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素材別! クッションの正しい洗い方やお手入れ方法とは?

ご家庭にあるクッション、ニオイや汚れが気になることはありませんか? 消臭・除菌スプレーをかけてお手入れする方も多いようですが、直接肌に触れるクッションは、できれば清潔に保ちたいもの。そこでクッションの素材別に正しい洗い方とお手入れ方法をご紹介します。

最終更新日:2024.10.28

目 次

クッションは洗濯できる?

リビング

PIXTA

クッションカバーは洗濯できる物が多いのですが、クッション本体は洗えない物もあります。まずは品質表示をチェックしてみましょう。

クッションの本体に品質表示が付いている場合と、クッションカバーに、カバーと本体の品質表示が付いている場合があります。

お手入れの方法を確認し、品質表示の記載通りに洗濯しましょう。

2016年12月から、衣類の取扱い絵表示が変わりました。こちらも合わせてご確認ください。

素材別! クッション本体の正しい洗い方・お手入れ方法とは?

クッションを持つ人

PIXTA

洋服と同様、クッション本体も素材によって洗い方やお手入れ方法が異なります。一般的な素材ごとのお手入れの方法をご紹介します。

ポリエステルや綿素材

基本的には洗濯できる物が多いです。
洗濯できる場合は、おしゃれ着用の中性洗剤を使って手洗いしましょう。具体的な方法は次の章でご紹介します。

ビーズ素材

基本的には洗濯できる物が多いです。
洗濯中にビーズが出てこないよう、側生地(がわきじ)にほつれ等が無いか確認し、おしゃれ着用の中性洗剤を使って手洗いしましょう。具体的な方法は次の章でご紹介します。

フェザー、ダウン素材

洗えない物が多いです。クッション性が失われてきた場合は、中へ空気を送り込むように手の平で軽く叩きます。

ニオイが気になる場合・・・風通しの良い日陰で日陰で数時間平干します。
汚れがひどい場合・・・クリーニング店に相談しましょう。

ウレタン素材

基本的に洗えません。水を含むと形崩れして二度と使えなくなる場合があります。

ニオイが気になる場合・・・風通しの良い日陰で数時間平干しします。紫外線が当たると素材が劣化してしまうこともあるので、注意が必要です。
陰干ししてもニオイが気になる場合・・・除菌スプレーを活用してみましょう。ただし、スプレーをかけすぎると乾くまでに時間がかかり、生乾き臭が生じることもあるので注意してください。

ジェル素材

ジェル素材のクッションには、洗える物と洗えない物があります。

洗える場合・・・水をかけて丸洗いします。水気を拭き取ったら、風通しの良い所で乾かしてください。
洗えない場合・・・汚れが気になるときは、布に水やお湯で薄めた中性洗剤をしみこませ、その部分のみをふき取ります。ニオイが気になる場合は、除菌スプレーなどを活用しましょう。

基本は手洗い! クッションの正しい洗い方とは?

桶で手洗いする

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洗濯できるクッションは、手洗いで中の汚れまでスッキリ落としましょう!
中綿が偏って型崩れしないよう、優しく押し洗いしてくださいね。

用意する物

  • おしゃれ着用中性洗剤
  • タオル
  • 平干し用のネット
  • たらい又はバケツ(クッションより一回り大きい物)


【クッションの洗い方 1】洗剤を入れる

たらい又はバケツに水を注ぎ、おしゃれ着用中性洗剤を入れてかき混ぜる。洗剤の分量はパッケージを確認して適切な量を入れましょう。

【クッションの洗い方 2】押し洗い

ゴム手袋をして手洗いする

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たらい又はバケツにクッションを入れ、押し洗いします。

【クッションの洗い方 3】すすぎ

汚れや泡がなくなるまで、水を入れ替えながらすすぎを繰り返しましょう。

【クッションの洗い方 4】脱水

タオルでくるみ、クッションの水気を拭き取ります。

【クッションの洗い方 5】乾燥

平干し用のネットなどを使って乾かします。吊るし干しをすると、中綿が下の方に溜まり型崩れをする可能性があるので平干し用のネットを使うのがオススメです。

空気が乾燥している時は外で、そうでない場合は室内で乾燥させましょう。中綿が詰っているほどクッションは乾きにくいもの。時間がかかればかかるほど生乾きのニオイがつきやすくなるので、空気が乾燥しているところに置くようにしましょう。

クッションを早く乾かしたい時は浴室暖房乾燥機が便利です♪

浴室でクッションを乾かす

uchicoto
※イメージです。実際はカバーは別で干しましょう。

乾かすのに時間がかかるクッションは、浴室暖房乾燥機を活用するのがオススメです。
通常の室内干しよりも早く乾く分、気になる生乾きのニオイが発生しにくくなります。さらに、外干しのように、花粉や排気ガスなどが付着しないので清潔感を保って乾かせますよ。

カビやぬめりの原因となる湿気や結露を取り除き、浴室自体もカラッと清潔に保てて一石二鳥です。

クッションの日常的なお手入れ方法とは?

クッションにスプレーをかける人

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クッションそのものは、洗えない素材がたくさんあります。洗えないクッションも清潔に使い続けるには、日頃からどのようなお手入れをすれば良いのでしょうか?

【クッションを清潔に使う方法 1】カバーを使う

洗える素材のカバーを使って、クッション本体に皮脂汚れなどが付かないようにしましょう。いくつかカバーを用意しておいて、こまめに替えられると衛生的ですね。色や素材を変えれば、部屋の雰囲気もガラッと変わるので気分転換にも良いかもしれません。

【クッションを清潔に使う方法 2】 汚れたら部分洗いをする

部分的に汚れてしまった時は、すぐにその部分だけを中性洗剤などを含ませた布で拭き取れば、丸洗いしなくて済むかもしれません。部分洗いが大丈夫かは、目立たない所で試してから行うと安心です。

【クッションを清潔に使う方法 3】消臭・除菌スプレーを活用する

除菌スプレーを使えば菌の繁殖を防げますよ。

お手入れしても汚れが落ちなかったり、傷んできたのが明らかな場合は、買い替えも検討しましょう。

おわりに

リラックスタイムに大活躍のクッションは、長く使っていると愛着が湧いてくることも。今回ご紹介した洗い方やお手入れ方法を参考に、大切なクッションを清潔に保って愛用してくださいね。

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公開日:2016.11.7

最終更新日:2024.10.28

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