使う前、使った後はどうする? 料理の刷毛の手入れ方法とは?
使う前の手入れとは?
一度水またはお湯で軽く湿らせてから使用します。水にぬらすと使いやすくなり、また汚れが落としやすくなります。
使い終わった後の手入れ方法とは?
台所用中性洗剤を使い、手でもみほぐして洗います。粉を使った後のものは一度水の中で軽く振り洗いしてから、台所用中性洗剤で洗います。
また、寒天など固まってしまったものは湯につけてふやかします。
乾かすときは必ず陰干しにし、完全に乾燥させてからしまいます。
シリコン? 獣毛? 料理の刷毛の種類と選び方
用途に合わせて、コシのしっかりした柔軟性に富んだものを選びます。毛先がそろっているもの、つけ根がしっかりしていて、毛の抜けないのがよいでしょう。できれば油もの、粉もの、水もの専用の3種類を用意し、使い分けたいものです。毛足の長さは1~4cmくらいですが、3~3.5cmが一般的です。毛幅は3~9.5cmまで1.5cm刻みにあります。
スポンジにシロップを打ったり、ドリュールやたれを塗ったりするときに使う刷毛は、平刷毛と丸刷毛の2種類。毛の材質は獣毛(馬、山羊)、植物繊維、合成繊維などがあります。毛の色は白と茶の2色、堅さと無関係ですので、用途と好みで使い分けます。
おわりに
あると便利な刷毛。材質と材料の相性により、上手に使い分けるといいですね。
出典 : 東京ガス「食」情報センター企画「料理道具100%活用百科」