「庭・花壇・ベランダ」を子どもが喜ぶ空間にする教育的効果
ご自宅のお庭やベランダ、どのように使っていますか?
今回は「子どもが喜ぶ」庭をテーマにした空間作りのアイデアをご紹介します。
子どもの教育という観点から、庭や花壇やベランダを工夫すると良い点があります。それは、子どもが「メイキング」を最初から完成まで全部見ていられることです。
大人が色々と創意工夫をして、楽しい空間が出来上がっていく過程を見ることで、子どもも1から何か作り上げることの面白さを感じることができます。もちろん、出来上がった空間で一緒に楽しむことで、親子の交流やコミュニケーションもたくさん生まれます。
マンションなどのベランダでも応用できる、簡単で楽しいアイデア5つをご紹介します。
【子どもが喜ぶ庭・花壇・ベランダ アイデア1】人工芝を敷く
お庭にもベランダにもおすすめなのが「人工芝」です。
最近はいかにもプラスチックというものだけでなく、裸足で歩いても気持ちのいいリアルな感触で、値段も手ごろなものがたくさんあります。
ロール状のものと、タイル状のものの二種類があり、スペースの広さや形に合わせて設置できます。除草シートを敷いて、その上に人工芝を引けば、雑草に悩まされることもほとんどありません。人工芝を敷いただけで、「ちょっと広めの花壇」程度の広さのうちの庭が、ごろごろ転がって遊べるスペースになりました。
水はけがよいので、ベランダにもおすすめです。
【子どもが喜ぶ庭・花壇・ベランダ アイデア2】日よけをつける
実際に庭やベランダで遊ぼうとすると、日差しが気になりますよね。
そんなときは、日よけシェードを付けるのがおすすめです。
パラソルだと、下のスペースを使えなくなると思い、シェードを選びました。
壁や床に杭を打たなくても、野外用の丈夫な吸盤でくっつけたり、柵にロープやカラビナフックで引っ掛けることもできます。風や雨が強い日は取り外して置いておけば大丈夫。
日よけを付けたことで、夏のビニールプールも快適になります。
【子どもが喜ぶ庭・花壇・ベランダ アイデア3】食べられる植物を植える
小さいころ、ツツジの花の蜜を吸って遊んだことはありませんか?
お散歩中に花の蜜を吸うのは楽しいですよね。でも街路樹の花を吸わせるのは気が引ける・・・という場合には、自宅にツツジを植えたりするのはいかがでしょう?
ツツジは手入れが大変そう・・・という方には「チェリーセージ」。鉢植えやプランターでも育つ樹木です。
小さな花ですが、花を摘み取ってちゅっと吸うと甘い蜜が出てきます。小さな花がたくさん咲き、子どもが容赦なく摘んでも、翌朝にはまた咲いています。
花期が5月~11月と長く、日当たりがよければ、ほぼ放置していても問題なく育つので、ガーデニング初心者にもおすすめだそうです。
もう一つおススメなのが「ブルーベリー」です。
こちらも、鉢植えやプランターなどの狭い場所でも育てられます。種から植えると何年もかかるので、まだ熟してない実がついた状態の苗木を買ってくることもできます。
他にも、ラズベリーやイチゴなどのベリー系は、比較的簡単に育てられるそうです。スペースや時間に余裕があれば、家庭菜園で野菜を育てることもおすすめです。
【子どもが喜ぶ庭・花壇・ベランダ アイデア4】誕生記念樹を植える
「誕生記念樹」とは、子どもの誕生した年に苗木を植えることです。何かの記念に樹を植えるのは、「シンボルツリー」「メモリアルツリー」とも呼ばれています。
子どもの成長とともにぐんぐん育つ苗木を見るのは楽しく、「◯◯ちゃんが生まれたときに植えたんだよ」と話すと子どもも嬉しそうです。木に親しみを持つきっかけになりますね。
お住まいの地域によっては、誕生記念樹の無料配布などがあるところも。
手間をかけないようにするなら「月桂樹」、花を楽しみたいなら、「寒椿」や「サルスベリ」なども比較的簡単に育てられるそうです。
植木鉢でも植えられる木としては、花を咲かせるなら「ハナカイドウ」、室内でも置けるものなら「パキラ」などもおすすめです。
【子どもが喜ぶ庭・花壇・ベランダ アイデア5】おうちピクニックをする
庭やベランダを楽しい空間にしたら、おすすめしたいのが「おうちピクニック」。
庭やベランダにビニールシートを敷くだけで、楽しいピクニックごっこができます。
ガーデンチェアや机がなくても大丈夫。お弁当を食べたり、おやつを食べたり、いつもと違う場所で何か食べるだけで、子どもは喜びます。
そこまでスペースがないときや雨の日などは、「家の中」で床にビニールシートを敷いて食べるだけでも楽しいですよ。特に1歳~3歳の頃は、子どもとの食事がストレス・・・という方も多いと思います。そんなときにも、お互い気分を変えられるのでおすすめです。
おわりに
庭・花壇・ベランダを、子どもが喜ぶ楽しい空間にするアイデアをお伝えしました。
今回ご紹介したのは、面倒くさがりな我が家でも実現できたアイデアばかりですが、皆さんも、ぜひ色んな工夫をして楽しんでみて下さいね。