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洗濯機,クリーニング

カビごと洗濯機で洗ってない? プロのハウスクリーニングでスッキリ!

「最近、洗濯物に黒いカスが付き始めた・・・」「洗濯機から嫌なニオイがする」と感じたことはありませんか? もしかすると洗濯機にカビが大発生しているのかもしれません。浴室と洗濯機置き場が隣接しているご家庭や、洗う前の衣服を洗濯機に入れてためている場合は要注意! 今回は東京ガスのハウスクリーニングで洗濯機を徹底洗浄した様子を取材しました。さらにカビにくい使い方もプロに教えてもらいました。

最終更新日:2025.3.26

目 次

「ほとんど掃除していない」洗濯機はプロのクリーニングでどこまでキレイに?

洗濯機の清掃

uchicoto

今回、洗濯機クリーニングの現場を取材させていただいたのは、都内にお住まいのMさん。共働きのご夫婦とお子さん2人の4人家族です。

「実は、洗濯機の掃除はほとんどしていません。3カ月に一度程度、塩素系漂白剤を使ってカビ取りをしていますが、最近白い服に黒いホコリのようなカスがつくようになり、洗濯機自体の汚れが気になっていたので、クリーニングを依頼することにしました」(Mさん)

プロの洗浄を体験! 東京ガスの「洗濯機クリーニング」とは

作業員男性と客の女性

uchicoto

今回、Mさん宅の洗濯機クリーニングを担当してくれたのは「東京ガスのハウスクリーニング」のサービススタッフ秋山尚幸さん。

「洗濯機のクリーニングはプロ用のアルカリ性洗剤と塩素系洗剤、さらに酸素系漂白剤を併用して行います。また、洗濯槽の仕切り板をはじめ、取り外せるパーツは取り外し、丸洗いできるパーツは浴室などを借りて丸ごと洗浄します。そのため、掃除しにくい狭い隙間の汚れなどもスッキリと落とすことができますよ」(秋山さん)

秋山さんによると故障トラブルの原因になりやすいため、洗濯槽自体の分解取り外しは避け、酸素系漂白剤を使用して、しっかりと除菌洗浄を行なうのだそう。

プロならではのチェックポイント、カビが生えやすい洗濯機とは?

秋山さんに洗濯機のカビ対策や注意点を聞くと、洗濯機置き場がバスルームに隣接していて、家族がバラバラの時間にお風呂に入る家庭は要注意とのこと。

「洗濯機をカビから守るには、洗濯槽が乾燥している時間を極力長くキープすることが大切。洗濯機置き場がバスルームに隣接しているご家庭は多いと思いますが、お風呂に入るとどうしても隣接するランドリースペースにも湿気が漂いますよね。そして家族がお風呂に入る時間帯がまちまちだと、洗濯機の周囲の湿度が高くなるタイミングが何度も発生することになるため、カビが生えやすい環境になってしまいます」(秋山さん)

カビを防ぐには、ドラム式など洗濯槽の乾燥機能が付いている洗濯機はそれを使い、乾燥機能のない縦型洗濯機の場合、洗濯が終わったら極力フタを開けたまま、内部をしっかり乾燥させると良いそう。ただし、小さなお子さんがいるご家庭では、お子さんが洗濯機に入ったりしないよう、十分注意してくださいね。

気になる「洗濯機クリーニング」の料金は?

今回Mさんが利用したのは、乾燥機能がついていない縦型洗濯機の「洗濯機クリーニング」プランで、13,200円(税込)。作業時間の目安は約1時間30分です。ちなみに同料金でドラム式洗濯機も対応可能です。

また乾燥機能付きの縦型洗濯機の場合は17,600円(税込)で、作業時間の目安は約2時間です。詳細は公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

プロの洗濯機クリーニング、当日の流れは?

