ここから本文です。

甕に入った味噌

味噌の保存方法は開封前後で変わる? 常温・冷凍保存のコツを紹介

味噌の保存方法は、開封前と開封後で異なります。常温・冷蔵・冷凍それぞれの正しい保存方法や、風味を保つコツ、冷凍保存のメリットについて分かりやすく紹介します。和文化研究家の三浦 康子さんに詳しくお伺いしました。

最終更新日:2026.7.30

味噌を長持ちさせる保存方法は?

左手にお味噌汁、右手に箸を持った手

PIXTA

味噌は発酵食品ですが、保存中も温度や時間の影響を受け、少しずつ色や風味が変化します。

おいしさをできるだけ長く保つには、購入後の保存場所や保存方法を押さえておくことが大切です。

味噌を長持ちさせる保存方法

  • 未開封の味噌は直射日光を避け、温度や湿度の変化が少ない場所で保存する
  • 開封後は味噌の表面をラップなどでぴったり覆い、冷蔵庫やチルド室に入れる
  • 長期間使わない場合は、密閉できる容器に入れて冷凍庫で保存する

開封前後で異なる味噌の保存場所!

冷蔵庫を開けるエプロンをした女性

PIXTA

開封前なら常温保存

常温で販売されていた味噌なら、常温保存でも問題はないそう。直射日光のあたらない、温度・湿度の変化の少ない場所がよいでしょう。

ただし、夏場など暑い環境では、温度によって味噌の色が変化してしまうので、未開封でも冷蔵庫に入れておいたほうが安心です。

開封後は冷蔵庫へ(おすすめはチルド室)

開封後は冷蔵庫(5~8℃)で保存しましょう。とくにチルド室は温度変化が少ないので、保存の場所におすすめです。

また、味噌の表面をぴったり覆うことで、味噌の酸化を防ぐことができます。ラップなどで味噌の表面をぴったり覆ってから蓋をしておくと、賞味期限までおいしく用いることができます。

味噌の上にかぶせてある白いシートを活用する方法もあります。使用時は清潔なスプーンを使って取り出すようにしましょう。

味噌は凍らない? 冷凍庫での保存も可能!

家庭用の冷凍庫(約-20℃)では、味噌は凍らないといわれています。味噌の消費がゆっくりめのご家庭なら、冷凍保存で品質を保つのもおすすめです。

最近は減塩の味噌やだし入りの味噌など、傷みやすいものも増えているので、冷凍保存なら安心かもしれません。

味噌は麹の違いによって種類が異なります。料理にコクや旨みを加えてくれるお好みの味噌をお探しの方はぜひ味噌の種類の記事もチェックしてみてくださいね。

「味噌の種類の違いを知りたい!」味噌の種類の違いと正しい保存方法

味噌の保存方法が原因? 気になる状態

味噌の保存容器

色が変わってしまった

味噌は時間の経過と温度に影響をうけ、色が濃く変化します。これは、味噌の中の成分である糖とアミノ酸などが反応して起こる褐色化で「メイラード反応」といいます。

未開封の味噌でも起こります。色が濃くなってしまっても食べることには問題はありませんが、風味の面でやや劣ります。

冷蔵庫や冷凍庫で保存することで、褐色化の進みを遅らせることができます。

味噌に上澄みのような、醤油の様な液体がたまっている

これは「たまり」といい、味噌の熟成によりできたエキスです。味噌と混ぜて使えば問題なく食べられます。

賞味期限が過ぎてしまった

味噌は保存食だからすぐに傷まない、と耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに賞味期限を過ぎてもすぐに傷むものではありませんが、やはり風味の面で劣ります。期限内に使い切ることが基本と覚えておきましょう。

味噌に入っている脱酸素剤は開封後どうすればいい?

購入した味噌に脱酸素剤が入っている場合がありますね。容器の中で味噌が酸化するのを防いでくれますが、開封後は効果が薄れるため取り出してください。

味噌の保存容器はどれがおすすめ?

味噌の保存容器

味噌は購入時の容器のまま保存して問題ありません。別容器へ移す場合は、密閉できる清潔な保存容器を使用しましょう。

空気に触れる面積が増えると酸化が進みやすいため、容器のサイズは味噌の量に合ったものがおすすめです。

お味噌汁以外にも味噌を活用する方法を知っておこう

味噌漬け

お皿の上に味噌漬けした肉

PIXTA

味噌床をつくり、野菜や豆腐などをつけ込む方法です。

味噌に漬け込むと、旨味が凝縮され、保存性もアップします。お味噌汁以外にも味噌を活用できそうですね。

以下の記事では、卵を味噌漬けにしたレシピをご紹介しています。ぜひお試しください。

味噌漬けたまご

【レシピ】お弁当やおつまみにも!「味噌漬けたまご」

味噌焼き

 魚や肉は味噌につけて焼くとコクがプラスされます。醤油や塩とはひと味違うので、お料理の幅が広がりますよ。

味噌は油との相性がよい調味料です。マヨネーズと味噌をあわせた味噌マヨを、塗って焼くだけのこちらの簡単レシピもぜひお試しください。

【レシピ】 冷めても美味しい!「鮭の味噌マヨ焼き」


他にも味噌を使ったいろいろなレシピをご紹介します。参考にしてみてくださいね。

味に深み! 種類も豊富「味噌」を使ったレシピまとめ

調理に味噌を使う際はいつ入れる?

発酵食品である味噌は、熱を加えると風味が変化します。調理の内容にもよりますが、料理の最後に入れるとよいとされています。

お味噌汁をつくる際、味噌を入れた後にグラグラと煮立てるのはNGといわれているのはこのためです。

以下の記事では、味噌のほかにも酒やみりんなどの調味料を入れる順番を解説しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

酒やみりんの順は? 意外と知らない! 料理の「さしすせそ」「入れる順番とその理由」

おわりに

味噌は、長い間日本人に親しまれてきた伝統ある調味料です。地域性も色濃く、その違いを知ると驚かされることも。美味しくいただくためにも、ご自宅の味噌の保存場所を改めて確認してみてくださいね。

あわせて読みたい

最新のガスコンロなら、料理を強力サポート!

デリシア調理イメージ

Rinnai

最新のガスコンロには、料理を強力にサポートする便利機能が満載です。
 
自動で火加減を調整する揚げ物・焼き物に便利な「温度調節」機能や、ボタン一つでガス火炊きのご飯が炊き上がる「自動炊飯」機能。お湯が沸いたり、設定した時間になると消火する「湯わかし」や「コンロタイマー」機能など、「ガスコンロ」には調理をサポートする機能がたくさんあります。(※)
 
また、“魚を焼く”イメージの強い「グリル」ですが、実は肉や野菜料理、トーストやピザ、揚げもののあたため直しにも使える万能調理器です。
専用容器対応のグリルでは、手軽にオーブン料理も楽しめますよ。(※)
 
ガスコンロで「おいしい」をもっと簡単に! レパートリーをグンと増やしましょう!
(※)搭載機能や機能名は機種によって異なります。

SNSでこの記事をシェア
FacebookX(旧Twitter)LinenotePinterest

コピーされました

公開日:2016.10.28

最終更新日:2026.7.30

※この記事に含まれる情報の利用は、お客さまの責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。

同じカテゴリの記事

お気に入り追加

追加した記事は、お気に入り一覧でご確認いただけます。