イスタンブールの味を、モコメシ風のアレンジで
こんにちは、モコメシの小沢朋子です。
第2回目は「鯖ムニエルと人参ラペのホットオープンサンドイッチ」です。
10年程前、トルコへ一人旅行した時に食べた鯖サンドがイメージの原点です。
トルコはアジアとヨーロッパの架け橋。地元の食堂で食べたり、人なつこくて優しい地元の人のお家へ食事にお呼ばれしたり、とにかくごはんが美味しかったことを覚えています。
新鮮な野菜や魚を使ったちょっぴりエキゾチックなごはんには、地元産のワインがよく合います。なかでも思い出深いのは、イスタンブールの屋台で食べた、トルコ名物の「鯖サンド」。その頃の私にとって、鯖と言えば味噌煮か塩焼き。こんな食べ方もあるのかと驚いたことを覚えています。
今回のレシピは、その時の思い出の味をモコメシがアレンジ。黒パンにパルミジャーノ、鯖、そしてクミンが香る人参のラペを合わせた、オープンサンドイッチです。
パンも焼きたて、鯖も焼きたての温かいサンドイッチを楽しんで下さい。寒い冬の休日、外に出ずに家でゆっくり過ごしたい、そんな日のランチにぴったりです。
さっそくチャレンジ! 真冬にピッタリの温かいサンドイッチ【鯖ソテーと人参ラペのホットオープンサンド】の作り方
■材料(4人分)
黒パン・・・4枚
パルミジャーノレッジャーノ・・・70g
鯖・・・4切れ
小麦粉・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ3
イタリアンパセリ・・・適量
サニーレタス・・・適量
人参・・・200g(黄、橙、赤など色違いで揃えるときれいです)
レモン・・・1個
クミン・・・小1/2
レーズン・・・15g
塩・・・小1/3
■作り方
1. 人参は5cm長さの千切りにする。
2. レモンは飾り用の半月スライス4枚を残して、絞る。
レモン汁が合計で大さじ3になるように調整する。
3. クミンをすり鉢でする。
4. 1で千切りした人参、2で絞ったレモン汁、3ですったクミン、レーズン、塩を合わせて10分ほど置きしんなりさせる。
5. 鯖は軽く塩こしょう(分量外)し、10分ほど置いて、出てきた水気をキッチンペーパーで拭き取る。
6. 軽く小麦粉をまぶして、オリーブオイルをひいたフライパンでソテーする。
7. 薄くスライスしたパルミジャーノをパンに乗せてトースターへ。チーズが溶けたらOK。
8. パンに 6 の鯖と 4 を盛りつけ、イタリアンパセリを飾る。
9. サニーレタスと 2 でスライスしたレモンを添える。
サンドイッチをもっと自由な発想で
既にお気づきかも知れませんが、パンとおかずを一緒に盛りつけるだけで、ワンプレートサンドイッチになってしまうのです。
サンドイッチははさむだけじゃない、もっと自由!
パンとおかずを一緒に盛りつければ一皿がぐっと華やぎますし、洗い物も減って一石二鳥ですね。同じ要領でいろいろなおかずとパンの組み合わせが可能です。
モコメシのトルコの思い出のように、「あの時のあれ、美味しかったな」と記憶に残っている食材を使って、又はいつもの得意のメニューをアレンジして。お好きな様に、楽しんで下さい。