お弁当作りが辛い・・・と感じたら
子どもが喜ぶかわいいキャラ弁や、SNS映えするおしゃれなお弁当・・・。憧れますが「頑張らなければ」と気負いすぎるのはNG。ハードルを上げ過ぎると苦痛に感じてしまいますね。
忙しい朝のお弁当作りを無理なく続けるためのお弁当作りのコツをご紹介します。
【お弁当作りのコツ1 】「5色」を意識して彩りよく詰める
栄養バランスが良く、彩りもよい食事は、赤・黄・緑・茶(黒)・白の「5色」を揃えると良いと言われています。白はパンやご飯などの炭水化物、茶(黒)は肉や魚などの主菜、赤・黄・緑は卵や野菜などで副菜を作ります。
上の写真のお弁当だと以下がそれに当たります。
赤=にんじん
黄=じゃがいも
緑=いんげん
茶(黒)=ハンバーグ
白=ごはん
彩りが足りないな、と思ったら容器やピックで、カラフルさをプラスしてもよいですね。
【赤のレシピ】混ぜて焼くだけ「にんじんタラコサラダ」
ガスコンロのグリルを利用した3ステップの簡単レシピ。ニンジンとタラコを混ぜアルミホイルで包んでグリルで焼き、余熱で放っておくだけ! ニンジンの鮮やかな赤がお弁当箱の中で存在感抜群、ほんのりバター風味が絶品です。
ニンジンは斜め薄切りにしてからせん切りにするのがポイント。繊維が断ち切れて早く火が通りますよ!
【黄のレシピ】別作業を並行できる「おだしたっぷり卵焼き」
甘めのだし汁がたっぷり入った、おいしい卵焼き。子ども受けも抜群です!
ジュッとフライパンに卵液を流し入れ、5分火を通したら5分蒸らすだけ。折りたたまない卵焼きなので、とても簡単で失敗なく仕上がります。忙しい朝にはありがたい一品ですね。
【緑のレシピ】常備菜にぴったり「ピーマンの梅のり和え」
作りたてはピーマンのパリパリした食感、翌日は味がなじんでまた違った味わいを楽しめる一品です。常備菜としてもおすすめですよ。
【黒のレシピ】黒ゴマがアクセントに!「かじきのゴマ焼き弁当」
黒ゴマと白ゴマの香ばしい香りに、しっとりとしたかじきがマッチ! 冷めてもおいしく食べられます。
レシピには、「かじきのゴマ焼き」のほかにも「インゲンとニンジンのカレー風味」「チーズポテト」の作り方を掲載。主菜・副菜をまとめてガスコンロのグリルで同時に作ることができるため、忙しい朝の時間を効率よく使うことができます!
【白のレシピ】グリルで焼くだけ「ポテトのミルキーグラタン」
せん切りにしたジャガイモを、生クリーム、塩、コショウと和えて、ガスコンロのグリルで焼くだけ! お弁当箱の中でも面積を取るので、「隙間うめ」に苦労しなくていいですね♪
やさしい味わいでお子さんにもおすすめ。ガスコンロの両面焼きグリルで上火・下火の両面からしっかり焼き上げるため、短時間で家族の分のポテトグラタンができあがります。
【お弁当作りのコツ2】冷蔵庫の整理収納で作業を効率化
「何がどこにあるか」わからなくなりがちな冷蔵庫。収納のプロはどう冷蔵庫や冷凍庫を使っているのでしょう?
上記の記事は、「子育て家庭のモヨウ替えコンサルタント」の三木智有さんが冷蔵庫・冷凍庫の収納のコツを紹介しているもの。食材ロスを防ぐだけでなく、お弁当作りも一気に効率化できそうな工夫がいっぱいです。
【お弁当作りのコツ3】グリルの活用で調理時間を短縮!
ガスコンロのグリルを使うと、多品目を一度に調理OK! 調理器具も減り、片づけの時間まで短縮することができます。
「グリル」は庫内がコンパクトで、直火で調理するため短時間で高温にすることができます。オーブンのように予熱の必要もなく、時短調理の強い味方。これを活用しない手はありません。
【グリル調理のメリット】
●異なる料理を一度に作ることができる
●他の作業を並行してできる
●調理器具が少なく後片付けがラク
たくさんのおかずを少量ずつ作るお弁当はグリルとの相性抜群です。
グリル活用おすすめレシピ1「揚げないカンタン唐揚げ」
油で揚げないのでとってもヘルシー! お弁当でも普段のおかずでも大活躍です。隠し味のマーマレードが自然な甘味とほのかな香りを加えた絶品唐揚げです。
付け合わせのアスパラガスも、しっかり火が通ってホクホク&ジューシー。グリルで調理している間に、他のメニューにも取り掛かれます。
グリル活用おすすめレシピ2「10分で5品もできる! お弁当セット」
グリルを使って、2人分のお弁当メニューを10分で5品作るレシピです。
具材はたらこを鮭にと、何にでも変更可能です。加熱時間の異なるおかずの場合は、タイマーを使って途中で取り出していきましょう。
【お弁当作りのコツ4】献立の曜日固定で考える時間を短縮
「明日はどんなお弁当にしよう・・・」。調理をしたりお弁当を詰めたりするのは好きだけど、献立を考えるのがとにかく億劫!という人も少なくありません。
そんな人におすすめなのは、曜日でメニューを固定してしまうこと。
月曜日:「サンドイッチの日」
火曜日:「おにぎらずの日」
水曜日:「のり弁の日」
など単品メニューの日を曜日固定で決めてしまうことで、お弁当作りへのハードルを下がりますよ。
「サンドイッチの日」におすすめ! グリルで作る「わんぱくホットサンド」
グリルでできるホットサンドです。お子さんが楽しんで作れるアイデアがいっぱい!
耳を切り落とし、食パンのふちに溶き卵を塗ってサンド。しっかりさましたあとワックスペーパーなどで包んで紙製のランチボックスなどに入れると、冷めてもおいしく食べられますよ。
「おにぎらずの日」におすすめ!具だくさん「ランチョンミートのおにぎらず」
ごはんの間にタップリと具材をはさんで作るおにぎらず。崩れにくくボリュームも満点でお弁当にもピッタリです。お子さんや家族の喜ぶ顔が見えてくるようですね!
「のり弁の日」におすすめ! グリルで作る「お弁当の定番のり弁」
ごはんの上にかつお節とのりを載せて、醤油で味付け。上からおかずを載せていきます。いつもよりラクチンに作れるのっけ丼は中日の水曜日にぴったりですね。
そのほかにも、東京ガスおすすめの弁当レシピがいっぱい!
ぜひこちらもご覧ください。
おわりに
お弁当作りは大変ですが、家族をつなぐコミュニケーションツールが一つ増えた、と、ポジティブにとらえることもできますね。食べる人も、作る人自身も、お弁当を楽しめるように。東京ガスのレシピがお役に立てれば幸いです。