プロの手料理でパーティー!? ケータリングとは?
ケータリングとは、簡単にいえばお料理の出張サービスのことです。
ひとくちにケータリングといっても、その種類はさまざま。
大きく分けると、撮影現場などのお弁当がわりの食事としてのものと、レセプションやパーティーなどで求められる、華やかなフィンガーフードなどがあります。
ホームパーティーのケータリングはその中間のようなもので、食事としてしっかり成立させながらも、レセプションテーブルの華やかさやサプライズも考慮します。
たとえばサラダを花畑のようなイメージで彩ったり、プチおむすびでお腹を満たしてもらいながら、賑やかな雰囲気でボリュームを出したりします。また、パーティーフードは移動しながらでも食べられるよう、串を使って立体的にすると視覚的にも華やかになり、効果的なアレンジです。
このようなテクニックは一見難しく感じるかもしれませんが、いくつかポイントを抑えれば誰でも簡単にプロの技を真似できます。
【SNS映えする手料理の盛り付けのコツ1】ひと口大の塊にまとめる
ポイントの1つ目として、少し手間がかかっても「ひと口大の塊にまとめる」のがおすすめです。
バラバラに崩れやすいものはカップに入れたり、ゆるくて安定しないものはゼラチンで固めたり、刺身の端切れは塩とごま油で味付けて野菜と巻いたり。このように、まとまりにくい食べ物は固形にしたり、小さくてバラバラするものはひと口大の塊にします。
食べにくさを逆手にとって考えると、いろいろアイデアが出てきて、普通に並べるよりもっとパーティーっぽさを演出できたりします。ちょっと素材が余ってしまったら、むしろチャンスと思って、まとめてみてくださいね!
こんなふうに、ひと口大の塊を集めておもちゃ箱のようにお重に詰めるのも楽しいですね。
【SNS映えする手料理の盛り付けのコツ2】敷き葉でリズムをつける
2つ目のポイントは、普段なら捨ててしまうキャベツの芯や外葉、ケールの葉、落ちた野菜や果物の葉や皮などを使うことです。
これらを取っておけば、お皿に強弱をつけるのにとても役立ちます。
意外と身近なところに、おしゃれな演出ができるアイテムがあるものです。
敷いたり重ねたり差し色にしたり、テーブルに季節感を入れるのにも一役買います。
ポイント1と2を合わせて、ひと口大の塊を作りつつ、皮や外葉を使えば盛り付けも華やかになります。
工夫次第でおしゃれな演出を
お金よりも工夫でおしゃれを演出した方がセンス良く思われるもの。ゲストが写真を撮りたくなるようなテーブルにするために、ぜひ一手間かけてみてください。
フェイスブックやインスタグラムなどのSNSにアップしたり、されたりすることも増えている今、すこしだけ頑張ってみてはいかがでしょうか。
最初は慣れないかもしれませんが、アレンジをひとつ思いつくとだんだん楽しくなってくると思います。ポイント1、2を参考に、味のバランスも大事にして、ぜひ写真映えするホームパーティー仕様にチャレンジしてみてください!