スパチュラとターナーの違いとは?

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スパチュラとは、材料を混ぜ合わせたり、裏ごししたりする際に使用する、主に調理用のへらのことを指します。
最近では、耐熱性に優れたシリコン製のものが人気です。
またターナーとは返すという意味で、料理を返したり、器に移したりするときに使います。
ゴムベラやしゃもじも含まれる! スパチュラとは?

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特徴
材料を混ぜたり練ったり、裏ごししたりする道具です。木製が多いですが金属製のものもあり、パレットナイフもこの中に含まれます。

玉じゃくし、おたま、レードルにはどんな種類がある?

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特徴
汁気のあるものをすくう「玉じゃくし」。耐久性に優れたステンレスのほか、軽いアルミ(アルマイト)製や、ホーロー製など、材質は多様化しています。デザインはシンプルなものが洗いやすく、耐久性もあります。

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ターナー? フライ返し? ヘラ状の調理器具ターナーについて解説!

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特徴
料理を返したり、器に移したりするときに使います。
形はいろいろありますが、フライパンの鍋肌に添わせやすいように、弾力性のあるものを選びましょう。
材料はステンレス製が主ですが、フッ素樹脂加工されたものもあります。返し板と柄の角度が30度くらいのものが使いやすいです。

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【素材別】スパチュラとターナー、使い始めはどうする? お手入れ方法を解説!

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しゃもじ・木ベラ
木製のスパチュラやターナーは、使用前に水に浸して十分に湿らせておくことで、食材の匂いや色移りを防ぐことができます。
特に、カレー粉やパプリカなど、色や匂いが付きやすい食材を扱う際は注意が必要です。
調理の度にしっかりと洗って乾燥させれば、長く衛生的に使い続けられます。
しゃもじの使い方やお手入れ方法は下記で詳しく解説してます。
以下もご覧ください。

カビに注意! ご飯がくっつかない「しゃもじの使い方と正しいお手入れ方法」
鉄玉じゃくし・鉄ベラ
新品は鉄銅同様、サビ止め皮膜がついているので、カラ焼きをします。
使用後のお手入れ

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しゃもじ・木ベラ
使用後は台所用中性洗剤で洗います。汚れが落ちないときはクリームクレンザーで洗い、匂いや黒ずみがきになるときは漂白します。生乾きでは料理の匂いを残すので、洗ったあとは陰干しで十分乾かします。
プラスチック製のものに色や匂いがしみついたら、薄めの漂白剤溶液に浸して漂白します。クレンザーは細かい傷をつけるので使用は避けます。
ゴムベラ
柄とヘラの部分が取り外しできるものは取り外し、台所用中性洗剤とスポンジで洗います。
ターナー

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節目や穴に汚れが残りやすいので、台所用中性洗剤をつけたスポンジでよく洗います。柄の部分も忘れずに洗います。
網じゃくし
余分な油カスをペーパータオルで拭きとり、熱湯をかけ油分をざっと流した後、台所用中性洗剤とスポンジまたはタワシで洗います。目がつまったときはさっとカラ焼きをすると、カスが燃えてきれいになります。
おわりに
毎日使うものだからこそ、スパチュラとターナーは、素材に合わせた適切な方法で、お手入れを行いましょう。
清潔に保つことで、調理の効率も上がり、料理がもっと楽しくなりますよ。
出典 : 東京ガス 食情報センター企画「料理道具100%活用百科」