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季節のお風呂:7月『桃湯』夏の土用は桃湯に入ろう!

夏の土用といえば“うなぎ”を思い浮かべる方も多いですが、実は江戸時代から「夏の土用は桃湯(もも湯)に入る」という習慣も親しまれてきました。今回はそんな「桃湯」の効能や作り方をご紹介します。

最終更新日:2025.7.17

目 次

桃湯に使う「桃の葉」の効能

7月 桃湯

TOKYOGAS

昔から、桃湯はあせも対策に効果的だといわれています。桃は、種や花も生薬として用いられるほど有用な植物です。桃湯には、桃の葉が使われます。桃の葉にはタンニンなどの成分が含まれており、以下のような効能があります。

桃の葉の効能

  • 消炎作用
  • 解熱作用
  • 皮膚トラブルの改善

特に、夏の厳しい暑さの中では、次のような皮膚のトラブルに効果が期待できます。

  • あせも
  • 湿疹
  • 虫刺され
  • 日焼け

桃湯の作り方

桃と桃の葉

TOKYOGAS

生の桃の葉を使って、手軽に桃湯を楽しんでみましょう。

材料

  • 生の桃の葉 約30枚

※生の桃の葉が手に入らない場合は、「桃の葉茶」で代用できます。「桃の葉茶」は自然食品店などで購入できます。使用量は、生の葉の半量を目安にしてください。

手順

桃湯の作り方

TOKYOGAS

  1. 桃の葉1枚を2~3つに切ります。
  2. 水から約15分煮出します。
  3. 煎液をろ過し、浴槽に入れます。


※使用法については、ご自身の責任で行ってください。ご不安な場合は、医師や専門家に相談しましょう。

おわりに

桃の葉には、夏の肌トラブルを和らげる効果があるとされるタンニンが含まれています。興味のある方は、ぜひ「桃湯」を試してみてください。

  • この記事監修者

    東京ガス都市生活研究所

    東京ガス都市生活研究所

    社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析を実施。将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供するとともに、さまざまな提言を行っています。

    東京ガス都市生活研究所

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公開日:2016.3.27

最終更新日:2025.7.17

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