エッグスライサーとは?
ゆで卵は表面がツルツルとしていて滑りやすく、均一の幅で薄く切るのは難しいもの。そこで活躍するのが「エッグスライサー」です。「エッグカッター」や「たまご切り」とも呼ばれています。
ゆで卵に合わせた独特な形なので、滑らず一気にゆで卵をカットできますよ。短時間で料理を仕上げたい時には便利ですね。
包丁と違って手を切る可能性が低いので、子どものお手伝いにも適しています。
このエッグスライサー、便利なのでインターネットを見るとさまざまな活用術があるようです。実際にはどのような活用がオススメなのでしょうか。エッグスライサーを製造する株式会社曙産業さんに伺いました。
【エッグスライサーの活用方法 1】ゆで卵のみじん切りに
エッグスライサーなら卵のみじん切りも簡単にできます。
横向きに卵をカットした後に、縦向きにカットすると、あっという間にゆで卵のみじん切りのでき上がり。まな板と包丁を汚さず作業できるので、洗い物も少なくて済みます。
みじん切りにした卵は、そのまま食べるだけではなく、サンドイッチや卵フィリングやタルタルソース作りにも活用できますよ。
【エッグスライサーの活用方法 2】キウイなどの柔らかいフルーツをカット
キウイや缶詰の桃などの柔らかいフルーツは、エッグスライサーでもカットできます。
何度も包丁を入れなくても一回の作業で完結するので効率がよく、お菓子やデザート作りがはかどりそうですね。
親子で調理を楽しむ際には、お子さまにお手伝いをお願いするのもオススメ。一人でできる作業が増えることで、料理の楽しさをより感じられそうです。ただし、金属線材で指を怪我しないよう十分に注意してください。
【エッグスライサー活用NG活用術】ゆで卵と果物以外のカット
均一な厚みにカットできるエッグスライサーは便利ですが、ゆで卵と柔らかい果物以外に使用するのはやめた方が良いそうです。
硬い物を無理にカットしようとすると、金属線材ワイヤー部分が曲がったり、破損の原因になります。
以下のような活用術も人気ですが、メーカーとしては推奨していない方法だそう。試すときは慎重に、壊れるリスクもあることを理解しておいた方が良いですよ。
チーズのカット
チーズは色々な種類がありますよね。味だけではなく、硬さもいろいろ。金属線材を変形させないためにも、エッグスライサーでチーズを切るのはやめた方が良さそうです。
オリーブの実
オリーブの実は、小さくて丸いためエッグスライサーでカットできたら便利ですよね。
しかし、この使い方もNG。オリーブの皮はしっかりとしているので、金属線材に引っかかってしまいます。また、種がある場合、金属線材が変形する原因にも。オリーブの実をエッグスライサーで切るのは控えましょう。
おわりに
料理の見た目をランクアップし、時短にも貢献してくれるエッグスライサー。便利な調理器具なので、正しい使い方をマスターして長く愛用したいものですね。