転んで骨折!? 高齢者が自宅でも事故を起こしやすい理由とは?
加齢による筋力の低下や認知症などが原因で、高齢者は自宅でも事故を起こしやすくなります。家族としてはどう支え、備えていけば良いのか、悩むところですね。
実際の事故の調査結果から何が原因となっていて、どんな対策ができるのかをご紹介します。
まずは、どのような事故が多いか、調査結果から確認していきましょう。
自宅での危害およびヒヤリ・ハット経験がある高齢者は約6割!
東京都による、平成28年度ヒヤリ・ハット調査「シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」報告書によると、危害及びヒヤリ・ハット経験のある人が60.3%という非常に高い数値となっていることがわかります。
また、これは高齢者自身による回答ではなく、家事支援や見守り等を行っている方による回答です。実際は「見えないところでもっと危害やヒヤリ・ハットが起こっている」とも考えられます。
高齢者の「火の消し忘れ」や「転倒」などが自宅で多発!?
では、実際に自宅で起こる事故にはどんなものが多いのか確認してみましょう。
同調査報告書から、危害およびヒヤリ・ハット経験が数多く発生した場所としては、「リビング・居間」が34.2%、「自宅の玄関、階段、廊下」が33.4%、「台所・ダイニング」が30.5%となっており、いずれも3割を超えています。
まず3位「台所・ダイニング」での危害及びヒヤリ・ハットの内訳については、「ガスレンジ」起因によるものが最も経験者数は多く、「消し忘れ」や「やけど」といった事例が発生しています。
具体的には、
「ライターが見当たらなかったらしく、煙草を口にくわえてガスコンロの火を使って点けようとして髪が一部燃えた」
「火をつけっぱなしで外出しており、私が着いたときに部屋中が焦げ臭かった。弱火だったのとタイミングがよく火事にはならなかったが、私が行かなければ火事になっていた」
といった事例があったようです。
そして2位「自宅の玄関・階段・廊下」、及び1位「リビング・居間」においては「転倒」の事例がほとんどです。
転倒の原因となった製品(もしくは場所)の内訳としては、階段、玄関のたたき/床、スリッパ、敷物や床/フローリング、椅子/ソファーなどが挙げられています。
具体的な事例としては、段差につまずく、踏み外す、足を滑らせる、コードに足をひっかけるといったケースが多いのですが、こういったちょっとした転倒だけでも骨折に至ることは多いようです。
「自宅で事故は起こるもの」いざというときにはどう備える?
親がまだ心身共に(少なくとも表面上は)元気そうという状況においては、毎日見にいったり連絡をしたりというのも現実的ではないでしょう。
しかし、上記のような結果からもわかる通り、自宅での事故が起こる可能性は非常に高いです。事故が起こったときに高齢の親が一人きりで何もできなかったら・・・と思うと不安ですね。
そこで、突然おとずれる万が一に備え、東京ガスの「マイツーホー」をおすすめします。
離れて暮らしている高齢の親御さんがいると、「ちゃんとガスを使えているかな」「消し忘れたまま外出したり、危険な状況になっていないかな」と不安になることはありませんか。
東京ガスの「マイツーホー」は、ガスにまつわる心配事を解消するサービスです。ご家族のガスの利用状況を東京ガスが定期的にお知らせ。離れて暮らしていても、大切なご家族の暮らしを見守ることができるので安心です。
1.前日ガス未使用のお知らせサービス
お客さまのガス使用状況を、事前にご登録いただいたご家族に東京ガスがLINEやメールで定期的にお知らせします。
0:00から24:00の間に、ガスのご使用が一度もなかった場合には、翌日、ご家族に東京ガスが「未使用メール」でお知らせします。
【例えば・・・】
マイツーホーをご利用の親御さまの前日ガス未使用のメールが届いたので、親御さまに「昨日ガス使ってないから、具合でも悪いのかと思って」という電話をかけてみたら、一泊旅行に行っていたとわかってほっとしたり。
2.消し忘れ確認・遠隔遮断サービス
外出先でガスの消し忘れが気になったとき、LINE・Webまたはお電話一本で、お客さまにかわって東京ガスがガスをストップします。
【例えば・・・】
旅行に向かう途中で「床暖房のタイマーを切り忘れた!」と気づいたら、LINE・WEB・電話で確認! 東京ガスがガスをストップします。
3.自動通報サービス
ガスが長時間使われているなど、いつもとは違う使い方を検知したら、東京ガスがお客さまにLINEや電話でお知らせします。
【例えば・・・】
コンロの火をつけたままうとうと…東京ガスが「長時間ガスを使っていませんか?」とLINEや電話でお知らせします。
4.エネルギー使用量のお知らせサービス
ご契約者さまのお宅のガス、電気使用量をLINEとメールで定期的にお知らせ。使い方をチェックして家計管理に活用できます。
【例えば…】
ガスや電気の使用量を、時間帯別で確認。ご家庭のエネルギー使用量の見える化で、省エネ意識が高まります。
東京ガスの「マイツーホー」は、24時間365日ガスを監視してくれるから安心です!
おわりに
元気な高齢者でも日々身体は衰えていきます。思わぬ事故が起こることを防ぐためにも、日頃から備えておきたいですね。