共働き世帯の家事分担の現実は?

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「令和5年男女共同参画白書」のデータによると、日本では1990年代後半から専業主婦のいる家庭よりも共働きの家庭が多くなっており、2022年の世帯構成(妻が64歳以下の世帯)は、共働き世帯が1,191万世帯で、専業主婦世帯は430万世帯となっており、共働き世帯数は専業主婦世帯の2.5倍以上に達し、現代の標準的な家庭の形として定着しつつあることを示しています。
しかし、家事関連に割く時間については男女で依然として大きな差があるようです。6歳未満の子どもを持つ共働きの家庭を例に見てみると、妻の家事関連時間の分担割合は77.4%に達しています。この数値は、共働きが一般化した現代においても、家事負担の偏りが根強く残っていることを示しています。
そんな中、リンナイ株式会社が共働き夫婦の男女1,000名を対象に実施した家事分担に関する意識調査では、72%の女性が「パートナーの家事に不満がある」と回答しています。つまり、多くの共働き家庭で、家事分担に対する不満が生じていることがわかります。
参考:厚生労働省「令和5年男女共同参画白書」
参考:リンナイ株式会社 ニュースリリース「家事分担に関する意識調査」
家事分担の見える化で不満を解消!

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上記のデータから、日本の共働き家庭では女性の家事分担率が高く、それがパートナー間の不満につながりやすいことがわかります。
また、そもそも家事の分担方法が明確に決まっていないことが原因で、夫婦それぞれがモヤモヤした気持ちを抱えている場合もあるかもしれません。
小さな不満も積み重なると、やがて大きな問題に発展しかねません。共働き家庭を円滑に営むためには、まず家事分担の現状を明確にすることをおすすめします。
家事分担の見える化に! 家事分担リスト

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そのためには、「家事分担リスト」を作成して家事を見える化するのも有効な方法です。
いくつかの地方自治体でもインターネット上に家事分担リストが提供されているので、それを使うのもよいでしょう。基本的な家事の分担に加え、育児の分担リストを含むものや、夫婦以外の家族の分担、省力化の項目があるものなど、内容は少しずつ異なります。各家庭の実情に合ったものを選ぶとよいでしょう。
参考:内閣府男女共同参画局「夫婦が本音で話せる魔法のシート「○○家作戦会議」」
共働きの夫婦の家事分担は「名もなき家事」も要注意!
掃除、洗濯、料理のように明確な名前がついているわけではなく、分類も難しいものの、生活に欠かせない家事のことを「名もなき家事」と呼ぶこともあります。例えば「冷蔵庫の中の整理」「ダンボールをつぶして捨てる」「タオルの交換」「トイレットペーパーの補充」「カーテンの開閉」などがこれにあたるでしょう。
こうした「名もなき家事」は、分担が明確に決められていないことが多く、どちらが担当するかが曖昧なため、すれ違いやトラブルの原因になることもあります。
また、普段はあまり意識しないかもしれませんが、ガスや電気のスイッチが切れているかを確認することも「名もなき家事」のひとつであり、ぜひリストに加えておきたい項目です。例えば、「疲れていてつい消し忘れてしまってトラブルになった」「頼んでいたのに忘れられることが多くて困っている」といった問題が起こりやすいからです。夫婦間のトラブルの原因になるだけではなく、場合によっては重大なリスクにつながる可能性もあります。
共働き夫婦の強い味方、東京ガスの「マイツーホー」

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忙しい共働き夫婦にとって、ガスの消し忘れは単なる家事の問題ではありません。安全面でのリスクや、お互いの信頼関係に影響しかねない、深刻な課題です。
そこで注目したいのが、東京ガスの「マイツーホー」です。
多くの共働き家庭では、家に誰もいない時間が長いため、ガスの消し忘れは大きなリスクとなります。とはいえ、「ガスの消し忘れを確認する役割」がはっきり決まっていない家庭も多いのではないでしょうか。そのため、消し忘れの責任をめぐってトラブルになることもあるかもしれません。また、自分がガスを消すと決めていても、うっかり忘れてしまうこともあるでしょう。
そんな不安を感じている方にぴったりなのが、東京ガスの「マイツーホー」です。24時間365日のガスの見守りサービスを利用することで、ガスの消し忘れのリスクを大幅に軽減できます。
とにかく便利な4つのサービス
マイツーホーには、ガスの消し忘れを防ぎ、省エネにも役立つ4つのサービスがあります。
ガスの消し忘れ確認・遠隔遮断
外出中に「ガスを消し忘れたかも・・・」と不安になったことはありませんか? 通勤途中や旅行中、すぐに自宅に戻れないこともありますよね。
マイツーホーを利用していれば、LINEや電話でガスの消し忘れを確認できます。また、消し忘れていた場合、遠隔操作でガスを止めることが可能です。
長時間連続ガス使用の自動通報
ガスコンロだけでなく、家全体のガス使用量を24時間見守ります。あらかじめ設定した時間を超えてガスが長時間連続で使用されている場合は、LINEや電話でお知らせを受け取ることができます。
例えば、ガスコンロを使っている途中で他のことに気を取られ、火をつけたままうっかり忘れてしまうことがあります。また、子どもと一緒にお昼寝してしまい、ガスを消し忘れてしまうこともあるかもしれません。このように、自分では気づきにくいガスの消し忘れも、マイツーホーを利用すれば自動で知らせてくれるので安心です。
ガス未使用のお知らせ
24時間ガスが使用されなかった場合、翌日にあらかじめ登録したメールアドレスに通知が届くため、離れて暮らすご家族の見守りにも役立ちます。メールサービスは最大6名まで登録できるため、複数人で見守ることができます。
エネルギー使用量のお知らせ
ガスや電気の使用量が、メールやLINEで定期的に届きます。光熱費は家計にとって大きな負担ですが、使用量が時間帯別や日別で見える化されることで、エネルギーの使い方を工夫し、省エネや家計の節約につなげることができます。
初期費用不要で月額500円(税込)。家計への負担が少ない!
マイツーホーは、初期費用がかからず、月額500円(税込)、1日あたり約17円という手頃な料金も魅力です。
また、利用にあたって新たな設備の設置や工事も不要です。今あるガスメーターでガスの利用を見守ります。
※ご利用には、東京ガスのガスをご利用で、スマートメーター検針であることが必要です。
おわりに
共働き家庭の家事分担は簡単ではありません。「一人暮らしのときよりも、共働きなのに自分だけ家事をしている状況は大きなストレスだ」という声も少なくありません。円滑に進めるには、どちらかが我慢するのではなく、できるだけお互いに納得できる形で家事分担を考え、思いやりを持って取り組むことが大切です。
「マイツーホー」は、そんな共働き夫婦の強い味方です。忙しい毎日の中で、ささいな家事の心配から解放され、より快適で便利な生活を送りたい方におすすめのサービスです。快適で安心な家庭生活への第一歩を踏み出してみませんか?