キッチンスポンジの交換頻度・時期は?

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普段、何気なく使っているキッチンのスポンジ。食器を洗った後、洗剤や食材がついたままスポンジラックに戻していませんか?
一般的なウレタン製などのキッチンスポンジを、十分にすすいだり乾かしたりせずに使い続ける場合、衛生面から見た交換の目安は長くても約1週間だと本橋さんは言います。予想よりも短いと感じた方も多いのではないでしょうか。
「食器洗いに使ったスポンジのお手入れをせずに置いておくと、食器や調理器具から移った食品汚れや水分が残り、雑菌が繁殖しやすくなります。生肉や生魚に触れた調理器具を洗った場合には、食中毒の原因となる菌がスポンジに付着している可能性もあります。湿った状態が続くと、ニオイやヌメリの原因にもなります」(本橋さん)
スポンジに雑菌が繁殖しても、食器を洗うときに洗剤を使うのであまり気にしなくても良いのでは?と思いがちですが、本橋さんによれば、周辺に雑菌が広がるおそれもあり、食器洗いでは完全に雑菌を排除できないこともあるので、スポンジの雑菌は極力増殖させないのがベターとのこと。
なお、以下に該当する場合は、使用期間にかかわらず交換した方がよいそうです。
キッチンスポンジの交換サイン
- 洗剤が残っていないにもかかわらずヌルヌルしている
- 黒ずみや嫌なニオイがある
- 水切れや泡立ちが悪い
- 弾力がなくなり、スポンジが変形している
【素材・形状別】キッチンスポンジの交換時期!

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「キッチンスポンジ」と一口にいっても、さまざまな素材や形状のアイテムがあります。
そこで本橋さんが素材や形状別に、スポンジに入り込んだ食材カスや洗剤などを洗い流す「お手入れのしやすさ」「乾きやすさ」「強度」を解説。これらを総合して割り出した、保ちのよさランキングTOP6を紹介します!
【長持ち:第1位】乾かしやすく、食器洗いからこびりつき洗いまでOK「メッシュクロス(あみたわし)」
提供:本橋ひろえ
「メッシュクロスはスポンジと同様に、普段の食器洗いから、汚れがこびりついた鍋まで広く使えるアイテム。食材カスや洗剤を洗い流しやすく、乾燥しやすいため、お手入れが簡単なのが最大のメリットです。
素材はナイロンが主流で、食器を洗う際は折りたたんで使用します。液状の洗剤はクロスではなく、食器側に付けるのが洗剤を無駄なく使うコツ。固形石けんや粉石けんとの相性がよいのも特徴です。
ただし、弾力のあるスポンジを使い慣れている方は、クロスの薄さに慣れるまで時間がかかるかもしれません」(本橋さん)
交換頻度
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| お手入れをしない場合 | 約1カ月 |
| お手入れをする場合 | 3カ月以上 |
素材の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| お手入れのしやすさ | ★★★★★ |
| 乾きやすさ | ★★★★★ |
| 強度 | ★★★★★ |
【長持ち:第2位】水切れがよくヘタりにくい「ウレタン(1層タイプ)」

