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カーテンの選び方をインテリアコーディネーターが紹介! 雰囲気に合わせた空間術とは

家で過ごす時間を充実させるために必要な空間コーディネート。その要となるのがカーテンです。今回は、それぞれの空間に合ったカーテンを選ぶコツとヒントを、リビングデザインセンターOZONEの川端さんに伺いました。

最終更新日:2024.3.14

目 次

【カーテンの選び方】サイズや床の色などトータルコーディネートを伝授

リビングダイニングのカーテン

写真提供:OZONE家designインテリア事例

カーテンは部屋に占める面積が広く、インテリアを構成する上で大きな役割を担います。

「カーテンだけのデザインや色・柄で選ぶのではなく、部屋の使い方やイメージするシーン、どんな空間にしたいのかなど、トータルバランスでコーディネートすることが大切です」と話してくれたのは、リビングデザインセンターOZONEにある「家design」でインテリアコーディネートを提案する川端さん。

今回はカーテンの選び方とカーテンの基礎知識について、川端さんに教えていただきました。

まずは、それぞれの空間に合ったカーテンの選び方を、事例を参考にしながら見ていきましょう。

リビング・ダイニングのカーテンの選び方

北欧風のリビングダイニング

写真提供:OZONE家designインテリア事例

まずは、生活のメインスペースであるリビング・ダイニングから。家族が集い、多くの時間を過ごすリビング・ダイニング。居心地が良く、温かでくつろげる空間にするには、どういったカーテンを選べばよいのでしょうか?

リビング・ダイニングのカーテン『トーンと配色』

リビング

写真提供:OZONE家designインテリア事例

「カーテンは天井・壁・床に次いで空間に占める面積が広いので、空間のイメージを大きく左右します。色や大きさのバランスはもちろん、ソファやダイニングテーブルといった家具との調和、デザインの統一性など、コーディネート全体のバランスを考えましょう」と川端さん。

色の選び方では、空間の過ごし方を考えると効果的なのだそう。例えば、優しく穏やかなトーンの色は、リビングやダイニングにおすすめとのことです。

リビング・ダイニングのカーテン『あると便利な機能』

カーテンは夜間に使用するので、夜間のリビング・ダイニングの過ごし方をメインに考えるとよいでしょう。

匂いや煙の出やすいグリル料理など、リビング・ダイニングは生活の匂いが発生する場所でもあります。ファブリックには匂いが付きやすい特徴があるので、消臭機能があると少し和らぎます。

リビングでスクリーン上映を楽しみたい時は、外部からの光を遮断する「遮光」のカーテンが効果的です。暗幕とまではいかなくても遮光率の高いカーテンで外部の光をシャットアウトすれば、本格的なホームシアターが実現しますよ。

リビングでピアノを弾くなど楽器の練習をする場合は、吸音効果の高いカーテンを選ぶのもよいでしょう。

また、庭やベランダに面するように設置されたリビング・ダイニングは大きな掃き出し窓になっていることが多くあります。台風などでガラスが割れて室内に飛散する可能性がある場合は、窓には飛散防止フィルムを貼った上で、厚手のカーテンを選べば、もしもの時にカーテンを閉めるだけで相乗効果が得られるので安心です。

なお、床に少し引きずる丈で縫製するスタイルカーテンは窓辺の冷気シャットアウトに効果的ですが、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、走り回っている間にカーテンの裾に足を取られて転倒してしまう可能性も。ご家族やライフスタイルに合わせた柔軟な選び方が必要ですね。

【あると便利な機能】
遮熱・断熱・防炎・消臭・保温・除湿・防音・UVカット・形状記憶加工・抗ウイルス加工・制菌加工・花粉キャッチ加工・PM2.5対策加工など

子ども部屋のカーテンの選び方

子ども部屋

写真提供:OZONE家designインテリア事例

お子さんの年齢や性別、人数によって使い方が変化していくのが子ども部屋です。おもちゃや絵本、タンスやベッドなど、子どもまわりのアイテムはカラフルなものが多くコーディネートに迷ってしまいますが、カーテンはどんな選び方をすればよいのでしょうか。

子ども部屋のカーテン『トーンと配色』

子ども部屋

写真提供:OZONE家designインテリア事例

「色知覚の発達段階にあるお子さんの部屋はカラフルにすることで、色彩感覚を自然と身に付けることができます。また、お子さんは成長とともに好みも変わるので、それに合わせてカーテンを替えてあげれば、お部屋全体とまではいかなくても、気軽に気分を変えることができますね」と川端さん。

