ネギの根元部分から作る! 再生野菜の育て方
スーパー等で買った【ネギの根元部分】捨ててませんか? 捨てるなんてもったいない!
料理で使った残りのネギは、土に入れるとぐんぐん育ってくれます。おうちにネギがあったら、さっそく試してみてはいかがでしょう。
ネギのキッチン菜園は始めるのがとても簡単です。八百屋・スーパーなどで購入したネギを、根元の数センチを切ってから土に植えつけ、新しく出てきたネギの葉をカットすれば食べられます。
面倒くさがり屋さんでも、種を撒くよりも早く収穫できるで、キッチン菜園ビギナーには最適です!
【ネギの育て方】用意するもの(土栽培の場合)
・ペットボトル(2リットル、もしくは1.5リットル)
・鉢底石
・土
ネギは長く大きく育つので、プランターだと高さが足りなくなるときがあります。そこで私が思いついたのが2リットル(もしくは1.5リットル)のペットボトル。ネギを育てるにはぴったりのサイズなのです!
縦に使うため、ペットボトルの上の口の部分をカットします。そして水はけをよくするために鉢底石を敷き、土を入れます。そこにカットしたネギを植えます。
【ネギの育て方】追肥も忘れずに! 大きく育ちます
ネギを大きく育てるには、2週間に1回ぐらい追肥(成長に応じて追加で肥料をあたえること)を行いましょう。
ネギは葉が再生して育つので、京野菜の「九条ねぎ」など葉が柔らかいネギに適しています。ぜひ九条ねぎが売っていたら、一部を食べてから育ててみましょう!
再生ネギは根元を10cm以上残して収穫すると、うまくまたネギが育ちます。
ネギはぐんぐん育つので、経済的です!! ネギの成長を見ていると、毎日の楽しみが増えますよ。
節約にもエコにもいい「ネギキッチン菜園」のポイントも次にご紹介しますね。
【ネギの育て方のポイント1】石灰を土に入れる
ネギは酸性を嫌うので、おせんべいなどの乾物に入っている乾燥剤を土の中に入れると育ちがよくなります。もしくは100円ショップなどで売っている石灰を土に入れるとぐんぐん育ちます。
【ネギの育て方のポイント2】赤玉土を加える
ネギは水はけがいい土を好むので、赤玉土などが売っていたら、市販の培養土に少し加えると育ちがよくなります。
【ネギの育て方のポイント3】根元を長めに残す
ネギは根元を1センチくらいだけ残して土に挿しても再生できますが、根の部分を付けて茎を10cmくらい残して土に挿したほうが、丈夫で早く再生・収穫できるのでオススメ。
【ネギの育て方のポイント4】ねぎ坊主はカットする
ネギはしばらくすると、ねぎ坊主という花が咲きます。ねぎ坊主が咲くと、ネギの風味が落ちてしまうので、早めにカットして食べるのがコツ。もしねぎ坊主ができても切り落とせば、またネギは育ちます。
■番外編(水栽培)
ホロネギ(リーキ)などの西洋ネギも再生できます。
シチューにいれるとトロトロになり美味しい西洋ネギ(リーキ)。市販で買うと高級なネギですが、もちろん再生できます。根元を残して水につけるだけでぐんぐん育ちます。わずか1週間でこんなに育ちます。
おわりに
西洋ネギもご自宅で再生できたら、節約かつエコですね。またインテリアとしても楽しいですよ。ぜひネギの再生をはじめてみてくださいね!
育てておけば、冷蔵庫でシナシナになったネギを見かけることもありません。新鮮な自家製のネギを食卓にいかがですか?