美味しい・簡単! 手軽にキャンプ気分
東京ガス都市生活研究所の調査によると、新型コロナウイルス感染拡大によるご自宅での暮らしについて、ストレスに感じることとして「料理頻度が増えたこと」が挙げられています。
一方で、ストレスを軽減するために、自宅で行うことが重要だと思うことを聞くと、「おいしいものを食べる」ことを挙げる方も多いという結果となりました。
ストレスに感じる「料理」のストレスを軽減する時間に変えるひとつの方法として、「おうちキャンプ」はいかがでしょうか。自宅にテントやアウトドアチェアを出して、ちょっとした非日常を楽しむという時間の過ごし方です。
キャンプは準備が大変なイメージもありますが、自宅なので手軽にできるメリットもありますね。コトコト小話第3回では、東京ガスの料理教室講師おすすめの簡単キャンプ飯をご紹介いたします。
お庭やベランダでキャンプ気分を味わえるポイントと併せてご覧ください。
自宅でキャンプ気分を味わうポイント
ご自宅に庭がある方は、庭にカセットコンロを置き、その場で調理しながらキャンプの雰囲気が楽しめます。本格的なキャンプ道具も不要です。
室内にテントを張れば、さらにキャンプ気分も盛り上がりますね。
ランタンなどのグッズを出してみるだけでも雰囲気がでますよ!
庭がない場合は、ベランダでのプチキャンプ、べランピングを楽しむのはいかがでしょうか。
おすすめなのは、ベランダにレジャーシートや人工芝を敷くこと! テーブルやイスを置くよりも移動や保管が手軽です。もちろん、普段は食事を行う場所ではないのでしっかり掃除を行った上でシートを敷いてください。
【おすすめキャンプ飯1】スキレットで作るカマンベールチーズのアヒージョ
■材料(4人分)
・カマンベールチーズ 1コ
・むきエビ 4尾
・茹でタコ 40g
・ブロッコリー 1/3株
・マッシュルーム 4コ
・ミニトマト 8コ
・ニンニク 1片
・オリーブオイル 100ml〜
・塩 小さじ1/2
・バゲット 適宜
■作り方
1.スキレットにバゲット以外の材料を全て入れて、火にかけます。
2.沸騰して材料に火が通ったら火を止め、トーストしたバゲットを添えます。バケットはガスコンロの両面焼き水無しグリル(強火)で2〜3分焼いてカリッと仕上げてくださいね。
タコやウインナー、ベーコン、アボカドなどお好きな具材でアレンジ可能です。
溶けたカマンベールに具材やバゲットを絡めて食べれば、チーズフォンデュ気分も楽しめます。
火の使用が許可されている庭やベランダがある場合は、カセットコンロを使って作ることもできます。キッチンのコンロで火にかけて、出来上がったものをそのまま外に持っていっても良いですよ! 熱々のうちにお召し上がりください。
※スキレットは熱くなりますので火傷にご注意ください。
【おすすめキャンプ飯2】自宅で簡単燻製
外ならではの燻製も、カセットコンロに燻製用鍋をおいて作ることができます。燻製と聞くと難しそうですが、簡単で煙の出ない燻製鍋などもありますよ。自分で作った燻製はまた格別です。
【おすすめキャンプ飯3】豚スペアリブのマーマレード煮込み
キッチンでも作れるキャンプ飯をもう一品ご紹介します。
前日から準備をして当日は焼くだけで作れるので、もちろん実際のキャンプにもおすすめです。
■材料(4人分)
・豚スペアリブ 8本(約500g)
【A】
・マーマレード 大さじ2
・醤油 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ1
・タマネギ(すりおろし) 小1コ
・ニンニク・ショウガチューブ 各3cm
・白ワイン・水 各50ml
・葉野菜やレモン お好みで
■作り方
1.スペアリブは全体にフォークで穴を開け、【A】と共にジッパー付きの袋に入れて冷蔵庫で一晩置きます。
2.フライパンを熱し、1.を焼きます。
3.両面に焼き色がついたら白ワインと水、袋に残った【A】を加えて落し蓋をします。
4.中火で片面5分、返して5分焼きます。
5.焼き上がったら落し蓋を取り、照りがでるまで煮汁を煮詰めます。
6.皿に盛り、お好みで葉野菜やレモンを添えます。
ダッチオーブンを活用してより簡単に!
ガスコンロのグリルで専用のダッチオーブンが使えるコンロをお持ちの方はぜひダッチオーブンでも作ってみて下さい。白ワインと水を半量に減らし、加熱15分・余熱15分で作れます!
食材の旨みをギュッと閉じ込めたダッチオーブン料理を、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?
おわりに
今夜は部屋の電気を消して、ランタンの灯りで、皆でキャンプ飯を囲んでみては?
自宅で過ごす日々が続いていますが、私たち東京ガス料理教室のスタッフはどんな時でも『食を通じて皆さまの幸せな生活』を応援します。
一緒に楽しくおうちで過ごしましょう! 次回もお楽しみに。