電子レンジの油汚れ、こびりつきの原因と掃除方法とは?
こんにちは。sea(しー)です。最近の電子レンジはオーブン機能が付いているものも多く、便利になっていますよね。
でも、こうしたタイプの電子レンジは汚れがこびりつきやすいんです。その原因は焦げ。普通の電子レンジとして使っている場合には、レンジ庫内に汚れが飛び散っても、気づいた時に拭けばキレイになりますが、汚れが飛び散った状態でオーブン機能を使ってしまうと、焦げてこびりついてしまうんです。
【電子レンジの掃除方法】まずは洗剤のつけおき
汚れが比較的軽めであれば中性の食器洗い洗剤を、かなりハードであればアルカリ性洗剤を電子レンジの庫内の汚れにつけおきしていきます。この段階では、汚れを落とそうとしなくてOK。洗剤が全体に行き渡るように塗りつけていきましょう。
洗剤は後でしっかり拭き取るので一般的なもので問題ありませんが、洗剤を使いたくない場合は重曹やセスキ炭酸ソーダのスプレーで代用してもよいでしょう。
【電子レンジの掃除方法】スポンジで洗剤を伸ばしていく
凹凸のある部分はスポンジを使って伸ばしていきます。
【電子レンジの掃除方法】マグカップに水を入れて温める
洗剤が行き渡ったらマグカップなど耐熱性の容器に水を入れて、電子レンジで3~5分ほどチン。そのまま5~10分放置します。蒸気で汚れを浮き上がらせます。
【電子レンジの掃除方法】水蒸気で緩んだ汚れをこすり落とす
水蒸気で緩んだ汚れをスポンジでこすって落としていきます。さっきは硬かった汚れがスルスルと落ちていきますよ。底面の焦げ付きが取れにくい場合は、クリームクレンザーでポイント的に磨いてみるのもオススメです。
汚れが落ちない場合は
同じ工程を繰り返して汚れを落としましょう。アルカリ性洗剤をスプレーし、塗りつける。マグカップの水をチンしてからスポンジでこする。これを何度か繰り返すと、汚れが段々落ちていきますよ。
電子レンジの簡単掃除でこんなにピカピカに!
上の工程を3回ほど繰り返したところでこんなに汚れが落ちました。かかった時間は40分ほど。驚くほど簡単ですよね。
グリル全体の油汚れ、こびりつきの原因と掃除方法とは?
グリルも直火で食材を調理するため、油汚れが焦げてこびりつきやすい特徴があります。本体内側と、外せる焼き網や皿などのパーツ、それぞれ洗剤やお湯の力を使って効率的に汚れを落としましょう。
【グリル庫内の掃除方法】洗剤のつけおき→磨く
部品を外し、奥をのぞき込んでみると予想以上に汚れていて驚きます。庫内は魚を焼いたときの油がはねて汚れがつきやすいため、定期的に手入れをするようにしたいものです。
アルカリ洗剤(洗剤の使用が気になる方は重曹やセスキ炭酸ソーダのスプレー)をつけ置きしたのち、磨きます。
電子レンジと違って蒸気で柔らかくすることができない分、スチールウールなど磨き効果の高い掃除道具を使うと短時間できれいになるでしょう。
こんなにさっぱりしました!
【グリル部品の掃除方法】分解→つけおき→磨く
グリル扉と受け皿ホルダー、分解できる機種であれば外しましょう。外した部分に汚れが溜まっています。
網、受け皿、受け皿ホルダーのつけおき方法は汚れの状況によって選びましょう。汚れが溜まっている場合は煮沸洗いがオススメ。鍋に水と重曹大さじ3杯程度を溶かし、部品を入れて火にかけます。時々上下を入れ替えて全体がまんべんなく洗浄できるようにしましょう。
このほかシンクに大きめのビニール袋を広げ、部品を入れてアルカリ洗剤をスプレーした後に、10分程度放置させておく方法もあります。
油汚れを浮かせたうえで磨き洗いします。
こびりついていた汚れがきれいに取れました!
グリル扉のガラスは、煙と油で曇っていることも多いです。汚れが溜まると中が見えなくなるため調理にも支障をきたします。
ただ、扉にはプラスチック製の部分があるため、素材を傷めないよう熱湯の使用や長時間の洗剤のつけおきは避ける必要があります。
全体をお湯にざっとさらして汚れを緩めたのち、ガラス部分が油汚れで曇っている場合は、そこだけキッチンペーパー等で洗剤湿布します。5~10分程度つけおいたらスポンジで洗います。
それでもこれだけさっぱりします!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
電子レンジもグリルも、日常の調理で頻繁に使うところなので、できるだけ清潔な状態を保ちたいものですよね。溜まった汚れをリセットするお掃除、ぜひチャレンジしてみてください!