憧れのキッチンリフォーム、失敗しないキッチンの選び方

お料理をする人にとって、とても重要になる自宅のキッチン。家づくりにおいても重要なポイントです。新築・建替え・リフォームなどの際、新しいキッチンはどんな形にするか迷われるのではないでしょうか。

お料理好きの方や、キッチンに興味がありこだわるポイントやイメージがしっかりある方もいらっしゃる一方、キッチンにはあまりこだわりがないという方もいらっしゃいます。

それ故に、業者に勧められるままキッチンを選んでしまい、実際に使ってみたら思いのほか使いにくい･･･ということも。そんなことになってしまっては、せっかく建てた家全体の満足度も落としかねません。

今回は、どうキッチンを選んだらいいのかわからない･･･という方に向けて、後悔しない選び方・考え方についてお伝えします。

キッチンを考える際、キッチンをひとつの「モノ」として考えることはお奨めではありません。いざ選びに出かけたとしても、キッチンだけでもたくさんのショールームがあり、スタイルや素材の違いなど、種類が多すぎてどれが良いのか分からなくなってしまうことも。

まずは、家全体を考えることから始めましょう。そして、次に家事動線を考えます。

・家に帰ってキッチンに行く
・買い物から帰ってキッチンに行く
・ダイニングとのつながりはどうするか　

など、使う人がどんな動きをするかを確認します。

例えば、玄関からキッチンまでの距離が遠いと、買ってきたものを置く・しまうのが大変だったり、キッチンとダイニングの繋がりによっては、作った料理を運んだり、食器を片付けたりすることが意外とストレスになることも。

今の動線に不便はないか? 今の収納の位置や量に問題はないか? など、現在の生活も思い出して検討しましょう。今不便に感じていることは、新しい家でぜひ改善したいですね。

続いて、快適性を考えます。LDKの中でのキッチンの位置づけです。

・ホームパーティーをするためにオープンタイプにしたい
・集中して料理がしたいのでクローズタイプにしたい
・子どもとキッチンの関係をどうするか

など、現在の生活を振り返り、改善したい点・気に入っている点、そして実現したい夢を描きましょう。

それらを設計者（依頼先候補のハウスメーカーや建築家）に伝えることで、きっと素敵なキッチンプラン、面白いプランが出てくるはずです。

この時、数社での比較は必須です。出てきた提案を揉んで、詰めて、皆さんにとって使いやすい快適なキッチン空間にしていきましょう。

システムキッチンでうまく納まるかもしれませんし、オーダーキッチンでの計画になるかもしれません。キッチン単体での高い安いではなく、LDK全体、家全体での快適さや充実度で検討することが大切です。

ちなみにキッチンの価格は、大きさ・素材・スタイル・収納性・付属設備などによって異なります。金額調整が必要な場合は、このうちのどこかを再検討することになります。

家全体の機能性と快適性の鍵をにぎるキッチン。ぜひ満足度の高い家を手に入れてください。

また、リビングデザインセンターOZONEでは2018年2/22(木)～4/3(火)の間、
ライフスタイルにあわせて選択肢が広がるキッチンの可能性とリフォームポイントを
紹介するイベント『RE・kitchen キッチンリフォームのレシピ』を開催します。

個性豊かなキッチンショールームから選りすぐりの製品を紹介し、
多様化するキッチンの現在と自分にあったキッチン選びのヒントを提供するものです。

連動企画では、料理家「オカズデザイン」の著書『マリネ』より、レシピカードを
OZONE館内の関連ショールームで配布。全てのショールームをめぐると素敵なレシピ集が
完成するラリーや、キッチンに纏わるミニセミナーやワークショップも開催予定です。

理想のキッチン選びを叶えるための参考に、立ち寄ってみてくださいね。

（本イベントは終了しております）