自宅パーティにピッタリ! 見た目も美しいサンドイッチ
はじめまして、モコメシの小沢朋子です。
ちょっと聞き慣れないかも知れませんが、フードデザイナーという肩書きで仕事をしています。ケータリングや、飲食店のメニュー開発などをしています。また、スパイスを使った料理がとても好きで、年に1ヶ月ほどインドへ行きます。
第一回目は「イカスミのフォカッチャと焼鮭パテのミニサンドイッチ」
黒いパンとサーモンピンクのパテのコントラストが美しいです。小さくカットして、パーティにぴったりなフィンガーフードに仕上げましょう。
今回は、とっても簡単なフォカッチャのレシピをご用意しました。
ドライイーストを使っているので簡単に膨らみます。自家製酵母の滋味深い味にはかないませんが、誰でも気軽にパンが焼けるのはドライイーストの大きなメリットだと思います。
私も、朝起きて「今朝はパンが食べたいな・・・」と思い立った時にはこのフォカッチャを焼いています。そんな時はイカスミではなく、ハーブやオリーブなどを入れてバリエーションを楽しんでいます。
さあ、作ってみましょう!【イカスミフォカッチャ】の作り方
■材料
強力粉・・・300g
イカスミパウダー・・・大さじ1と1/2
ドライイースト・・・小さじ1と1/2
きび砂糖・・・小さじ2
塩・・・小さじ1
オリーブ油・・・大さじ1と1/2
ぬるま湯・・・180cc
打ち粉(強力粉)・・・適宜
■作り方
1. ボウルに強力粉、イカスミパウダー、ドライイースト、きび砂糖、塩を入れて、手でよくかき回わします。粉のかたまりがほぐれて、均一に混ざるようにします。
2. オリーブ油を加えてかるく混ぜたら、ぬるま湯を一気に加えて、練り込みます。季節によって水分が多過ぎる場合は、強力粉(分量外)を少しずつ加えてください。3分ほどこねます。
3. ひとまとめにし、ラップで包んで部屋の温かい所に置いて発酵させます。
冬の場合、お鍋に40~45℃のお湯を底から5cmほど入れ、その上にボウル、ラップで包んだパン生地、かぶせるボウル、を順に積んで保温します。この上からさらに布をかぶせるとなお良いです。
4. 40~60分程で生地が2倍くらいに膨らんだら、打ち粉をした台の上で20cm×30cm程度の楕円に伸ばし、さらに10分放置します。
5. 180℃のオーブンで30分焼いたら出来上がり。
【焼鮭とマスカルポーネのパテ】
■作り方
塩鮭・・・2切れ
マスカルポーネチーズ・・・250g
クリームチーズ・・・80g
タイム・・・5枝
塩・・・適宜(鮭の塩味によって調整する)
胡椒・・・適宜
■作り方
1. フライパンで塩鮭を焼きます。
2. タイムは、固い茎から葉っぱをはずしておきます。
3. 塩鮭の骨を取り除き、マスカルポーネチーズ、クリームチーズ、タイムを混ぜ合わせます。塩、胡椒で味を調整します。
【組み立て】
1. パンを横半分にスライスし、焼鮭とマスカルポーネのパテをまんべんなく塗ります。
2. 冷蔵庫に1時間ほど入れ、チーズをしっかり冷やします。
3. 小さな長方形にカットして出来上がり。
紙でサンドイッチの端を包むと、つまみやすくなります。
ぱっとつまめて便利、持ち運びも楽ちんなフィンガーフード
立食パーティで、片手に飲み物を持ちながら一口で食べられるフィンガーフードはとても重宝します。
崩れにくいこのサンドイッチは持ち運びしやすく、お皿に並べるだけでケーキのような華やかさがありますので、お友達の家へお呼ばれした時の手みやげにもぴったりです。