【テーブルクロスの選び方】サイズ選びのポイント
テーブルのサイズに合わせてクロスのサイズを選びましょう。掛けたときにどれくらい布地を垂らすかもチェックのポイントです。
テーブルの端から下に垂らす分量の目安は、フォーマルの場合はテーブルの高さの1/2まで、普段使う場合は、端から20~30cmとやや短めになります。
【テーブルクロスの選び方】布地選びのポイント
クロスの一番の目的は、皿や茶碗などを置く時に大きな音がたつのを防ぐことです。
ディナーパーティでは麻紋織(あさもんおり)の白が正式ですが、ホームパーティならば、他の色や柄物を使って楽しい雰囲気づくりをしたいもの。
食器を引き立てる色合いであれば、大胆な花柄、洋服の生地やカーテンの生地などを利用するのもよいでしょう。
ランチョンマットの選び方
食卓で使う一人用の敷物で、テーブルクロスに比べるとカジュアルな感じになります。
気取らない集まりのときや、夏の食卓に涼感を出したいときに使います。素材は、やや厚手の木綿や麻が多いようです。サイズは32×42cm程度です。
ナプキンの選び方
食事中に口をぬぐったり、指先を拭く布のことです。14世紀ごろから手拭き用としてヨーロッパで使われはじめ、16世紀に形式化されました。それまではテーブルクロスで手を拭いていたようです。
素材は麻か木綿で、正式の場合はテーブルクロスと同じ純白の麻地のもの、普段の食卓は色柄物を使用してよいでしょう。
サイズは食卓用が40×40cm~50×50cm、ティー用が30×30cm~25×25cmです。
テーブルクロスがずれるのを防ぐ方法
テーブルクロスがずれないようにするために、アンダークロスかネルを敷きます。すべりどめ効果とテーブル保護の役割を果たします。
【ナプキンの折り方】基本の四つ折り
【ナプキンの折り方】扇や王冠など多様な折り方
ナプキンリングで簡単おしゃれに!
家庭などでナプキンを食卓に直接置く時には、1枚ずつ丸めておけるナプキンリングを使うと便利です。材質は金・銀・ステンレス・木・陶磁器などがあります。
このままナプキンリングに差し込みます。使い終わったら丸めて元通りにリングに入れておきます。
おわりに
洋風の食卓にはテーブルクロスが似合いますね。上手に選んで楽しみましょう。
出典 : 東京ガス「食」情報センター企画「料理道具100%活用百科」