桃湯に使う「桃の葉」の効能
昔から、あせも対策に効果的といわれる桃湯。材料として使われる桃の葉には消炎、解熱に有効なタンニンという成分が含まれており、日焼けやあせも、しっしん、虫さされなど、トラブルの多い夏の肌に効果的と言われています。
桃の葉に含まれてる「タンニン」とは?
タンニンには消炎、解熱作用や収れん作用があり、消炎、解熱作用は肌の炎症を抑える効果があります。
また、収れん作用には肌を引き締める効果があることから、よく化粧水などにも含まれています。
桃湯の作り方
桃は、実・葉・種・花と、すべてに栄養や効能が含まれており、捨てる部分がないといわれる優れた植物です。とくにお肌によいのが桃の葉。生の葉を使って、簡単に桃湯を楽しんでみましょう。
1. 生の葉30~40枚を布袋に詰めます。
2. 布袋を鍋に入れて15~20分煮だします。
3. 煮汁ごと風呂に入れます。よくかき混ぜてから入浴します。
※使用法については、ご自身の責任において行ってください。使用が不安な場合は、医師や専門知識のある人に相談しましょう。
おわりに
桃の葉には、お肌のトラブルを抑える消炎効果があるほか、毛穴をキュッとひきしめる収れん作用もあるといわれているので、夏の肌トラブル改善に是非「桃湯」に入ってみて下さい。