【親子で作るおやつ】プリン・ア・ラ・モードを作りたい!
こんにちは、第2回目のおやつは「プリン・ア・ラ・モード」です。
この名前をきいて、ちょっとわくわくしてきませんか? Gomaはしてきます。なんだか正統なデザートの名前って感じがするんですよね。
ちなみに「ア・ラ・モード」は「最新流行の」「洗練された」ってフランス語の意味なんだそう。ナポリタンやドリアを生み出したことで有名な、横浜のホテルニューグランドから発信された日本生まれのデザートです。
オムライスなどもそうですが、日本における洋食文化ってちょっと独特な感性があって面白い。いろんな要素を外から取り入れつつ、自分たち好みにカスタマイズ!してしまう感性に、食いしん坊なDNAを感じずにはいられない!
みんなでデコレーションすれば、もっと楽しい!
今回はおやつの基本とも言えるプリンを作りつつ、最後のデコレーションを一緒に作って盛り上がってしまうのが狙い。
デコレーションはお子さんから大人まで、最後のお楽しみになりますよ! (本当のお楽しみは食べることだけど! )
さっそく「プリン・ア・ラ・モード」に挑戦!
さて、まずは基本のプリンから。
プリンはいくつか作り方がありますが、今回はオーブンを使って湯せん焼きをする方法にします。いくつかのポイントさえクリアすれば、あとはとてもシンプルな行程。
プリンの材料。
卵、牛乳、砂糖といたってシンプル! 牛乳を豆乳にしてもOKです。
今回、使用するお砂糖はきび砂糖にしてみました。
暑い夏、汗と一緒に流れ出てしまうミネラル分はもちろん、ビタミンB群まで多く含まれている黒砂糖類を夏に摂ることで、身体のバランスを整えることもできるので、この季節はなるべくなら色のついたお砂糖を使うことをオススメします。もちろん栄養バランスだけじゃなく、黒糖独特の風味も加わっておいしくなりますよ。
きび砂糖はサラサラなので、液体に溶けやすく使いやすいので使用しましたが、てんさい糖や三温糖などでも代用可能です。
■材料(プリン 中サイズのココット4個分)
卵 2個
きび砂糖 大さじ3
牛乳 300cc
(A)
きび砂糖 大さじ6
水 小さじ2
熱湯 大さじ2
■デコレーション
生クリーム
(泡立てて絞り袋に入れておく) 適量
果物
(キウイ、バナナ、りんご、メロン、みかん、さくらんぼ等お好みで) 適量
■プリン・ア・ラ・モードの作り方
1.(A)の材料でキャラメルを作ります。
鍋に砂糖と水を入れて中火にかけます(この時熱湯は別に用意しておくこと! )。
濃いめの茶色になったら火からおろし、熱湯を注いで混ぜます。
最初に入れる水は少しに見えますが、火にかけると全体に溶けてくるので大丈夫!
2. できあがったキャラメルはココットに流し入れて、粗熱を冷まし、少しだけ冷蔵庫に入れて固める。
3. プリン液を作ります。ボウルに卵と砂糖を入れて泡立て器でかき混ぜ、そこに牛乳を少しずつ注いで混ぜ合わせます。
砂糖が完全に溶けてから、牛乳は少しずつ加えるのがポイント。
4. 3をザルで漉します。
プリンを作るときは必ずザルでこすこと。この一手間が滑らかな口当たりになるのです!
5. プリン液をココットに注ぎます。8分目ぐらいまでで注ぐのをストップ!
6. あらかじめ150℃に予熱しておいたオーブンの天板に並べ入れ、天板にお湯を注ぎ、25分湯せん焼きをする。
焼き上がったら網の上で粗熱を取り、冷蔵庫で2時間以上冷し固める。
7. 6のプリンを皿の真ん中に取り出す(この時バターナイフなどを側面にまわしいれ、空気を入れるとつるっととれる)。
泡立てて絞り袋に入れた生クリーム、果物などと一緒に盛りつけたら完成!
おわりに
はい、プリン・ア・ラ・モードの完成です。本来足つきのお皿に盛るのが主流ですが、家庭らしく平皿で盛りつけ。
ちょっと気分を出したかったので、クリームソーダも一緒に添えてみましたよ。どちらも盛りつけのポイントは缶詰チェリーだなぁ。ちょっとチープな色が何だか妙に懐かしい感覚。お家で昔ながらの喫茶店ティーパーティ、ひそかにオススメです!