【ザルの選び方】形状別ザルの種類
ザルは調理中にしばしば使うものなので、材料や用途に合わせて盆形、浅形、深形などいくつか用意し、使い分けましょう。
盆ザル
盆のような形をしているのでこの名があります。
水きりのほか、ゆでたものを冷ましたり、洗った米を広げて乾かす、魚にふり塩をするなど様々な下ごしらえに役立ちます。
丸ザル
深みのある丸形のザルです。金属製のものがよく使われています。水きり、砂ふるい、砂やゴミの洗い落としに使います。
目ザル
網目が大きく深さのあるザルです。魚介類の湯通しや、ふり洗いに用います。底に足のあるものは水きれがよいです。
柄ザル
柄のついたザルです。うどんやそばを熱湯で温めるのに用いられます。また、湯がいてそのまま水きりができるので、振りザルともいわれています。
ステンレス製で、鍋の縁にかけられるカギつきのものはストレーナーといいます。
【ザルの選び方】ザルの材質別の特徴
ザルの使用後のお手入れ
網目の中がどうしても汚れがちなので、使用後はタワシなどで丁寧に洗います。また、洗いにくい部分や細かい部分は、歯ブラシを使うとよいでしょう。洗った後は完全に乾かしてから収納します。
汚染率が高い「竹ザル」
包丁、まな板、しゃもじ、ボウル、竹ザルが汚染されやすい調理器具のワースト5です。
その中で、一番汚染率が高いのは「竹ザル」です。
注意しないとカビや臭いがしみつくので、使用後は手早く洗って風通しのよいところで乾燥させます。直に食品を乗せて使うことが多いだけに、時には漂白剤につけ、常に清潔に使いたいものです。
知っトクポイント
収納する棚の高さと収納するものについて、見直してみましょう。
おわりに
ザルの使い始めとお手入れのポイントは、カビや臭いがしみつく前に手早く洗ってよく乾かすことです。
出典 : 東京ガス「食」情報センター企画「料理道具100%活用百科」