忘れがちなシルバーアクセサリーのお手入れ。でも放置すると・・・
いつも愛用しているシルバーアクセサリー、お手入れがついつい後回しになっていませんか?
アクセサリーは肌に触れることが多いことから、汗や皮脂汚れが付着しがち。付着した汚れを放置しておくと、輝きが鈍ったりくすみの原因になります。
シルバーは、硫黄に反応して黒ずんでしまう性質があるそう。温泉に指輪をつけたまま入り、真っ黒になってしまった経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
この硫黄、空気中にも含まれているため、置いておくだけでも黒ずんでしまいます。
そのため、日々の使用後のお手入れと、数ヶ月に1度はきちんとしたケアをすることをおすすめします。
シルバーアクセサリーの日々のお手入れと保管のコツ
日々の着用後に行いたいお手入れです。簡単なひと手間なのでぜひ行いましょう。
アクセサリー用のやわらかいクロスで、汗や汚れを拭き取ります。メガネ拭きなどで代用しても良いでしょう。その後、ホコリを避け、湿度の低い場所で保管します。
シルバーアクセサリーは傷つきやすいので、なるべく1種類ずつ別のケースに保管するのがおすすめです。
空気に触れると変色が始まるので、できれば密閉容器に入れたほうが良いようです。特に出番の少ないシルバーアクセサリーは、小さな密閉ポリ袋に保管しておくのも一つの方法でしょう。日々のひと手間で輝きを保ち続けられたら嬉しいですね。
アクセサリー用のクロスはどこで入手できる?
アクセサリー用のクロスは購入時に同封されている場合もありますが、ない場合は100円均一などの生活雑貨店、メガネ店でも売っています。何枚か用意しておくのも良いですね。
シルバーアクセサリーのお手入れ【スペシャルケア】
「汚れがたまってしまった」「変色が激しい」という場合はシルバー専用の磨きクロスやクリーナーを使用する方法もありますが、自宅にあるものでも洗浄が可能です。同時に複数のアクセサリーのお手入れをしたい場合にもおすすめですよ。
実際に試してみたので、その様子をご紹介します。
用意するもの
・アルミホイル・重曹
・耐熱容器
・熱湯
方法
耐熱の容器の底面にアルミホイルを敷き、シルバーアクセサリーと重曹を入れて熱湯を注ぎます。
ブクブクと泡立ちはじめるので、そのまましばらく放置します。
その後アクセサリーを取り出し、水でよく洗ってやわらかい布で拭けば完成です。
どうですか? 目に見えて分かるくらいピカピカになりました。これは、銀と化学反応をした硫黄がアルミと結合し、元の銀に戻ったからなのだとか。重曹にはこの化学反応を助ける役割があるそうです。
この方法を行う際の注意点
・石つきのジュエリーやアクセサリーは、石の特性により変色、破損する場合があるので避けましょう。・いぶし銀の場合は、その効果を損ねる場合がありますので注意しましょう。
歯みがき粉を利用する方法も
研磨剤入りの歯みがき粉を使用してシルバーアクセサリーを磨く方法もあるようです。ただし、キズがつきやすいのであまり強くこすらないよう注意しましょう。
家庭でのお手入れでは、アクセサリーの破損や風合いを損ねることにもなりかねないので、できれば専門店でのクリーニングがオススメです。
意外にやりがちなNG行動とは? 輪ゴムや化粧品に注意!?
黒ずみや汚れをひどくさせないために普段から気をつけたいことがあります。
・硫黄はシルバーアクセサリーの大敵です。温泉の他にも、輪ゴムや消毒薬などの医薬品にも含まれるそう。アクセサリーは輪ゴムの近くには保管しない、医薬品などを触ったら、よく手を洗ってからシルバーアクセサリーに触れるなど、気をつけましょう。
・汗は変色や劣化の原因になります。スポーツなど汗をかいた後は必ずシルバークロスなどでお手入れをしましょう。
おわりに
いかがでしたか?ピカピカに磨き上げられたシルバーアクセサリーを身につけられたら、気分まで一新できそうですね。ぜひ試してみてくださいね。