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みかん

季節のお風呂:11月『蜜柑湯(みかん湯)』おいしく食べた後の皮を有効活用!

蜜柑(みかん)湯に入ると「身体がよく温まり、風邪をひかない」といわれています。蜜柑の皮を使った「蜜柑湯」の秘密は、果皮にあります。今回は、「蜜柑湯」の効能や作り方をご紹介します。

最終更新日:2025.7.29

目 次

蜜柑湯に使う「蜜柑の皮」の効能

11月『蜜柑湯(みかん湯)』

TOKYOGAS

蜜柑は古くから、食用としてはもちろん、丸い形と黄金色から太陽の象徴とされ、神聖な植物として儀式や神棚へのお供えなどに用いられています。

蜜柑の果実はビタミンCが豊富で、寒い時期には風邪の予防や高血圧、老化防止、美肌効果が期待できるといわれています。薬効を期待する場合は、果皮を利用します。だいだい色の部分は精油成分リモネンが含まれており、爽やかな香りが特徴です。皮の白い部分も繊維が豊富で、薬用として利用できます。皮を乾燥させたものを「陳皮」と呼ばれ、風邪の予防や咳、痰を鎮めるほか、芳香性胃腸剤として煎じたり、粉末にして服用されます。

蜜柑湯の作り方

おいしく蜜柑を食べたあとは、果皮を利用して蜜柑湯を楽しんでみましょう。果皮をそのままお湯に入れると、湯が汚れてしまうため、ガーゼの袋などに入れて使うのがおすすめです。

材料

  • 陰干しした蜜柑の皮:20個分

※乾燥した蜜柑の皮は「陳皮(チンピ)」と呼ばれ、漢方薬店などでも購入できます。

作り方

干した皮をガーゼか木綿の袋に入れる

TOKYOGAS

  1. 旬の蜜柑を食べたあと、果皮を陰干ししておきましょう。
  2. 干した皮をガーゼの袋やティーバッグなどに入れます。
  3. 2をそのまま浴槽に入れます。


※使用方法については、ご自身の責任で行ってください。ご不安な場合は、医師や専門家に相談しましょう。

おわりに

蜜柑湯は身体を芯から温めるだけなく、美肌効果も期待できるおすすめのお風呂です。日に日に寒さが増すこの季節、興味のある方は、ぜひ「蜜柑湯」を試してみてください。

  • この記事監修者

    東京ガス都市生活研究所

    東京ガス都市生活研究所

    社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析を実施。将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供するとともに、さまざまな提言を行っています。

    東京ガス都市生活研究所

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公開日:2016.3.27

最終更新日:2025.7.29

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