短時間でサッと洗うのがコツ!? 麺棒の手入れ方法とは?
まず、麺棒にこびりついている生地を落とします。
軽い汚れの場合は
空拭きした後、風通しのよいところに干すだけでもOK。スポンジやタワシを使い洗う場合、麺棒が汲水しないように短時間で洗い上げます。洗った後は十分に水気を拭き取り、風通しのよいところで乾燥させます。
汚れがひどい場合は
漂白剤につけますが、最低でも3日以上干しましょう。3日干さないと芯まで乾ききらず、黒ずみやカビの原因になります。
木? 塩化ビニール? シリコン? 麺棒の種類や選び方
麺類、パイやクッキーなどやペストリーを作るとき、生地を平らに薄くのばすのに使われる麺棒。
長さや太さは用途によっていろいろですが、直径3~4cmくらいのものが力が均一にかけられ、扱いやすく、生地を滑らかにのばすことができます。
長さは麺用が1mくらい、ペストリー用は30~45cmくらいのものがよいでしょう。材質は木製と塩化ビニール製などがあります。
木製
ブナやカシなど堅くて節のないもので、木のキメが細かく、乾燥していて真っすぐなものを選びます。
材質が悪いと、ぬれたり乾かしたりを繰り返しているうちに反ってきてしまうことがあります。生地の分量が多いときやグルテンの強いパン生地をのばすときには、ローラー式を使うと便利です。
塩化ビニール製
表面に細かい凸凹がついているので、生地の上でもスムーズに動かすことができ、平均にガス抜きができます。パン作りに最適です。
最近では、洗いやすさを重視したアルミ製や、抗菌性のあるシリコン製など、さまざまな素材の麺棒があるようです。お好みに合わせて選ぶと良いですね。
おわりに
一度カビてしまうとお手入れも大変な麺棒。使ったらすぐに手入れをして、しっかり乾燥させるのがポイントです。
出典 : 東京ガス「食」情報センター企画「料理道具100%活用百科」