こんがりと焦げ目がついたお料理は、とてもおいしそうですよね。
焼き魚、焼き鳥、焼き野菜・・・‘焼き’とつく名前のお料理は、やはり焦げ目がマストです。
そんな焦げ目を生かす料理はおなじみですが、そこからさらに進化した「プレス料理」というものがある・・・と聞いて調べてみました。
グリルパンというのは、底面に波形の凸凹がついたフライパンをさします。理由はわからないのですが、大半が四角型で海外の鍋メーカーから多く販売されています。
見つけたのはこちらのタイプです。
ポイントはガラスのふた。いえ、正確にいうとふたではないのです。
厚さ1cmほどのプレートで、握りやすいハンドルがついています。
これをグリルパンの上の食材にのせて、ぎゅっと‘プレス’するのだそうです。
ガラスのプレス(グリルプレス)の重さは約800g。
スクエアなガラスのプレートは、お鍋全体を覆いません。完全密封ではなく、グリルプレスの脇から適度に水分もとんで、絶妙な熱の通り具合になるのです。
熱をじっくり伝えるガスの直火とも相性がいいお鍋だそうです。
ほら、こんな風に焦げ目がストライプのようにしっかりとつきます。見た目もとても楽しく、おいしそうです。
アメリカ発の商品ですが、朝食にベーコンを食べるときに、ベーコンをプレスしてカリカリにして、焦げ目をつけるために生まれたそうです。
確かにアメリカンブレックファーストというと、日本人の目にはしなびてしまったようにも見える(笑)クリスピーなベーコンを思い出します。
そしてこんなふうに焼き野菜も得意です。
ハンバーガーの中のハンバーグ、これもじゅううううっと焦げ目をつけて、肉汁ほとばしる焼き方も、プレスを上手に活用できるかも? 鳥のもも肉を焼くのにもよさそう!
波形の底面で余分な脂を落とせるのも特徴です。
日本ではパニーニがうまくつくれるお鍋として、ブレイクの予感です。パニーニとはパンに具材を挟んで、つぶすように押して焼くホットサンドの種類。
表側は焦げ目がついてぱりっとしていますが、かむとパンと具材がぎゅっと濃縮された味が魅力。これもプレスすることで、可能になる料理です。
私だったら、何をギュッとしたいかなあ。そんなことを考えてみました。
ナス半分に切って、プレス焼きなす?
厚揚げをちょっとつぶしながら焼いたり・・・?
押しながら焼く・・・和食にはなじみのない料理法でしたが、なにかご飯のおかずも面白いものができそうですね。
パーフェクトグリルパン(ガラスのグリルプレス付き)
8,640円(税込) ※2018年3月現在
マイヤージャパン http://www.meyer.co.jp/