感じた場合は、柚子の実の数を増やしてみてください。ただし、皮や実を切ったり、果汁を絞り入れると、肌がぴりぴりすることがあるため注意しましょう。
※使用方法については、ご自身の責任で行ってください。ご不安な場合は、医師や専門家に相談しましょう。
おわりに
冬至の夜は、柚子の香りでリラックスするのもいいですね。興味のある方は、ぜひ「柚子湯」を試してみてください。
あわせて読みたい

【2025年度版】冬至はいつ? かぼちゃを食べたりゆず湯に入る意味とは? 〇〇を食べると運気UP?!