お部屋の天井や壁紙が白などの無彩色の場合は、カーテンをお子さん好みの色にしてアクセントをつけるとお気に入りの空間にすることもできます。お子さんの個性に合わせて楽しさを演出できるのが子ども部屋のカーテン選びの醍醐味ですね。

子ども部屋のカーテン『あると便利な機能』

小さなお子さんは体温が高く、新陳代謝が活発で汗もかきやすい特徴があります。手で直接触ることの多いカーテンは汚れやすいため、防汚機能やウォッシャブルタイプのカーテンを選びましょう。

また、お子さん自身でカーテンを開け閉めするには、生地の触り心地も重要な要素。できれば生地サンプルを借りて、子どもに選ばせてあげられるとよいですね。起床時間や就寝時間など規則正しい生活を送るためには、毎朝起きたら太陽光を浴びることで体内時計のリズムが整います。朝日を遮り過ぎないように遮光度の高くないカーテンがおすすめです。

【あると便利な機能】
遮熱・断熱・防炎・消臭・保温・除湿・防汚・防音・UVカット・抗ウイルス加工・防カビ加工・制菌加工・花粉キャッチ加工・PM2.5対策加工など

書斎などのワークスペースのカーテンの選び方

ワークスペース

写真提供:OZONE家designインテリア事例

書斎やワークスペースは、コンパクトに作られていることの多い空間です。デスクから離れなくても、資料やプリンターが手を伸ばせば届く範囲に配置したり、趣味のコレクションを眺めたりと穴蔵のような居心地を満喫する方も多いかもしれません。

川端さんによると、書斎やワークスペースのカーテン選びでは、外からの光が差し込む加減を簡単に調節できるかがポイントとのこと。パソコンの画面に光が反射すると目が疲れやすくなるので、カーテンで上手に調節しましょう。

書斎・ワークスペースのカーテン『トーンと配色』

書斎や寝室の一角など、比較的狭い空間のためのカーテン選びでは、青などの寒色系にすることで精神を落ち着かせ、集中力や効率を高める効果があるのだそう。

黒やグレーなどの無彩色を用いると、目が疲れにくくパーソナルスペース感覚も保てます。ただし、寒々しく冷たい印象も与えるので、寒い季節はクッションなどの小物を工夫して温かみの演出も試みるといいですね。

書斎・ワークスペースのカーテン『あると便利な機能』

書斎やワークスペースのカーテンに求められる役割は、防音など仕事や作業に集中できる環境づくりです。また、パソコンなどを見続ける作業をするなら、画面に光が反射しないように昼間でもカーテンを閉めて光を調節する必要も。窓と画面の位置関係や、作業する時間帯の光の加減を考えて選びましょう。窓辺近くにデスクがある場合は、窓際の冷気をカーテンが遮ってくれる機能が有用です。

書斎・ワークスペースのカーテンは、デザインだけでなく機能性まで考えて選ぶのがおすすめです。

【あると便利な機能】
遮熱・断熱・防炎・保温・防音・抗ウイルス加工・制菌加工など

寝室・ベッドルームなどのカーテンの選び方

ベッドルーム

写真提供:OZONE家designインテリア事例

ベッドリネンや枕、クッションなど、布製品が多いのが寝室です。カーテンを選ぶ時は、こうしたファブリックとのトータルバランスで考えてみましょう。

川端さん「上質な寝具やリネンが眠りの質を左右することは知られていますが、シンプルな空間ほどカーテンの質がベッドルームの心地良さや印象を左右します。柔らかい色味と布のドレープカーテンは、部屋の印象をゆったりと優しげにしてくれるので、心地良く眠りにつくことができるかもしれませんね」

寝室・ベッドルームのカーテン『トーンと配色』

「寝室など、過ごす人が限定的でプライバシーを重視したい空間では、好みを反映する配色にしたくなりますが、『眠る』ための空間なので、基本は目に優しい白やベージュトーンで穏やかで心地良い、刺激の少ないものが理想的です」と川端さん。好きな色を配置するなら壁面にアートを飾るなどでアクセントにするのが効果的とのこと。

寝室・ベッドルームのカーテン『あると便利な機能』

寝室は心地良く眠るための空間です。光、音、室温や湿度といった、寝ている間の快適性を考えて、カーテンの機能で補うようにするとよいでしょう。

朝日が入る方角に寝室の窓がある場合は、完全遮光のカーテンよりも朝の自然光が部屋を照らす程度の遮光率のカーテンがおすすめです。自然な光による覚醒は体内時計を整え、快適な目覚めをもたらしてくれます。

