引越しの手続き一覧! 3つのタイミングごとに紹介
引越し手続きの時期は、大きく分けて「引越し前」「引越し当日」「引越し後」の3つのタイミングがあります。それぞれのタイミングで、必要な手続きは異なります。ここでは、タイミング別に必要な手続きの項目・届け先・時期を、ジャンルに分けて紹介します。
1. 引越し前
引越し準備は早めに着手するのがコツ。新居が決まれば、引越し日の大まかなメドが立ち、諸処の手続きもスムーズに行えます。
役所・公共系の手続き
役所・公共系の手続きで早めに行ったほうがいいものは、学校などの手続きです。
保育園・幼稚園・学校に通っているお子さんがいる場合は、引越しが決まったら早急に新しい保育園・幼稚園・学校への問い合わせや申し込みを行います。
2週間前~1週間前までには、転出届などの手続きも行いましょう。
住宅・ライフライン系の手続き
住宅やライフライン系、通信系などの手続きも、引越しの約2,3カ月前から行います。3大ライフラインの中でも、ガスは停止にも開始にも立ち合いが必要になるので、引越し当日に日程を合わせてもらうために、早めの事前予約を心掛けましょう。
通信系の手続き
携帯電話やNHKなど、通信の手続きも忘れずに行いましょう。引っ越しの2週間前から、2日前が目安です。
郵便局などへの手続き
郵便局への転居届、宅配業者の住所変更は、引越しの2,3週間前ごろから行います。ネット上で申し込みができるところは、活用しながらスムーズに手続きを進めましょう。
新聞や宅配サービスなどの定期契約物の手続き
新聞や宅配サービスなど、定期的に自宅に届くものを契約している場合は、引越し1カ月前から遅くとも2週間前までに解約もしくは住所変更の手続きをしましょう。引越し日とともに、最終配達日を確認してから連絡するとスムーズに手続きを行えます。
その他の必要な手続き
引越し業者への依頼もできる限り早めに。繁忙期は混雑するため、希望の日時に予約できないこともあります。また、シーズンに関わらず見積もり依頼をできる限り早めに行うことで、引越し料金の安い日時を選択できる可能性が高くなります。
2. 引越し当日
引越しの荷出し作業を終えたら、3大ライフラインのガス・電気・水道を停止します。
旧居での手続きが終了次第、新居に移動して引越し搬入作業に立ち合い、荷物の確認や配置の指示を行います。
新居にて3大ライフラインを開始し、荷解きを行います。ガスの開始には立ち合いが必要になるので、時間に余裕を持って当日を迎えるようにしましょう。
また、引越し当日は子どもの様子にも気を配る必要があります。子どもの気を紛らわすためにお菓子を用意しておくなどもよいでしょう。
また、忙しい中でも食事をとれるように考えておくことも大切です。引越し先の近くで外食できるところ、お弁当などが買えるところをあらかじめ探しておくと慌てずに済みます。
3. 引越し後
引越し後の新住所では、まず役所・公共系の手続きを行う必要があります。引越し後2週間以内をめどに済ませましょう。
金融機関やカード会社などへの手続き
忙しさに取り紛れて忘れがちなのが、金融機関やカード会社、保険関連の住所変更です。住所変更を行わないと、更新時期を過ぎたあとの新しいクレジットカードなど、大切な郵便物が手元に届かなくなってしまう恐れがあります。引越し後、早めに手続きを済ませましょう。
「引越しカウントダウン・カレンダー」を作ろう!
引越しの手続き一覧は、カウントダウン・カレンダー形式にしておくことで、引っ越しの進捗を管理しやすく、手続きの漏れやヌケを防ぐのに役立ちます。
書き込んで使えるmy引越しカウントダウン・カレンダー
ダウンロードして使えるカウントダウン・カレンダーを用意してみました。日程の欄にご自身の引っ越し日を書き込むとmy引越しカウントダウン・カレンダーになります。一連の対応を「見える化」できますよ。
真ん中の赤い行は「引越し当日」を示しています。赤い行の前は引越し前、赤い行の後は引越し後の日程です。また、緑色は緊急度の高いもの、黄緑色は緊急性が薄いものを示し、紫色は引越し前&後の手続きを同時に行うものを表しています。
ご自分の引越しに特化した項目を追加したり、メモ欄を設けて使ってみるのもよいでしょう。
手続きを簡単に・経済的に行うために引越し前にやっておきたいこと2選
引越しの手続きをもっと簡単かつ経済的に行うために、引越し前にやっておくと良いポイントを2つご紹介します。
1. 使わないモノを処分する
使わないモノを前もって処分しておくことで、荷造りが楽になり、引越し費用も安くなる可能性があるので、一石二鳥です。新居にそぐわない家具、1年以上着ていない洋服、欠けた食器、溜めている紙袋類、子どものおもちゃ類など、今後、使う可能性が低いものは、この機会に一掃してしまいましょう。新居で快適に暮らすためにも、古いモノ、もう使うことのないモノを処分して、身軽になっておくことをおすすめします。併せて、あまり利用していない定期契約物をこの機会に見直してみるのも良いでしょう。
2. ガスと電気を「まとめる」
ガスと電気の契約をまとめておけば、引越し時の連絡がラクになります。
東京電力スタンダードS/Lの人は、ぜひ多くの人に選ばれている「東京ガスの電気」に!
東京ガスの「電気」を選んだ場合には電気料金がどれだけ安くなるのか、まずは「電気料金シミュレーション」でチェックしてみてください。
お申し込みも簡単♪ Webで24時間受け付けています。
おわりに
引越しにはさまざまな手続きが必要ですが、「引越し手続き一覧」リストを参考にしてオリジナルのカウントダウン・カレンダーを作成してみることで、進捗確認が楽になり、ヌケ・モレなく安心して進めることができます。
引越しを「リセットのチャンス」ととらえて、今までの暮らしを見直し、新生活を快適にスタートしてみませんか。