餃子の冷凍保存、ポイントは?
餃子の保存方法をご紹介する前に、いくつか冷凍保存のポイントをご紹介します。
- 餃子は焼いた直後がパリッとして美味しいもの。焼いてから冷凍すると、どうしても味が落ちてしまいます。そのため、焼く前の生の状態での保存するのがおすすめです。
- 餃子を1個ずつバラバラの状態で冷凍保存しておくと、お弁当やちょっと食べたい時などにも少量ずつ使えて便利です。冷凍時にくっついてしまうと、バラバラにするのは大変。くっつかないように冷凍するのもポイントですよ。
- 中に生の肉や野菜が入っているので、長期間の冷凍保存は避けて早めに食べ切りましょう。
【餃子の冷凍保存のコツ】ラップとバットを使用
ラップとバットを使って、餃子が一つ一つくっつかないように冷凍保存する方法です。
ラップとバットの使い方
- バットにラップを敷き、間隔を開けて餃子を並べます。アルミ製のバットは熱伝導が良く、急速冷凍するのにおススメです。もしなければ、(違う素材の)バットにアルミホイルを敷き、その上にラップを敷いてみましょう。
- 冷凍庫に入れて冷凍します。急速冷凍機能があれば利用しましょう。
- 餃子が完全に冷凍されたら、バラバラにした状態の餃子を、ポリ袋や冷凍できる保存袋などに入れて保存します。
【餃子の冷凍保存のコツ】片栗粉を使う方法
片栗粉を具に入れたり、餃子にまぶして冷凍保存する方法もオススメです。具の仕上げに片栗粉を入れると野菜の水分を閉じ込めてくれるので、水分が皮にしみにくくなります。
また、餃子自体に片栗粉をまぶすと、冷凍時に餃子がバットに張り付くのを防ぎ、簡単に剥がしやすくなりますよ。
片栗粉の使い方
- 具が完成したら仕上げに片栗粉を加えて混ぜ、餃子の皮で包みます。
- 冷凍可能なバットに片栗粉をまぶします。
- くっつかず、重ならないように餃子を並べ、上からラップをかけ冷凍庫へ。
- 餃子が完全に冷凍されたら、バラバラにした状態の餃子を、ポリ袋や冷凍できる保存袋などに入れて保存します。
冷凍保存した餃子の美味しい焼き方とは?
冷凍した餃子は、自然解凍すると水っぽくなってしまいます。冷凍庫から出したら時間をおかずに、凍ったまま焼きましょう。
冷凍餃子と生餃子の焼き方で異なる点は、蒸し焼きにする時間。生餃子は中火5〜6分くらいですが、冷凍餃子は中火で10分ほど蒸し焼きにしましょう。その後、水分を飛ばしてからごま油を回し入れて焼くときれいな焼き目がつきますよ!
冷凍餃子の美味しい焼き方
- 冷たいままのフライパンに薄く油をひいて、食べたい数の冷凍餃子を並べます。
- 強火にかけてすぐに餃子の高さの1/4くらいまでお湯を入れます。
- 沸騰したら中火にしてふたをし、10分ほど蒸し焼きにします。
- ふたを外して水分を飛ばし、ごま油をフライパンの鍋肌から回し入れて、餃子の底面がキツネ色になるまでこんがり焼きます。
この時お湯が飛び散ったり、蒸気があがるので注意しましょう。
焼き餃子だけでなく、冷凍のままスープに投入し、水餃子としても楽しむのも良いですね。
おわりに
いかがでしたか? 餃子の冷凍保存で気をつけたいのは、餃子がくっついてしまうこと。上手に保存できれば、あと1品に困った時も食べたい分だけすぐ焼けて便利ですよ。ぜひ、餃子を作る際は、多めに作り冷凍することも試してみてくださいね。
出典:株式会社ニチレイフーズ 「ほほえみごはん(R)」〜「冷凍餃子」レシピ。冷凍してもくっつかず、パリッと焼けるテク〜
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