寝室では、寝ている間にかいた汗を寝具がたっぷり吸い込み、日中の室内に放出しています。日の当たらない北側に位置する寝室やベッドルームでは、窓ガラスに結露しやすくカビ発生の原因にも。除湿や防カビ加工が施されているものを選ぶと、お手入れも簡単でカーテンの持ちも長くなります。

【あると便利な機能】
遮熱・断熱・防炎・保温・除湿・防音・UVカット・形状記憶加工・抗ウイルス加工・防カビ加工・制菌加工・花粉キャッチ加工・PM2.5対策加工など

おさえておきたいカーテンの選び方の基礎知識

リビングダイニング

写真提供:OZONE家designインテリア事例

外部から差し込む光の調整や、プライバシーの保護。遮熱・防音などカーテンにはさまざまな役割がありますが、「カーテンを目隠し目的だけで慌てて選ぶと、インテリア全体の完成度が下がります」と川端さん。

天井、壁、床の次にインテリアに占める面積が広いのがカーテン。インテリアを構成する大切なアイテムなので、生地・素材・柄といったカーテンそのものと、掛け方・つるし方も空間の印象を大きく左右します。選び方・使い方によって実際よりも部屋を大きく広く見せたり、天井を高く開放的に見せることも可能です。

具体的に知っておきたいカーテンの基礎知識について、川端さんに教えていただきました。

【カーテンの基礎知識】カーテンサイズの測り方

カーテンの採寸方法

画像提供:OZONE家design

カーテンを選ぶ際、持ち家では建築図面、賃貸では平面図があると便利です。天井高、天井から下がった窓までの長さ、窓から床や壁までの長さなど、正確なサイズが載っている図面があればスムーズにアドバイスが受けられます。

自分で測る場合は、上記の「カーテン採寸方法」を参考に、できるだけきっちりと測ることが失敗しない選び方のコツです。オーダーカーテンを検討するなら、出張採寸してくれるところもあります。

【カーテンの基礎知識】スタイル

カーテンのスタイル

画像提供:OZONE家design

サイズが測れたら、次はカーテンのスタイルを決めましょう。カーテンを新調するとき、「有名メーカーのカーテンにしたい」「SNSで見たあの素敵なお部屋みたいにしたい」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、住宅の窓には、掃き出し窓・腰窓・出窓などの形状があり、どのようなインテリア空間にしたいかをイメージしながら、その窓の形状にあったカーテンを選ぶ必要があります。

さらにカーテンにはデザイン性に富んだスタイルもいろいろ。ドレープ(ヒダ)にも種類があり、ドレープの作り方によってもカーテンの表情が変わります。

【カーテンの主なスタイル】
3つ山ヒダ ・・・ 生地をたくさん使って優雅なドレープを演出。
2つ山ヒダ ・・・ 一番一般的なプリーツカーテン。
フラット ・・・ ヒダを作らず平らな仕上がりでカジュアルさを演出。
ギャザー ・・・ 薄く柔らかな生地に適したスタイルでエレガントさを演出。
タブ・・・「タブ」と呼ばれる部分をポールに通し、ハンドメイド感を演出。
ハトメ・・・「ハトメ穴」と呼ばれる部分にポールを通し、シンプルさを演出。

【カーテンの基礎知識】フック・カーテンレール

カーテンのフック

画像提供:OZONE家design

カーテンレールに取り付けて使うフックにも、AフックとBフックと種類があります。Aフックは一般的によく使用されるタイプのもので、カーテンレールを見せるタイプのもの。カーテンレールを隠すように取り付けるのがBフックです。カーテンボックスや出窓の場合には、Aフックしか取り付けられない場合もあるので、取り付け先の形状をしっかり確認するようにしましょう。

装飾性レールとカーテン

装飾性レール
写真提供:OZONE家designインテリア事例

また、カーテンレールは「機能性レール」「装飾性レール」に分けられます。一般的なカーテンレールが「機能性レール」で、デザイン性を重視したのが「装飾性レール」になります。お部屋の雰囲気や好みにあったカーテンレールを選べるとよいですね。

【カーテンの基礎知識】壁・天井・フローリングの色とコーディネート

カーテンを開けたときと閉めたときの比較

カーテンを開けた時と閉めた時では、お部屋の印象が変わります。
写真提供:OZONE家designインテリア事例

色の選び方によって空間を広く見せるテクニックもあります。例えば、白や淡い寒色系は空間そのものを広々と見せるため、マンションの壁や天井には連続して使用されていることが多くあります。カーテン選びでも、壁や天井と同系色にすることで、広く見える効果が期待できます。

