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ゆず

季節のお風呂:12月『柚子湯(ゆず湯)』上品な香りでリラックス

1年中で最も昼が短く、夜が長くなる日が冬至(とうじ)です。冬至といえば、「柚子湯(ゆず湯)」がよく知られていますね。昔は毎日お風呂に入る習慣がありませんでしたが、冬至には「一陽来復(いちようらいふく)」、つまり運気が上向く節目として、体を清めるために「柚子湯」に入るようになったといわれています。今回は、「柚子湯」の効能や作り方をご紹介します。

最終更新日:2025.7.29

目 次

柚子の効能

12月『柚子湯(ゆず湯)』

TOKYOGAS

冬至の日に柚子湯に入ることは、今でも親しまれている薬湯の風習のひとつですね。

柚子湯には、香り高い柚子の皮を用います。柚子にはリモネンやα-ピネンなどの成分が含まれており、抗菌作用や消炎作用、血行を促進する働きがあるといわれています。そのため、冬至の時期に多い冷えやひび、あかぎれ、風邪の予防や緩和に役立つと考えられています。誰でも親しめるかんきつ系の香りの中に身を沈めると、とてもリラックスし、疲れた心と身体がゆっくりとほぐれていきます。

柚子湯の効能

平均皮膚温の変化

平均皮膚温の変化

上のグラフは、柚子湯とさら湯の保温効果を調べたものです。10 分間入浴した後に皮膚表面の温度の変化を測定したところ、柚子湯では1時間近く皮膚表面の温度が高い状態が続きました。このことから、さら湯よりも柚子湯の方が保温効果が高いと考えられます。

柚子湯の作り方

柚子湯(ゆず湯)

TOKYOGAS

柚子湯は果実を丸ごと使います。柚子の爽やかな天然の香りを楽しみましょう。

材料

  • 柚子の実:2~3個

作り方の手順

  1. 柚子の実をそのまま浴槽に浮かべます。

香りが弱いと感じた場合は、柚子の実の数を増やしてみてください。ただし、皮や実を切ったり、果汁を絞り入れると、肌がぴりぴりすることがあるため注意しましょう。

※使用方法については、ご自身の責任で行ってください。ご不安な場合は、医師や専門家に相談しましょう。

おわりに

冬至の夜は、柚子の香りでリラックスするのもいいですね。興味のある方は、ぜひ「柚子湯」を試してみてください。

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  • この記事監修者

    東京ガス都市生活研究所

    東京ガス都市生活研究所

    社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析を実施。将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供するとともに、さまざまな提言を行っています。

    東京ガス都市生活研究所

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公開日:2016.3.27

最終更新日:2025.7.29

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