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トイレタンク内も掃除が必要!? 黄ばみ、尿石や黒ずみを落とすトイレ掃除のコツ

毎日掃除しているのに、なんとなくにおうトイレ。原因は黄ばみや尿石、黒ずみかもしれません。一旦こびり付いた汚れを自分で落とすのはなかなか難しいもの。またタンク式のトイレの場合、タンク内を掃除しないと便器の黒ずみ汚れの原因になります。トイレにこびり付いた汚れを落とす掃除のコツやキレイに保つ方法をご紹介します。

最終更新日:2024.11.13

目 次

トイレの黄ばみや黒ずみ、尿石・・・掃除のコツとは?

トイレ掃除

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トイレのニオイの原因は尿などの排泄物やカビ、雑菌など多岐に渡ります。自己流でトイレ掃除をしていても、なんとなくにおう、スッキリしないという人も多いのではないでしょうか。

自分では落としにくい、以下の3つの汚れの掃除方法を詳しくご紹介します。

  • 便座の黄ばみ汚れ
  • 便器の黒ずみ汚れ
  • タンクの汚れ

トイレ掃除のコツを掴んで、新品のような美しさを取り戻しましょう!

【トイレの掃除のコツ1】便座の黄ばみ汚れや尿石などの汚れ

便座を掃除する

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トイレの黄ばみや尿石の原因とは?

トイレの黄ばみ汚れの原因は尿です。便器やトイレ内の様々なところに飛び散り、こびり付く事で黄ばみ汚れとなります。放置しておくと細菌が繁殖して、ニオイの元にもなります。

また、尿に含まれているカルシウムなどの成分が結晶化すると尿石という物質になります。尿石は固いため、さらに落としにくくなります。

トイレの黄ばみや尿石が付きやすい場所

黄ばみや尿石の汚れが付きやすい場所はどこでしょうか? 座って使用する率が高いトイレの場合は、便座の裏や便器のフチの裏側。立って使用する事が多いと壁や床にも飛び散っています。

便座の黄ばみ・尿石汚れに必要な掃除グッズとは?

黄ばみ汚れの原因である尿石はアルカリ性。酸性のクエン酸なら効率よく汚れを落とせますよ。以下の掃除グッズが必要になります。

  • ゴム手袋
  • スプレーボトル
  • ラップ
  • トイレットペーパー
  • ブラシ
  • クエン酸
  • 重曹

便座の黄ばみ汚れの掃除方法

便座を上げて掃除する

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  1. ゴム手袋を着用する
  2. スプレーボトルに水とクエン酸を入れ、クエン酸水を作成する。基本は、水100mlに対してクエン酸小さじ1/2の割合です。※汚れが落ちにくい場合はクエン酸の濃度を濃い目に調整します。
  3. トイレットペーパーで黄ばんでいる部分を覆う
  4. トイレットペーパーの上からクエン酸水をたっぷり吹きかける
  5. 4にラップを被せて2時間程度つけ置く
  6. トイレットペーパーとラップを取り外し、重曹を付けたブラシで黄ばみ汚れがこびり付いている部分をこする

便器のフチ裏の黄ばみ汚れは、手作りの〇〇で掃除!

便器のフチ裏は一般的なブラシだと掃除がしにくいですよね。フチ裏専用のブラシも市販されていますが、手作りすることもできますよ。

便器のフチ裏専用! お掃除ブラシの作り方:

  1. 割り箸に使い古したストッキングを巻きつける
  2. 輪ゴムで止める


便器のフチ裏の掃除も、便座同様の手順で掃除していきます。そしてこびり付いた黄ばみ汚れは手作りの掃除ブラシで擦り落とします。汚れを拭き取って、水を流して完了です。

【トイレの掃除のコツ2】便器の黒ずみ汚れ

便器のふち裏の黒ずみ汚れ

uchicoto

便器に黒ずみ汚れがつく原因とは?

便器に黒ずみ汚れがつく原因は、いくつか考えられます。

  1. 水垢汚れにホコリや雑菌が付着して溜まった
  2. 便器に付着した排泄物に黒カビが発生した
  3. タンクの中に発生したカビが水に流されて便器内に付着した
  4. トイレの水に鉄分が多く含まれている場合、鉄分が水垢と反応して酸化した

便器の黒ずみ汚れに必要な掃除グッズとは?