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「目の粗いウレタン1層タイプは、水切れがよく乾燥させやすいので、比較的長く使えるスポンジです。
ただし目が粗い分、食材カスが間に入り込みやすいのがデメリット。食器洗いに適していますが、こすり洗いの洗浄力は弱め。
また石油系の素材ゆえに親油性が高く、スポンジ自体が油を吸着して内部に取り込んでしまうため、油汚れを落としにくいという難点もあります」(本橋さん)
交換頻度
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| お手入れをしない場合 | 約1週間 |
| お手入れをする場合 | 約1カ月 |
素材の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| お手入れのしやすさ | ★★☆☆☆ |
| 乾きやすさ | ★★★★☆ |
| 強度 | ★★★★☆ |
【長持ち:第3位】こびりつき汚れを落とすなら「不織布(ナイロンたわし)」
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「鍋や五徳のこびりつき汚れからシンクを洗うのに便利な不織布タイプ。プラスチックや漆器などを洗うには、傷を付けやすいので向いていません。
またキッチンスポンジといえば不織布とウレタンが2層になったタイプがポピュラーですが、層ごとに使い分けをしたい人は、ウレタンと不織布の1層タイプをそれぞれ用途別に持つのがおすすめ。
理由は、不織布はウレタンよりも乾きにくく隙間に食材が入り込みやすいため、ウレタン1層タイプよりも雑菌が増加しやすいからです」(本橋さん)
交換頻度
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| お手入れをしない場合 | 約1週間 |
| お手入れをする場合 | 約1カ月 |
素材の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| お手入れのしやすさ | ★☆☆☆☆ |
| 乾きやすさ | ★★★☆☆ |
| 強度 | ★★★★☆ |
【長持ち:第4位】環境に優しく油に強い、植物由来の「セルロース」
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「木材パルプなどの天然植物繊維(セルロース)を主原料としたスポンジは、吸水性、耐熱性に優れ、サステナブルなのも魅力。
植物由来なのでスポンジに油が吸着しにくく、洗剤を使わなくても軽い油汚れなら落とせるため、油汚れが気になるプラスチックのお弁当箱などもストレスなく洗い上げられます。
乾燥するとカチカチになるので、乾いたかどうかが一目瞭然なのもメリットと言えるでしょう。ただ、比較的もろいのがデメリット。使い続けるうちにポロポロとちぎれるようになったら替えどきです」(本橋さん)
交換頻度
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| お手入れをしない場合 | 約1週間 |
| お手入れをする場合 | 約3週間 |
素材の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| お手入れのしやすさ | ★★★★☆ |
| 乾きやすさ | ★★★☆☆ |
| 強度 | ★☆☆☆☆ |
【長持ち:第5位】泡立ちと耐久性を両立「不織布付きウレタン(多層構造)」
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「食器洗いスポンジの定番タイプ。ナイロン不織布面とウレタン面の2層や3層構造のものがあります。
不織布側が丈夫なため鍋のこびりつき汚れを落としたり、ウレタン側で食器を洗ったりと使い分けることができます。
ただし不織布部分は隙間に食材が残留しやすいほか、ウレタン層も1層タイプよりきめ細かいタイプが採用されていることが多く、乾きにくいので、衛生面から見た交換頻度は1層タイプよりも高めです」(本橋さん)
交換頻度
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| お手入れをしない場合 | 約1週間 |
| お手入れをする場合 | 約2週間 |
素材の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| お手入れのしやすさ | ★★☆☆☆ |
| 乾きやすさ | ★★☆☆☆ |
| 強度 | ★★★☆☆ |
【長持ち:第6位】細かい場所も洗いやすい「ネット付きウレタン」

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「やわらかくきめ細かいウレタンスポンジなどをネットで包んだタイプ。ネットが洗浄力をアップさせるので、食器洗いから鍋のこびりつき汚れなど、幅広く使えるのが特徴です。
比較的薄めのものが多いですが、ネットで包まれている分乾きにくく、ネットが調理器具などに引っかかって破れることがあったり、食材がネットの中に入り込みやすいのがデメリット。
比較的安価で手に入るので、早めのローテーションで活用するのがおすすめです」(本橋さん)
交換頻度
| 項目 | 期間 |
|---|---|
| お手入れをしない場合 | 約1週間 |
| お手入れをする場合 | 約2週間 |
素材の特徴
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| お手入れのしやすさ | ★★☆☆☆ |
| 乾きやすさ | ★★☆☆☆ |
| 強度 | ★★☆☆☆ |
【番外編:使い捨て】がんこな汚れ専用「メラミンスポンジ」

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「汚れを削って落とすメラミンスポンジは、使い捨てで活用するのがベストです。
スポット掃除に便利で、使うたびに小さくなるのが特徴。コーティング加工されたシンクや、食器の素材や塗装によっては使えないのでご注意を」(本橋さん)
キッチンスポンジを長持ちさせるお手入れのコツ! 菌の隠れ家にしない新習慣

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最後に、本橋さんにスポンジを清潔に保つためのお手入れの基本を教えてもらいました。
手順
- 泡が完全に切れるまで、流水でスポンジをもみ洗いしながらすすぐ
- 水のかからない場所でつるして干し、完全に乾燥させる
農林水産省でも、スポンジやたわしは使用後によくすすぎ、水気を切って乾燥させるとともに、定期的に消毒することを推奨しています。
「シンクによっては、内側にスポンジや食器用洗剤を入れるラックが備え付けられている場合がありますが、スポンジを水がかかる場所に置いておくのはおすすめできません。
また、洗ったスポンジが完全に乾燥できるよう、複数のスポンジをローテーションで使用するのがおすすめです。乾いた状態で置いておくのがベストなので、乾きやすい材質のもの、極力薄いものを選ぶのもよいですね」(本橋さん)
ちなみに、食器用洗剤に除菌成分が入っている場合でも洗剤を洗い流す必要があるのか、本橋さんに尋ねると「洗剤が水で薄まってしまうと、本来の除菌効果を発揮することはできません」とのこと。
洗剤を十分にすすがず、食品汚れや水分が残った状態で保管すると、スポンジ内部で雑菌が繁殖しやすくなる可能性があるそうなので、注意してくださいね。
キッチンスポンジの選び方! 使い捨てもおすすめ
キッチンスポンジを衛生的に使う方法は、こまめに交換するだけではありません。お手入れの手間や買い替えのコスト、環境への配慮といった視点から、自分に合ったスポンジを選びましょう。
簡単なお手入れで長く使いたいならクロスタイプがおすすめ

