【4話】 手浴・足浴で血行促進
お風呂に入りたくても入れないとき。入ったのに時間が経って冷えてしまったとき。日中に冷えた体をなんとかしたいとき。手浴、足浴はそんなときの強い味方です。
お湯につけるのは手だけ、足だけですが、温まるのは部分・・・でなく全身なのです。
4話では、手軽にできて効果はバツグン。手や足だけお湯につける「部分浴」についてお話します。
「部分浴のすすめ」
手足には冷えやストレスに関するツボがたくさんあります。また、血管がたくさん通っている場所なので、手浴・足浴をするだけでも体全体が温まります。
【肩こりを緩和する手浴】
上のグラフをご覧ください。指先から肘まで42℃のお湯に20分間つけて実験したものです。
手浴後には、肩の各部位の筋肉が柔らかくなりました。
手浴の方法
大きめの洗面器40~42℃の熱めのお湯をはり、両手を20分ほどお湯につけます。
できれば肘のあたりまでつけてあげると効果的。
肩こりがつらいけどお風呂に入れない・・・という時はぜひ手浴を! 手軽にできるので、日中のひと休みにもおすすめです。
【全身を温める足浴】
寝る前に足が冷えてしまったときはぜひ足浴を。冷え性の人には特におすすめです。
足浴の方法
専用のフットバス、もしくは深めのバケツに40~42℃の熱めのお湯をはり、両足を20分ほどお湯につけます。
できればふくらはぎのあたりまでつけてあげると効果的。最低でも足首のあたりまではつけましょう。
足浴後、すぐお布団に入らない場合は、最後に足先に水をかけましょう。そのままにしておくと、体が熱を下げようとして返って冷えてしまうことも。
おわりに
手足には冷えやストレスに関するツボがたくさんあります。また、血管がたくさん通っている場所なので、手浴・足浴をするだけでも体全体が温まるんですね。