MOMOEの稲垣晴代です。
有機栽培・自然栽培のお野菜やお米を使ってのケータリングをやっております。
また、アトリエでワークショップを開催したりピクルスを作ったりしています。
旬のお野菜をテーマに、ピクルスを作っていきたいと思います。
今回は新玉葱。白たまねぎという品種で水分が多く、甘みがあり癖がありません。玉葱が苦手な人でも食べやすいのではないでしょうか。新玉葱が出回り始めると春が来たな~と感じます。そして玉葱は血液をサラサラにしてくれるのでぜひとも召し上がっていただきたい食材です。
もうひとつは、ウド。こちらは季節の変わり目の変な疲労感をとってくれる優れものなのです。捨てるところがないと言われるお野菜ですので、剥いた皮もキンピラなどにすると美味しく食べられます。
まずは「基本のピクルス液」を作ってみましょう
■「ピクルス液」材料(1L分)
酢・・・500cc
水・・・500cc
砂糖・・・125g
塩・・・ひとつまみ
ピクリングスパイス・・・小さじ1
■「ピクルス液」作り方
鍋に材料をすべて入れて混ぜ、強火にかけて沸かす。 鍋はステンレスやホーローがよいです。酸化に弱いアルミ鍋は避けてください。
「新玉葱とイチゴのピクルス」を作ってみましょう
■材料
新玉葱…1個
イチゴ・・・8粒
タイム・・・1枝
基本のピクルス液・・・1L
■作り方
1.新玉葱は10等分のくし切りにし、塩ひとつまみ(分量外)をまぶしておく。
2.新玉葱から水分が出てきたら、キッチンペーパーにとり水気を拭く。
3.イチゴは洗ってヘタをとり、半分に切る。
4.煮沸した瓶に、2 と 3 とタイムを交互にいれて、熱いピクルス液を注ぐ。
「ウドと桜のピクルス」も作ってみましょう
■材料
ウド・・・3本
桜の塩漬け・・・6房
基本のピクルス液・・・1L
■作り方
1.ウドは皮を剥いて5cmの長さに切り、縦にスライスする。
2.桜の塩漬けを水で軽く洗いし、煮沸した瓶にウドと一緒に詰めて、熱いピクルス液を注ぐ。
オリジナルの味を見つけるのも楽しいピクルス
どちらも、2日目からが食べごろです。
ピクルスの酸味は気を巡らせてくれますので、これからの季節のおつまみにぴったりですね。
春から新しい1年が始まります。冬の間に眠っていたやる気をスムーズにだして、五月病対策をしていきたいですね。また、お好みのスパイスやハーブを加えて、オリジナルの味を見つけるのも楽しいと思います。
たとえばシナモンは毛細血管の血行不良を改善してくれます。なので、仕事やパソコンで疲れた脳のためにシナモンを効かせたピクルスを作るなど、ご自分にあった食材を使って、ぜひ召し上がってみてください。