  • トイレ用ブラシ
  • 中性洗剤
  • 重曹または黒ずみ汚れ専用の塩素系洗剤


※便器の材質によって使用できない洗剤があります。取扱説明書を読み、使用できる洗剤の種類を確認してください。

便器の黒ずみ汚れの掃除方法(1)汚れが軽い場合

トイレ用の中性洗剤をつけたブラシで軽くこする

便器の黒ずみ汚れの掃除方法(2)汚れが酷い場合

便器に重曹を入れる

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上の方法で落ちない黒ずみ汚れの掃除には、重曹がオススメです。

  1. 重曹を1カップまたは塩素系洗剤を便器に入れる
  2. そのまま一晩置く
  3. 翌朝、ブラシで軽くこすってこびり付いた汚れを落とす
  4. 水で流す


この方法でも落ちない頑固な黒ずみには、重曹にクエン酸を加えて使うと効果的です。

便器の黒ずみ汚れの掃除の注意点とは?

クエン酸などの酸性洗剤と塩素系洗剤は同時に使用しないでください。有毒ガスが発生する可能性があり危険です。もし両方使いたい場合には、どちらかで掃除した後に換気します。換気した状態で時間を置き、空気中に成分が残っていないタイミングでもう一方を使用してください。

【トイレの掃除のコツ3】タンクの汚れ

トイレのタンクをスポンジで拭く

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トイレのタンク、掃除していますか? タンクレスのトイレではない場合、カビを生やさないために定期的な掃除が必要です。

トイレのタンクが汚れる原因とは?

トイレのタンク内は常に水が溜まっているため、雑菌が繁殖しやすい状態です。タンク内に一度カビが発生してしまうと、タンク内が汚れるだけではなく、カビや雑菌を含んだ水が便器に流れ、便器の黒ずみ汚れの原因にもなります。

トイレのタンク汚れに必要な掃除グッズとは?

  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • 先の細いブラシ(または使い古しの歯ブラシ)
  • クエン酸スプレー
  • ゴム手袋
  • 止水栓を調節するための工具

トイレのタンクのフタの掃除方法

  1. フタを取り外す
  2. フタの裏側の汚れをスポンジと中性洗剤でこすり落とす
  3. 濡れた雑巾などで洗剤を拭き取る
  4. 風通りのよい場所に放置して乾かす


フタも陶器製のため、絶対に落としたりぶつけたりしないように、両手でしっかりとフタを持ち上げて取り外しましょう。手洗い器のあるフタの場合、持ち上げてから給水ホースを外す必要があります。1人では難しいかもしれませんので、2人以上で行うとよいでしょう。

手洗い器には、水垢が溜まっている場合があります。水垢はアルカリ性の性質を持っているので、酸性のクエン酸を用いて効率よく分解しましょう。水100mlに対してクエン酸小さじ1/2の割合でクエン酸スプレーを作成します。水垢に吹きかけて30分程度待ったあと、乾いた布などで拭き取ります。

トイレのタンクの中の掃除方法

トイレのタンクの中

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  1. 工具で止水栓を閉め、レバーを回してタンク内の水をすべて排水する
  2. ゴム手袋を着用する
  3. 中性洗剤を含ませたスポンジで汚れをこすり落とす
  4. スポンジが入りづらい場所には、古い歯ブラシを使って汚れを落とす
  5. 一通りキレイになったら、止水栓を開けて水を元の水位まで溜める
  6. 元の水位まで戻ったのを確認してからフタを被せる
  7. 止水栓を掃除する前と同じ状態の開き具合にする。
  8. 調整が済んだら、レバーを回して水を流す
  9. 内部の洗剤などが流れていくので、再度、水を流す


止水栓は掃除する前と同じ状態の開き具合に戻すため、最初の状態を覚えておきましょう。きついと水が流れにくくなりますし、緩すぎると逆に水が溢れてしまう可能性があります。

トイレのタンクでNGの掃除方法とは?