「東京ガスのハウスクリーニング」に依頼した場合、スタッフ到着後、以下のような流れで作業が行われます。

  1. お客さまと一緒に洗濯機の動作チェック、作業の工程などを説明
  2. 清掃作業 養生→部品取り外し→汚れ除去→洗濯槽洗浄→拭きあげ
  3. お客さまと一緒に最終確認


「必ずご依頼の洗濯機が正常に動くかを確認してから開始します。また、10年以上前の機種ですと万が一に備えた保証の内容が変わってくるので、丁寧にご契約内容をご説明するようにしています」(秋山さん)

養生〜部品取り外し

洗濯機の清掃

uchicoto

「洗濯槽の仕切り板を取り外すと、普段手が入らない場所もとても掃除しやすくなるんですよ」と秋山さん(写真)。

「部品の取り外しは慎重に行いますが、古い機種の場合は特にプラスチック製の部品がもろくなっている場合があるので、より気を付けて行います。ドラム式や乾燥機能付き縦型洗濯機の場合は、ホコリが細かい隙間に詰まっていることが多いので、部品を取り外してクリーニングをするのは効果的。見違えるようにキレイになります」(秋山さん)

汚れが気になる部分があっても、部品を分解すると故障につながるかもと、そのままにしていた方も多いかもしれません。分解した上でクリーニングが行えるのは洗濯機の構造を熟知しているプロだからこそ。秋山さんによると、外せる場合はフタなども水洗いしてくれるのだそう。

汚れ除去

続いてはブラシなどの道具で、パーツや洗濯槽の内部をこすり洗いしていきます。

洗濯機の清掃

uchicoto

地道な作業ですが、「このくらいでいいか・・・」とならないのが素人とは違う、プロのクリーニング。秋山さんはパーツや洗濯槽を傷めない絶妙な力加減でみるみるうちに汚れを落としていきます。取り外した洗濯槽の仕切り板やフタも丸洗いをして、スッキリピカピカに。

洗濯機の清掃

uchicoto

洗濯槽の仕切り板を取り外すことで、洗濯槽のフチも隅々までこすり洗いが可能になります。

洗濯機の清掃 BeforeAfter

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洗剤カスでドロドロだった部品もこの通り新品同様に。

洗濯機の清掃 BeforeAfter

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意外と汚れがたまっていたのが給水口。こびりついていた黒いかたまりの汚れがスッキリと落ちました。

洗濯機の清掃 BeforeAfter

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洗濯槽洗浄〜仕上げの拭きあげ

洗濯機 ドライバー

uchicoto

手作業によるすべてのクリーニングが終了したら、部品を元にもどし、洗濯機を起動。酸素系漂白剤の洗剤を入れて「洗い」→「すすぎ」→「脱水」を一通り行い、洗濯槽の除菌洗浄をします。

洗濯機の洗浄コースが終了したら、全体的に拭きあげてクリーニングは完了です。

プロの洗濯機クリーニングを体験したリアルな感想は?

洗濯機の清掃

uchicoto

クリーニングが終了し最後の確認を受けたMさんに感想を伺うと「手が届かないからと目をつぶっていた汚れが見事にキレイになっていて驚きました! 自分では気付かなかった部分までキレイにしていただけて良かったです。ニオイも気にならなくなりましたし、次に洗濯をするのが楽しみです」とのこと。

プロの洗濯機クリーニングを上手に頼むコツは?

普段は手つかずのままになりがちな洗濯機の掃除。大掃除のときに洗濯機も一気にきれいにしたいと思う方も多いようで、秋山さんによると、どうしても年末に予約が集中するそう。年末は洗濯機だけでなく、窓やエアコン、キッチンなどのプランを利用する人とも希望が重なり、予約が取りにくくなることもあるのだとか。

カビが気になる梅雨の時期や、衣替えで服をしまう前などに一度洗濯機をきれいにするのもおすすめです。

おわりに

洗濯物に黒いカスが付着したり、ニオイが気になり出したら、すでに洗濯機の中でカビが大発生している可能性も。そのままの状態で使い続けると衛生面が心配です。

しかし洗濯機はブラシが届かない隙間なども多く、家庭では徹底的な掃除ができないのも事実。「洗濯機の中が乾燥している状態を少しでも長くキープする」という秋山さんのアドバイスを実践しつつ、定期的にプロのクリーニングも利用して、カビ汚れを撃退する習慣をつけてみませんか?

洗濯機の掃除はプロにお願いする手も!

洗濯機 ビフォーアフター

TOKYO GAS

手間のかかる洗濯機の掃除はなかなか着手できない・・・。

そんなときは、掃除のプロに頼りましょう。
東京ガスのハウスクリーニングは、自社研修を受けたプロが部品を分解し、徹底洗浄します。

一度プロに依頼して徹底的な掃除をすると、その後の掃除は驚くほどラクに。日ごろのこまめな掃除に自信がない・・・という人は、定期的なクリーニングを頼むのも一つの手です。

  • この記事取材協力

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公開日:2025.3.25

最終更新日:2025.3.26

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