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【秋のお月見】十三夜をお祝いする意味とは? 2024年はいつ?

秋のお月見のひとつである十三夜。十五夜は知っているけど十三夜は聞いたことない・・・という人も多いのでは? その歴史は平安時代に遡るといわれています。十三夜は満月でないのにどうして祝うの? お供え物は何? その意味とは? 和文化研究家の三浦 康子さんに伺いました。お月見にピッタリなレシピもご紹介します。

最終更新日:2024.5.10

目 次

十三夜とはどういう意味? 2023年はいつ?

すすき

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十三夜(じゅうさんや)は旧暦の13日の夜、主に旧暦9月13日の夜を指し、旧暦9月13日には十三夜のお月見をする風習があります。
現在の太陽暦にあてはめると毎年日付が変わり、2024年の十三夜は、10月15日(火)になります。

十三夜には、他にいくつか呼び方があります。

  • 中秋の名月とされる十五夜(旧暦8月15日、2024年は9月17(火)の後に巡ってくるので、「後(のち)の月」
  • 栗や豆の収穫祝いを兼ねているので、「豆名月(まめめいげつ)」「栗名月(くりめいげつ)」
  • 中秋の名月(十五夜)とあわせて「二夜の月(ふたよのつき)」
月の満ち欠け

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旧暦は、毎月新月から始まり、新月から満月になるまで13.9日~15.6日かかります。満月になりえるのは14日目〜17日目になります。満月の日が前後したとしても、13日目の夜である十三夜は、満月にはならないんですね。

満月より少し欠けた十三夜ですが、十五夜の次に美しいとされ、お月見をするようになりました。

十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習です。
十五夜については、以下の記事で詳しくご紹介しています。合わせてチェックしてみてくださいね。

十五夜は満月とは限らない!? 2024年はいつ? 中秋の名月の意味とは?

十三夜の由来、起源とは?

書道

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十三夜の月見について、明確に由来や意味を述べたものがなく、さまざまな説があります。

代表的な説が、平安時代に書かれた「躬恒集(みつねしゅう)」の、延喜十九年九月十三日に醍醐天皇が月見の宴を催し詩歌を楽しんだという記述で、これが十三夜の月見の始まりではないかと言われています。
また、平安時代後期の「中右記(ちゅううき)には、長承四年(保延元年)九月十三日の月見の宴で、寛平法皇(出家後の宇多天皇)が「今夜明月無雙(こんやめいげつむそう)」と詩を詠んだと書かれています。
※ 意味:今夜の名月は並ぶものがないほど優れている

参考:国立天文台「暦Wiki 名月必ずしも満月ならず」
参考:国立天文台「暦Wiki 十三夜」

十三夜だけしか見ないのは縁起が悪い!?

月見団子

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十五夜または十三夜のどちらか一方しか月見をしないことを「片見月」「方月見」と言い、片方しか見ない場合は、縁起が悪いとされています。

さらに、旧暦の10月10日の十日夜(とおかんや)と合わせ、3日間お月見ができると、縁起が良いとも言われています。十日夜は稲の刈り取りが終わった時期に収穫祭としてお祝いされてきたそうです。
2024年の十日夜は、11月10日(日)です。

十三夜は何をお供えする? その意味とは?

お月見セット

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基本的には十五夜と同様に秋の豊穣を感謝して、月見団子や時期の収穫物、すすきを飾ります。十三夜は栗や豆の収穫祝いでもあるため、収穫物としては栗や豆を供える風習がありますよ。

ちなみにススキは秋の七草の一つ。秋の七草とは、秋を代表する7種類の草花で、ススキ(オバナ)のほかにハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、ナデシコです。
ススキと合わせてお供えするのもいいですね。
 
以下の記事では、秋の七草について詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「秋の七草」の名前と種類、知っておきたい由来とは?

月見団子の数は十五夜と十三夜で違うの?

十五夜とお団子の作り方は同じですが、十五夜のお団子は15個(または簡略化して5個、1年の満月の数にあわせて12個※閏年には13個)を供えます。

対して、十三夜のお供え物では、13にちなんで13個(または簡略化して3個)です。並べ方は以下にご紹介します。

  • 3つの場合・・・三角形のように三つ並べる
  • 13個の場合・・・1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)並べる

十三夜のお月見にはコレ食べて! オススメのレシピをご紹介

十三夜のお月見ならではのお料理を手作りしてみませんか? 十三夜のお祝いにピッタリな栗を使ったお料理やお月見レシピをご紹介します。

【秋・お月見レシピ】「お月見」を楽しむレシピまとめ

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ご飯からパスタ、煮物まで!「栗」を使ったレシピまとめ

焼き栗

【秋の味覚】栗の下処理方法~皮むきからレシピまで

栗を煮ているところ

おわりに

十三夜には、このような意味があったんですね。お月見にちなんだ料理を味わいながら古くから親しまれた行事を楽しんでみてくださいね。

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公開日:2019.10.2

最終更新日:2024.5.10

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