着火直後や料理の途中にグリルの火が消える! その原因とは・・・?
ガスコンロ下のグリルに食材を入れて点火! 「あれ? 火はついたけどすぐ消える・・・」そんな時の対処法はご存知でしょうか?
「ガスコンロのグリルの火が消える」場合のそれぞれの原因と対策をご紹介します。
【グリルの火が消える原因1】 乾電池の消耗
ガスコンロの多くは乾電池を使って点火しています(※)。乾電池の残量が少なくなると、点火しにくくなる場合があります。乾電池交換のお知らせランプが点滅していないか、確認しましょう。※100ボルトの電源ケーブルに接続が必要なタイプもあります。
対処法
乾電池のセットのしかた
お使いのガスコンロの取扱説明書に従って、乾電池を入れ替えます。
乾電池交換の目安は、半年から1年程度。予備を用意しておくと安心です。
【グリルの火が消える原因2】センサーに汚れが付着
グリル内には、庫内の温度を制御するセンサーなどがあります。
こうしたセンサーなどに誤って触れたり、油汚れや洗剤がこびり付いてしまうと、正しく機能しなくなります。点火が不安定になったり、調理中に火が消える原因になることもあります。
対処法
製品によってセンサーなどの位置が違います。取扱説明書をよく見て確認しましょう。
【グリルの火が消える原因3】グリルの過熱防止センサーが作動した
ガスコンロのグリルには、過熱防止センサーが取り付けられており、グリル内に食材を入れずに空焚きした場合や、異常な温度上昇を察知すると、自動で消火してくれる機能があります。
対処法
点火スイッチをオフにして、グリル庫内が冷めるまで待ってください。庫内の温度が下がれば、再度点火できますよ。
【グリルの火が消える原因4】調理モードの設定を誤っている
最新のガスコンロのグリルには便利な自動調理メニューが付いている機種もあります。例えば、株式会社リンナイの「デリシア」には、専用の調理器具「ココットプレート」用の調理モードがあります。
調理の際、選んだモードと調理器具が合わない場合、グリルが自動的に火を消す場合があります。
対処法
グリル焼網・ココットプレートなど、使う容器によってモードが違います。それぞれに合ったモードで調理してください。
東京ガスのガスコンロの取扱説明書のダウンロードはこちら
【グリルの火が消える原因5】自動料理モードの「余熱調理」中
グリルのオート調理モード中、調理時間の終了前に火が消えていることがあります。
これは「余熱調理」中の可能性があります。自動で火を止めてグリル庫内の余熱を利用して、食材の中央部まで火を通します。
対処法
オート調理中はグリルの火が消えていても、グリル庫内の扉を開けず、調理時間が終了するのを待ちましょう。
【グリルの火が消える原因6】グリル扉や機器下部のキャビネット扉の開閉
グリル扉や機器下部のキャビネット扉を素早く開閉すると、火が消えることがあります。
対処法
調理中、グリル扉や機器下部のキャビネット扉はゆっくり丁寧に開閉しましょう。
【グリルの火が消える原因7】地震などの異常
ガスの使用に異常の疑いがあったり、震度5程度以上の揺れを感知したときには、安全のためにガスメーターが作動し、自動的にガスが止まります。
対処法
ガスメーターを操作して復帰します。
ガスメーターの機種によって復帰方法が異なるので、詳しくは動画をチェックしてみてくださいね。
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おわりに
ガスコンロのグリルの火が消える原因はさまざまです。中には故障ではなく、自分で解決できる場合もありますよ! これからもグリルを有効活用して、料理を楽しんでくださいね。
参考:株式会社リンナイ「グリル付ガスビルトインコンロ 取扱説明書(RHS71W22E1R2)」
参考:東京ガス株式会社「ガスコンロのお手入れ・使い方」
参考:東京ガス株式会社「地震や台風などの自然災害がおきたときは」
参考:東京ガス株式会社「ガスメーターの復帰方法」