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子どもの留守番や防犯に! スマホ? 家電? ロボット?「連絡手段5選を比較してみました」

留守番中の子どもと連絡を取りたい時、連絡手段はどうしていますか? 「ちゃんと帰宅したか」「宿題したのか」確認したい。「仕事の都合で帰りが遅れるよ」と連絡したい。子どもの留守番中、ちょっとしたことで連絡を取りたい時はありますよね。多様なサービスがあってどれが良いか悩んでいる方は必見。留守番中の子どもとの連絡手段を5つご紹介します。

最終更新日:2024.12.6

目 次

留守番中、大丈夫かな? 子どもとの連絡手段はどうしてる?

親が仕事や用事で外出中、留守番中の子どもに連絡を取りたい時ってありますよね。外出しているので直接は言えないけれど「お帰り、おやつはここにあるよ」など、声をかけてあげたい。仕事で帰りが遅れる時、帰宅時間が変わったと子どもに伝えたい。

そんな時の連絡手段はどうしていますか? 留守番中の連絡手段があると安心ですね。電話を使う方法から最新のコミュニケーションロボットまで、5つの連絡手段をご紹介します。

【留守番中の子どもとの連絡手段 1】固定電話を使う

固定電話

PIXTA

「自宅の固定電話に電話をかけて家族と連絡をとる」のは、子どもにとっては最も馴染みやすくてシンプルな方法かもしれませんね。通信品質も安定しています。

ただ、固定電話が自宅にあるというご家庭は少なくなっています。総務省の「平成30年版 情報通信白書」によると、固定電話の普及率は毎年減少傾向にあります。2017年度の固定電話の加入契約者数は10年前より約400万件減り5,495万件に留まる状況で、「家に固定電話がない」というご家庭も少なくないことがわかります。

また、固定電話の場合は様々な人から電話がかかってくるため、セールスや迷惑電話などのリスクもあります。そのため、「家族からの着信だけ着信音を変えておく、それ以外は電話をとらない」などルールを決めておく必要があります。

メリット:
・固定電話をお持ちの場合、初期費用がかからない
・シンプルな操作性で子どもが使い方を理解しやすい
・音声の品質が良く、細かなニュアンスも伝わりやすい

デメリット:
・セールスや迷惑電話などがかかってくる可能性がある
・電話の着信音に気づかないとコミュニケーションが取れない
・親が電車の中や会議中などで通話ができないとコミュニケーションが取れない
・毎月の電話料金がかかる

出典:総務省「平成30年版 情報通信白書のポイント:第2部 基本データと政策動向」

【留守番中の子どもとの連絡手段 2】携帯電話・スマートフォンを持たせる

スマートフォンを操作する女の子

PIXTA

子ども専用のスマートフォンや携帯電話の普及率は年々高まっています。内閣府「平成30年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小中高生のうち約8割が子ども専用のスマートフォンを持っていることが分かりました。

小学生だけに限ると約4割が自分専用のスマートフォンを保有しています。

スマートフォンや携帯電話では、音声通話ができるだけでなく、メールやチャットツールなどを使って文字でコミュニケーションを取ることができます。

インターネット上のさまざまなサイトにアクセスできたり、ゲームなどのアプリケーションも利用できます。便利である反面、リスクもあるのが特徴です。

メリット:
・チャットツールで気軽に文字・電話両方のコミュニケーションができる
・アプリやサイトを使えば、コミュニケーション以外にも活用ができる
・持ち運びができるので、子どもの外出先でもコミュニケーションが取れる

デメリット:
・初期費用がかかる
・毎月、通信費がかかる(自宅のwifiにつなぐことができる端末もある)
・使用時間や使用アプリなどルールを作成し、守るようチェックする必要がある。


出典:内閣府「平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(速報)」

【留守番中の子どもとの連絡手段 3】タブレットなどのwifi使用端末を使う

タブレットを操作する女の子

PIXTA

タブレット端末を自宅のwifiにつなぎ、チャットツールを使って連絡を取る方法もあります。使っていないスマートフォンやタブレットを活用しても良いでしょう。

最近は、通信教育などでタブレット端末を活用する教材も増えています。コミュニケーションツールを入れている機種もあるので、勉強用と併用するのも良いですね。

しかし、ネットにつながるという点ではキャリア契約しているスマートフォンと同様。使いすぎ・犯罪被害の防止のために、使い方のルールを決めることをオススメします。

メリット:
・チャットツールで気軽に文字・電話両方のコミュニケーションができる
・自宅のwifi回線を使えば通信費がかからない
・元々持っていたスマートフォンやタブレットを使えば新たな端末費用がかからない
・留守番中の連絡手段だけではなく、他の用途でも活用できる

デメリット:
・使用時間や使用アプリなどルールを作成し、守るようチェックする必要がある。
・家庭用のタブレットがない場合は初期費用がかかる
・チャットツールを新しくダウンロードし、設定をする必要がある

【留守番中の子どもとの連絡手段 4】スマートスピーカーを使用する

スマートスピーカー

PIXTA

スマートスピーカーは、内蔵されたAIがユーザーの声を認識して、検索したり、音楽をかけたり、家電を操作できる端末です。スマートフォンの音声版のようなイメージの機械です。

チャットツールと連携できるスマートスピーカーなら、お子さんの声を文字にしてスマートフォンのチャットアプリに送信されるように設定することもできます。

電車での移動中や通話が難しい場面でも連絡が取れるのは嬉しいですね。

メリット:
・チャットツールで気軽に文字・電話両方のコミュニケーションができる
・機械の扱いになれていない子どもでも、声だけで簡単に操作できる
・留守番中の連絡手段だけではなく、他の用途でも活用できる

デメリット:
・初期費用がかかる
・スマートフォンにアプリをダウンロードして設定する必要がある

【留守番中の子どもとの連絡手段 5】見守り用のカメラを設置

ホームカメラ

PIXTA

「子どもの顔が見えたほうが安心」という方は、見守り用のカメラがオススメです。玄関やリビングにカメラを設置しておけば、お子さんが何をしているか確認できますよ。

見守り用のカメラには、映像をスマートフォンで確認するだけでなく、話しかける機能が備わっているものがあります。お子さんの表情を確認しながら声をかけてあげられるのが嬉しいですね。

また、カメラ側からもボタン一つでスマートフォンに連絡・会話ができるものも。これなら、電話がなくてもお子さんとやり取りできますね。

メリット:
・顔が見えて安心
・声で伝えるのでニュアンスが伝わりやすい

デメリット:
・初期費用がかかる。カメラ単体のコストに加え設置費用がかかるタイプもある
・電車の中など、通話ができない状況ではコミュニケーションが取れない
・スマートフォンにアプリをダウンロードして設定する必要がある

おわりに

お子さんだけの留守番、不安なことも多いかと思います。安心してお子さんに留守番を頼めるよう、ご家庭にあった連絡手段を見つけることは、トラブルの予防にもつながりますね。

参考:LINE株式会社「LINE Clova」
参考:アマゾンジャパン合同会社「Amazon Echoコミュニケーション機能」
参考:パナソニック株式会社「ホームネットワーク システム おはなしカメラ」
参考:新鋭株式会社「サポート-製品一覧-SC-LC52」

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公開日:2019.9.5

最終更新日:2024.12.6

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