テーマを決めてみよう!
こんにちは、料理創作ユニットのGomaです。
普段は食をテーマに日常の中の楽しさや嬉しさを料理や雑貨などいろんな形にして表現しています。
近年はこどもテーマのお仕事も多く、ワークショップなどで親子が一緒に楽しめる、食やものづくりを提案していたりする私たちが、2回に分けて親子でも楽しめるちょっとしたテーブルアイデアをご紹介したいと思います!
型をつくろう
まずは厚紙で型を作ります。昔は薄めのアルミ板で作っていましたが、それよりも厚紙の方が扱いやすいでしょう。工作などで使う少し厚めのクラフト紙は100円ショップにも売っているし、もしかしたら家にある固めの紙でもいいかも。
好きな形を筒形になるように切って、折って、貼りつけます。折り目がくる部分には、あらかじめカッターでスジを付けておくとキレイに折ることができます。ジョイント部分はホチキスで軽く止めてもOK。形もちょっとぐらいいびつな方が手づくり感があって味がでますよ。子どもにどんな形がほしいか描いてもらって作ってもいいですね。
では実践。まずはクッキー生地をのばして、作った型で抜きます。子どもに勝手にやらせてみたら、丸型に抜いた色ちがいの生地を重ねてオセロみたいにしたり、組み合わせて全然ちがう形にしていたりと、さすがに発想力豊か。でもテーマは幾何学なんだけどね(まあいっか・・・笑)。
焼き上がり! 左はおとな。右はこども作。カオになってますね!
子どもに負けていられません。市販のチョコペンを使ってクッキーの表面にさらに幾何学デコレーション! こうするとまた素敵なお菓子になるんです。
デコレーションって聞くと、なんだか難しそうって思う方もいらっしゃるかもしれません。コツはカタチに沿ってまずは線を描いてみること。幾何学だと全体にカクカクしているので線も描きやすいですよ。まずはレッツ線ひき!
スタイリングにも型を使おう
さて作った型は食べ物以外にも使えます。
クッキーの型抜きに使っていない面を水に溶いた絵の具につけます!
紙に押していきます。この作業も子どもは楽しいと思いますが、その場合は押しすぎに注意です。
間隔をつめたり、空けたり、たくさん押したり、少なくしたり……ちょっとのことでできあがりが変わってきます。オリジナルテキスタイルマットの完成! こんな包装紙があったらほしいですね。
できあがったマットにさきほどのお菓子を盛りつけてみましょう。
下に敷かれた幾何学模様とお皿の上のクッキーとの対比が面白いです。
クッキーを整列させて置くだけでもまた表情が変わりますね。
お皿にも幾何学模様
さて今度はお皿に幾何学模様を作ってみます。
丸く切り抜いた紙をお皿の上に置いて、上からココアをかけてみます。
できあがったお皿には真ん丸のクッキーをのせてみました。粉糖に包まれた真っ白いクッキーとココアの水玉の茶色がお互いを引き立てます。さらに下には丸いテキスタイルマットを。こんなまあるいお茶会にお呼ばれされたいものです。
さらにお皿の形や色を利用しよう
同じ手法で小さな丸い水玉模様。赤いお皿に粉糖で模様を描きました。この丸は一つ穴パンチで抜いたものです。さらにのせるお菓子も丸ではなく十字にすることでちがう形が組み合わさって素敵です。
同じ手法、同じ模様でもお皿が変わるとこんな感じでふんいきが変わることもお忘れなく!
落ち着いたトーンの四角いお皿に盛りつけました。手持ちのお皿も幾何学というテーマで見てみるとまた新鮮な目線で見ることができるかもしれません。
今回クッキーから手づくりしてみましたが、市販のお菓子を使って盛りつけてももちろんOK。アイデアの使い道は皆さん次第です。