どくだみ湯に使う「どくだみ」とは?
どくだみは、家の裏などに群生し、ジメジメとした梅雨の季節に可憐な白い花を咲かせます。葉を摘むと姿に似合わない臭いにおいを放ちます。
10以上の効能をもつどくだみは日本の三大薬草のひとつ
どくだみは生薬名で十薬(じゅうやく、または重薬とも書く)と呼ばれ、解毒作用のある生薬として用いられます。健康茶としての人気も高く、高血圧や動脈硬化の予防に、デトックスにと飲む人も多いです。
「どくだみ湯」の効能
どくだみは消炎、抗菌作用があるため、お風呂に用いれば、あせも・湿疹などの吹き出物、水虫・かぶれに効果があるといわれており、汗をかき始める夏の初めにぴったりなお風呂になります。
【作り方】どくだみ湯
ご自宅の庭や道路端に大量にある場合は、ぜひ試してみてください。生のどくだみの葉が無い場合は、「どくだみ茶」で代用も可能です。
1. 生の茎や葉を水洗いして、適当な大きさに刻みます。
2. 布袋(ガーゼの袋、ティーバッグ等)に詰め、浴槽に入れて水から沸かします。
落とし込み式の浴槽では、湯がよくあたるところにおきます。
3. 袋の中の成分を揉み出しながら入浴すると効果的です。
※使用法については、ご自身の責任において行ってください。使用が不安な場合は、医師や専門知識のある人に相談しましょう。
おわりに
抗菌や消炎効果があるどくだみは、ニキビや吹き出物などのお肌のトラブルの予防にもピッタリ! これからの季節にオススメなお風呂です。