1. 漂白剤を使う
カビを取るなら塩素系漂白剤! というイメージがある方も多いでしょう。お風呂場やキッチンのシンクのカビ対策に塩素系漂白剤は有効ですが、トイレのタンクには塩素系漂白剤は使えません。トイレのタンクの内部には、ゴム製のパッキンや鉄製の配管があります。強力な塩素系漂白剤を使うと、それらの部品を傷め、水漏れの原因となることがあります。タンク内の掃除には中性洗剤を使いましょう。

2. 熱湯を使う
トイレのタンクは陶器製がほとんど。熱湯を陶器にかけると、ひび割れを起こしてしまう可能性があります。

トイレ掃除が終わったら! キレイな状態を保つコツとは?

キレイなトイレ

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トイレの掃除を頑張ったら、なるべくキレイな状態を維持したいですよね。ここからはトイレをキレイに保つコツをいくつかご紹介します。

【トイレの綺麗さを保つコツ 1】クエン酸水スプレーを使って黄ばみを定着させない

便座の黄ばみ汚れの掃除で使ったクエン酸水スプレーは常備しておくのがオススメです。抗菌作用や消臭作用があるクエン酸を定期的に便器に吹きかけることで、細菌の繁殖を予防します。

立った状態でトイレを使用すると、床や壁などにも尿が飛散しています。床に飛散した尿をトイレ用のスリッパで踏んでしまうと、スリッパも汚れます。クエン酸水スプレーを含ませた布などで定期的に拭き掃除をしましょう。

【トイレの綺麗さを保つコツ 2】トイレの水を定期的に流す

トイレのレバー

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トイレを使わなければ汚れない、使う頻度が少なければ汚れにくいと考えている人もいるかもしれません。しかし、トイレの水を流す回数も少ないと、逆に汚れが溜まりやすい状態に。ホコリや雑菌が溜まり、カビが繁殖しやすくなったり、水垢が付着してしまいます。

朝早く出かけて夜遅くに帰宅するときなど、トイレを長時間使わないときは、帰宅後すぐにトイレを使用するか、使用しなくても流すのがオススメです。

【トイレの綺麗さを保つコツ 3】タンクを掃除した後は重曹で仕上げる

重曹でつけ置くと、約1ヵ月間はカビの発生を防げます。

重曹で仕上げの方法

  • トイレのタンク掃除が終わったら、タンク内にカップ1杯分の粉末状の重曹を入れる
  • 6時間程度水を流さずにつけ置く
  • 通常通り使用する

【トイレの綺麗さを保つコツ 4】一度プロに掃除してもらう

忙しくてゆっくり掃除している時間がない。トイレ掃除が苦手・・・。ご自分の手では落とせない汚れは、ハウスクリーニング業者など掃除のプロに頼ってみるのも手です。

トイレの頑固な汚れはプロに依頼するのもおススメ!

トイレは日々掃除をしていても、気づかないうちに頑固な輪じみ、黒ずみなどが蓄積してしまった・・・なんてことも多いですね。
 
そんな時は、一度ハウスクリーニングの専門業者にお願いしてみるのもおススメです。

東京ガスのハウスクリーニング

※画像はイメージです。

東京ガスのハウスクリーニングは、自社研修を受けたプロが、市販の洗剤ではビクともしない蓄積してしまったトイレの輪じみ、黒ずみ、手洗い器の水垢、カルキ汚れもプロの技で徹底洗浄してくれます。
 
一度キレイになったトイレは、その後自分でも掃除もしやすくなります。
利用した方の中には、せっかくお金をかけて綺麗にしてもらったのだから、綺麗な状態を維持しようと感じる方も多いそう。

東京ガスのハウスクリーニング

ご自宅向けにはもちろん、ご両親へのプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。
Webで簡単にお申し込みできます。ぜひお試しください!

おわりに

トイレは排泄物による汚れだけではなく、カビも付着しやすい場所です。掃除のコツを掴んで、定期的に掃除をしましょう。

  • この記事監修者

    東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

    東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

    専用の道具や洗剤を使い、プロの技術でおうちをまるごとクリーニング。忙しいあなたにかわって、普段手の届かないところまで徹底的にキレイにします。

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公開日:2020.1.8

最終更新日:2024.11.13

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