川端さんによると「同じ色でも、対比させるのかなじませるのかなど、組み合わせ方によってぐんと印象が変わってくる」とのこと。似た色同士を組み合わせる方法は失敗が少なく、初めてのカーテン選びでもおすすめな方法なのだそう。

他にも、窓から差し込む光の量や照明の色によってもカーテンの色は全く違って見えるので、注意が必要です。例えば朝日の差し込む窓なのか西日の長く当たる窓なのかによって、カーテンの色との相乗効果で部屋の印象も大きく影響を受けます。

【カーテンの基礎知識】壁・天井・フローリングの色とコーディネート

クッションとカーテンのコーディネート

写真提供:OZONE家designインテリア事例

カーテンを選ぶ際には、お部屋にあるラグやクッションとどうコーディネートするかも重要なポイントです。

川端さんによると、ラグとカーテンの組み合わせは、どちらにアクセントを置くかが重要で、ラグにアクセントを置く場合、カーテンはシンプルで控えめに。カーテンにアクセントを置く場合は、ラグなどは引き立て役として色味を抑えるとよいとのこと。

クッションと似たようなファブリックのカーテンを選べば、お部屋全体に統一感が生まれます。また、お気に入りの小物や、大切な雑貨のテイストに合わせたカーテンにすることで、インテリアにもまとまりが出てきます。

「カーテンを選ぶ際には、カタログの写真だけでは微妙に見え方が違ってしまう場合もあるので、ぜひ生地サンプルを取り寄せてみてください」と川端さん。お部屋の家具や床、壁の色との相性はどうか、色や質感はどうか、実際に確認してから決めれば、取り付け後にイメージが違った・・・ということも防げますね。

【カーテンの基礎知識】タッセル

カーテンとタッセル

写真提供:OZONE家designインテリア事例

また、カーテンを束ねる「タッセル」もこだわりたいポイントです。

川端さん「無地のシンプルなカーテンには、アクセントとなる装飾性の高いデザインのタッセルでコーディネートを。デザイン性の高いカーテンには、シンプルなデザインのタッセルを合わせるのがおすすめです」

カーテンに合わせて、タッセルもコーディネートできると素敵ですね。

【カーテンの基礎知識】生地の機能性について

グリーンのカーテン

写真提供:OZONE家designインテリア事例

窓まわりの環境を考えるとき、カーテンにはどんな機能が求められるのでしょうか。窓まわりの悩みには、夏は直射日光、冬は冷気の侵入や、結露・カビなどが挙げられます。

従来は、機能性で選ぶとデザイン性が劣り、デザイン性で選ぶと機能性を諦めなくてはならないということがありましたが、最近は、デザイン性も満足できる多機能性カーテンも登場しているのだそう。光触媒や化学吸着による消臭機能がついたカーテンなど、インテリアにできる衛生対策としても注目を浴びています。

以下に、カーテン生地の主な機能をご紹介します。前述の部屋別のカーテンの選び方でご紹介した「あると便利な機能」とあわせて確認してみましょう。

遮光・・・日中はライフスタイルに合わせた明るさに。夜は室内の光を外に漏らさず、窓辺にシルエットを映さない機能です。「遮光1級」「遮光2級」「遮光3級」と、調節する光の量に応じたレベルがあります。

遮熱・・・気温が低い時期は、暖房で温められた空気が窓ガラスに触れないようにすることで、室内の暖房・保温効果を向上させます。気温が高い時期は、室外の熱気を遮り、室温の上昇と冷房費を抑えます。

断熱・・・夏は室外からの断熱、冬は室内からの断熱の役割を果たします。

防炎・・・燃えにくく、燃え広がりにくい性質を持ちます。消防法により、高さ31m(11階相当)以上の高層マンションに居住する場合は、住んでいる階数にかかわらず「防炎機能カーテン」の使用が義務付けられています。

保温・・・冷暖房の効果をキープし、省エネ効果が期待できます。

除湿・・・湿気を吸湿して、室内の湿度を調整します。

消音・防音・・・素材やその厚みで外部の音を防ぎ、室内の楽器演奏や話し声などが外に漏れるのを低減させます。

ミラー・・・光の反射を利用して外から室内を見えにくく、室内からは外の様子が分かる機能です。

光拡散・・・ミラーレースカーテンに多く見られる機能で、外部から差し込む光をさまざまな角度に拡散させ、部屋の中で日が当たっていない場所まで明るさをほぼ一定にします。