提供:本橋ひろえ
実際に本橋さんは、衛生面と強度を考慮した結果、メッシュクロスに行き着いたのだそう。
「メッシュクロスは、その名の通り布状の網で、折りたたんで使います。付着している洗剤や食材を洗い流しやすい形状で、フックなどに引っ掛けて干せるので、乾燥しやすいのも魅力です。
乾燥は薬品を使わない優れた究極の除菌方法なんですよ。網目が細かめでこすり洗いに向いているメッシュクロス(写真中央の銀色のもの)はお風呂掃除に、右隣の網目の大きなクロスタイプを食器洗いに使っています。ちなみにこれは漁業で使う網を再利用した商品なので、環境に配慮したアイテムを使いたい人にもおすすめです」(本橋さん)
本橋さんは同じメッシュクロスを2枚用意し、使うたびに交互に干して、完全に乾燥させていると言います。ちなみに、この使い方をすると1年以上使えるケースもあるのだそう。
「メッシュクロスは、固形石けんや粉石けんとの相性もよいです。固形石けんや粉石けんは油汚れを落としやすく、香料や着色料などを使用していない製品もあります。
ただし、手肌への刺激の感じ方には個人差があるため、肌の状態にあわせて選びましょう。
固形石けんはつるせるタイプ(写真左端)なら簡単に乾燥できて、衛生的に使えるのでおすすめ。粉石けんは調味料容器などに入れておくと使いやすいですよ」(本橋さん)
究極のタイパ?「使い捨てスポンジ」という選択肢も
「衛生面から見ると、スポンジは使い捨てにするという選択もよいと思います。食器を洗い終わったら、その流れでスポンジを使って、ささっとシンクや排水口を掃除してから捨てるなら、スポンジをフル活用できて、キッチンを清潔に保てるメリットもありますね」(本橋さん)
ウレタン1層の薄いタイプで、たくさん入ったリーズナブルなスポンジが使い捨てにはおすすめだと本橋さんは言います。
「例えば30枚入りで300円の商品なら、毎日スポンジを取り替えても1カ月のコストは300円。その手のアイテムは薄いものが多いので、鍋などを洗うには強度が少し心もとないと感じる人もいるかもしれませんが、コストや使い心地が許容範囲なら、スポンジの衛生面を気にせず過ごせる毎日がかないます」(本橋さん)
おわりに
キッチンスポンジは、見た目に大きな変化がなくても、湿った状態や食品汚れが残ることで雑菌が繁殖しやすくなります。一般的なウレタン製スポンジは、お手入れをせずに使う場合、約1週間を交換の目安とし、ニオイやヌメリ、黒ずみが見られたら期間にかかわらず交換しましょう。
使用後は、洗剤や食品汚れが残らないようによくすすぎ、水気を切って十分に乾燥させることも大切です。
素材ごとの特徴や乾きやすさを知り、自分に合ったスポンジを選ぶことで、日々の小さなストレスを減らしながら、キッチンを清潔に保ちやすくなります。
まずはプロの手でキッチンを清潔な状態にリセット
本橋さんのアドバイスをもとに、スポンジラックを見直したり、スポンジやメッシュクロスなどを清潔に乾燥させる場所を確保しようと思ってあれこれ考えていたら、シンク周りのあちこちに蓄積した汚れが気になってしまった方もいるのではないでしょうか。
でもキッチンのすみずみまで汚れをリセットするのはなかなかハードルが高い・・・と心が折れかけている方は、思い切って掃除のプロに依頼してみませんか? プロの技でピカピカに磨き上げられたキッチンを目にしたら、清潔な状態をキープしたいという気持ちも強まりそうです。
東京ガスのハウスクリーニングは、高度な専門知識と、技術を有するスタッフが、適切な道具や洗剤を使って、おうちを丸ごとクリーニングしてくれます。キッチンに限らず、さまざまなプランがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。



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