汚れたらすぐ対処! 汚れのタイプ別掃除方法
マットレスは、普通に使っていても皮脂やほこりが付きやすいため、定期的な掃除が必要です。掃除せずに放置していると、汚れを養分にしてカビやダニが発生してしまうこともあります。
しかし、あらかじめ汚れ別の掃除方法を知っておけば、もし汚れてしまっても慌てずに対処することができます。どの汚れも、すぐに対処すればきれいに掃除できるので、定期的な掃除に加え、汚れに気づいたらすぐ掃除するようにしましょう。
以下でマットレスの汚れ別の掃除方法をご紹介します。
こぼしても慌てない! ジュースやお茶の掃除方法
ベッドの上でくつろいでいると、ついマットレスにジュースやお茶などの飲み物をこぼしてしまうこともあるかと思います。そんなときは、すぐ対処すればきれいに掃除することができます。
【掃除方法】
- 水で絞ったタオルで叩くように拭きます。
- 薄めた中性洗剤をタオルに含ませて、同じように叩きながら拭きます。
- マットレスに洗剤が残らないよう、水を含ませたタオルで拭き取れば完了です。
一通り掃除が終わったら、しっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。
クエン酸水が活躍! おねしょの掃除方法
小さなお子さまがいる場合は、おねしょをしたり、おむつからおしっこが漏れたりして、マットレスが汚れることもあるでしょう。これらの汚れをそのままにしておくと、アンモニア臭が広がってしまいます。できるだけ早く掃除して、水分を取り除くことが大切です。
【掃除方法】
- 汚れた部分に未使用のおむつや乾いた雑巾などを押し当て、水分を取り除きます。
- クエン酸を水に混ぜたクエン酸水をスプレーボトルに詰めます。
- クエン酸水を汚れた部分に吹きかけ、ニオイが取れるまでタオルで拭き取って完了です。
おねしょの汚れには、クエン酸水を使った掃除がおすすめです。クエン酸水は、水100mlに対し小さじ1/2のクエン酸を混ぜて作ります。こちらも掃除が終わったら、しっかりと乾燥させてからマットレスを使うようにしましょう。
重曹水で解決! 黄ばみ・シミの掃除方法
「マットレスにいつの間にか黄ばみやシミが付いていた」という経験がある方も多いのではないでしょうか? 黄ばみやシミの主な原因は、寝汗や皮脂です。これらの汚れには、重曹水を使いましょう。
【掃除方法】
- 水と重曹を混ぜた重曹水を作り、スプレーボトルに入れます。
- 重曹水を汚れた部分に吹きかけ、5分ほど放置します。
- タオルでしっかりと拭き取り、汚れが取れるまで2・3を繰り返したら完了です。
重曹は100円ショップやホームセンターなどで手軽に購入することができます。100mlの水に対し重曹を小さじ1杯入れて混ぜれば、重曹水の完成です。掃除が完了したら、しっかりと乾燥するまでマットレスの使用は控えましょう。
消毒用エタノールが効く! カビの掃除方法
きれいに見えるマットレスでも、実は裏にカビが生えていたということもあります。マットレスに生えるカビの主な原因は寝汗です。寝ている間、人間は約コップ1杯分の汗をかいているといわれており、カビ発生の原因になります。マットレスのカビ掃除には、消毒用のエタノールスプレーがおすすめです。
【掃除方法】
- 消毒用エタノールをスプレーボトルに入れ、カビに吹きかけます。
- そのまま約1時間放置します。
- ぬるま湯で絞ったタオルで、軽く叩くように拭き取ったら完了です。
掃除が終わったらマットレスをしっかり乾燥させて、新たなカビの発生を防ぎましょう。
アレルギーの原因にも? ダニの掃除方法
マットレスにはダニが発生したり、ダニの死骸やフンが残っていたりすることがあります。他の汚れとは違い目には見えない汚れですが、ダニが発生してしまうとアレルギーの原因になる可能性があります。ダニは熱と乾燥に弱いので、布団乾燥機を活用しましょう。
【掃除方法】
- マットレスに布団乾燥機をかけてダニを駆除します。
- 仕上げに掃除機をかけ、ダニの死骸やフンを吸い取ったら完了です。
マットレスにダニの死骸が残ると、アレルギーの原因になることがあります。そのため、仕上げの掃除機もしっかりとかけましょう。また、カバーを外せるタイプのマットレスの場合は、カバーも布団乾燥機にかけることをおすすめします。なお、市販のマットレス用ダニ駆除薬剤を購入し、お手入れの際にあわせて使うのも効果的です。
日々の予防が大事! マットレスをきれいに保つ方法
マットレスは毎日使うため、日頃から汚さないようにしたいですよね。サイズも大きく、高価なものもあるため、汚れても頻繁に取り替えられるものではありません。できるだけ長く使うために、マットレスをきれいに保つ方法をご紹介します。
シーツを敷いて使う
マットレスにシーツなどを敷かず、買ったままの状態で使ってしまうと、汚れが直接マットレスに付いてしまい、衛生的とはいえません。マットレスは、必ずシーツや敷きパッドなどを敷いて使いましょう。小さな汚れなら、シーツだけ洗えば解決します。
マットレスの上で飲食をしない
マットレスの上で寝転がって本や漫画を読んだり、携帯をいじったりしながら飲食をしていませんか? リラックスしやすいマットレスの上では、つい横になって飲食してしまいがちですが、食べ物のカスや飲み物の水滴は汚れの原因になります。飲み物をこぼしてしまう危険もあるので、マットレスの上では飲食をしないようにしたいですね。
お子さまがいる場合は防水対策を
ご家族に小さなお子さまがいる場合、おむつの漏れやおねしょは避けられません。もし汚れてもダメージが少なく済むよう、市販のおねしょシーツやタオルを敷いて、あらかじめ防水対策をしておきましょう。
こまめに寝室を換気する
マットレスは、もともとカビやダニが発生しやすい寝具です。少しでも風通しが良くなるよう、寝室の換気をこまめに行いましょう。通気性を高めるために、すのこをマットレスの下に敷くのも効果的です。
月に1回マットレスを干す
マットレスをずっと同じ位置に固定していると、湿気がこもりやすく、カビやダニも生えやすくなってしまいます。月に1回のペースで定期的にマットレスを干し、湿気を逃がすようにしましょう。
頑固な汚れはプロに依頼するのもおススメ!
日々掃除をしていても、気づかないうちに頑固な黒ずみやカビが蓄積してしまった・・・という方も多いのでは。
そんな時は、一度ハウスクリーニングの専門業者にお願いしてみるのもおススメです。
東京ガスのハウスクリーニングは、自社研修を受けたプロが専用の機材や洗剤を使い分け、こびりついた油汚れやカビ汚れなどを徹底的にキレイにします。日常のお掃除では手の行き届かない、エアコンの掃除、レンジフードの掃除なども人気です。
利用した方の中には、せっかくお金をかけて綺麗にしてもらったのだから、綺麗な状態を維持しようと感じる方も多いそう。
ご自宅向けにはもちろん、ご両親へのプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。
Webで簡単にお申し込みできます。ぜひお試しください!
おわりに
マットレスは汚さないよう気を付けながら使うことも大切ですが、もし汚れてしまっても、すぐに対処すれば、簡単に汚れを落とすことができます。あらかじめ汚れ別の掃除方法を把握し、汚れたときは放置しないようにしましょう。
しかし、時間がなかったり、掃除してもきれいにならなかったりする場合は、プロのクリーニング業者に掃除を依頼するのがおすすめです。毎日の安眠のためにも、マットレスは常に清潔にしておきたいですね。