採光・・・一般的なレースカーテンよりも光を通します。

UVカット・・・紫外線による日焼けから家具や床材・建具、目や肌・髪を守り、変色も防ぎます。

通風・・・一般的なレースカーテンより風を通すため、カーテンを閉めていても通風を確保します。

形状記憶加工・・・美しいドレープを形状記憶して、繰り返し洗濯しても長期間キープします。

抗菌・抗ウイルス加工・・・空気中に浮遊する雑菌やウイルスを吸着して、繁殖するのを抑えます。

制菌加工・・・空気中に浮遊する雑菌を吸着して、繁殖するのを抑えます。

防カビ・抗カビ加工・・・窓にカビが発生するのを防ぐ薬剤で加工しています。結露が発生しやすい低温の季節や、水まわり・北側にある窓に効果的です。

花粉キャッチ加工・・・窓の開閉時に室外から入ってくる、花粉やホコリをキャッチする繊維を使用。薬剤を使っていないので、繰り返し洗濯しても機能は落ちません。

PM2.5対策加工・・・窓から侵入し空気中に浮遊するPM2.5を吸着して抑えます。

防汚加工・・・汚れにくく、洗濯の手間が省けます。

【カーテンの基礎知識】お手入れ方法やメンテナンス

洗濯表示

PIXTA

カーテンのスタイルによって、外し方やお手入れ方法が異なるので、購入時にあらかじめメンテナンス方法まで確認しておくと安心です。家庭で水洗いできるもの(ウオッシャブル)やドライクリーニングが必要なものなど、洗濯の仕方、使用可能な洗剤も洗濯表示でよく確認しておきましょう。

「手洗い可(例:上の画像の右から2番目の図)」や「洗濯機可(例:上の画像の左側3つの図)」の表示があれば、自宅で洗濯することができます。「家庭での洗濯禁止(例:上の画像の一番右の図)」がついているものや洗濯表示がないカーテンは、クリーニング店に相談しましょう。

お手入れを習慣づけることで、お気に入りのカーテンを長持ちさせたいですね。

カーテンの乾燥には浴室暖房乾燥機もおすすめ!

浴室暖房乾燥機

TOKYO GAS

ご自宅で洗濯可能なカーテンでも、洗った後はどこに干していいのか迷いませんか? そんな時には「浴室暖房乾燥機」の利用もおすすめです。お家の間取りはそれぞれですが、洗濯機は浴室に近い場所にあることが多いのではないでしょうか? 洗濯して重くなったカーテンの持ち運びは意外と大変ですが、洗濯機からすぐの浴室ならその負担を軽減できますね。

「オーダーカーテン」で空間のブラッシュアップ! OZONE家designへ

OZONE家design

リビングデザインセンターOZONEでは、住まいづくりのサポートメニュー「OZONE家design」をご提供しています。カーテン選びをはじめ、お部屋全体のインテリアをトータルコーディネートするコースをご用意しています。

「リビングデザインセンターOZONE」とは

リビングデザインセンターOZONE

「リビングデザインセンターOZONE」は、新宿パークタワーの3~7Fに展開する「住まいとインテリアの情報センター」。

家具や生活用品、住宅設備、建材まで、個性豊かなショールームとショップ、住宅デザインの書籍や製品カタログを集めたライブラリーなどの情報フロアで構成されています。

毎日を快適に、暮らしが楽しくなるような住まいの実現に向けて、セミナーやワークショップなどの他、コンサルティングを重視した専門家による家づくり支援やインテリアデザインのプログラムを実施しています。ぜひ、お越しください!

リビングデザインセンターOZONE
◆住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内
◆電話番号:03-5322-6500(代)
◆営業時間:OZONE 10:30~18:30
◆休館日:水曜日(祝日除く)・夏期・年末年始
※ザ・コンランショップ 新宿本店、OZONEパークサイドオフィスは休館日が異なります。

おわりに

選び方一つで、部屋の印象を大きく変えてしまうカーテン。今回はカーテンの基礎知識や選び方のコツ、ポイントなどをお伝えしました。カーテン選びをお部屋の模様替えのメインに据えて、理想の空間を叶えましょう。

  • この記事取材協力

    リビングデザインセンターOZONE

    リビングデザインセンターOZONE

    新宿パークタワーの3~7Fに展開する「住まいとインテリアの情報センター」。家具や生活用品、住宅設備、建材まで、個性豊かなショールームとショップ、住宅デザインの書籍や製品カタログを集めたライブラリーなどの情報フロアで構成されている。毎日を快適に、暮らしが楽しくなるような住まいの実現に向けて、セミナーやワークショップなどの他、コンサルティングを重視した専門家による家づくり支援やインテリアデザインのプログラムを実施中。

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公開日:2022.2.10

最終更新日:2024.3.14

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