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平島利恵

バスタオルは毎日洗うべき? ゴワつき・生乾き臭を防ぐ洗い方と早く乾かすコツ【専門家監修】

「バスタオルは毎日洗うべき?」「ゴワゴワする」「生乾き臭が気になる」そんなお悩みはありませんか? 今回は、バスタオルの正しい洗濯頻度から、見えない雑菌や汚れを落としてふわふわに仕上げる洗濯方法、さらには早く乾かすコツまで、洗濯研究家の平島利恵さんに徹底解説していただきます。快適なバスタオル生活のための秘訣を教えていただきました。

最終更新日:2026.6.23

バスタオルの洗濯頻度は「毎日」が正解! その理由は・・・

畳まれたタオル

PIXTA

洗濯研究家の平島利恵さんによると「バスタオルは使う度に、つまり基本は毎日洗濯するのが正解です」とのこと。その理由を伺いました。

実は「見えない汚れ」をたっぷり吸っている

バスタオルはお風呂で体を洗った後に使うため、ぬれることはあっても、それほど汚れはしないと思いがちです。でもそれは間違いだそう。

「お風呂で体を洗った後でも、落としきれなかった皮脂や角質、汗は残っています。それがお風呂上がりに使うバスタオルに付くため、使用後のバスタオルは見た目以上に汚れています」(平島さん)

使用後のバスタオルは雑菌が繁殖しやすくなっている

「角質や汗、水分を含んだ使用後のバスタオルは、風呂水や空気中に含まれた微細な雑菌が繁殖する絶好の環境です。生乾き臭の原因となるモラクセラ菌と赤カビ、ピンク変色の原因となるロドトルラが繁殖すると、不衛生なだけではなく、肌トラブルの原因になる可能性もあります」(平島さん)

汚れが蓄積されることでタオルの品質が劣化する

バスタオルの肌触りが悪い、または水分を吸い取りにくいと感じる場合は、洗濯が適切にできていないことが原因かもしれません。

「使用後のバスタオルを洗濯せずに放置したり、間違った方法で洗濯を繰り返したりすると、繊維の奥にすすぎきれていない洗剤成分の残留や、積み重なった柔軟剤が少しずつ蓄積されます。

これが原因で、タオルがゴワゴワに硬くなったり、吸水性が落ちたりします。そうなるとタオルの寿命も短くなってしまうでしょう」(平島さん)

洗濯研究家が伝授! バスタオルをふわふわに保つ正しい洗い方と注意点

バスタオルを洗っているところ

提供:平島利恵

使い終わったバスタオルは思ったより汚れていて、目に見えない雑菌も付きやすくなっています。バスタオルを衛生的に保つための扱い方や、洗濯法を平島さんに伺いました。

使い終わったバスタオルは干しておく

「使用後のぬれたバスタオルを、洗濯カゴなどに放置するのはNG。すぐに洗濯しない場合は、タオル掛けやハンガーに掛けて、乾かしながら保管するのが鉄則です」(平島さん)

ぬれたバスタオルは雑菌が繁殖しやすい環境になるためです。
脱衣室などにバスタオルを乾かす場所を用意して、使用後はそこに掛けておく習慣をつけるとよさそうですね。

ニオイや黒ずみ、ゴワつきが気になるときはつけ置き洗いを

バスタオルのニオイや黒ずみ、ゴワつきが気になる場合は、すでに汚れが蓄積されていると考えられます。そんなときは、洗濯機にかける前につけ置き洗いをするのがおすすめだそう。

平島さんおすすめの手順は以下の通りです。

  1. 皮脂やタンパク質汚れに強いアルカリ性粉末洗剤を用意する。
  2. 40度前後のぬるま湯に洗剤を溶かす。
  3. バスタオルを入れ、1〜2時間つけ置きする。
  4. つけ置き後、そのまま洗濯機で通常通り洗濯する。


「この方法だと、蓄積した汚れやニオイがごっそり落ちますよ」(平島さん)

水量多めで洗濯する

バスタオルを洗濯する際に水の量が少ないと、汚れが落ちないだけではなく、タオル同士がこすれて繊維が傷んでしまうこともあるそうです。

「バスタオルは水をよく吸うため、洗濯機の自動計量による水量では水が足りません。手動で水量を一段階多めに設定するのがきれいに洗うコツです。洗濯物の量も、洗濯槽の7~8割、ドラム式の場合は、5~7割に抑えてください」(平島さん)

すすぎは2回以上行う

「バスタオルの洗濯では、すすぎは必ず2回以上してください。洗濯機を節水モードにした場合など、すすぎが1回に設定されることがありますが、1回では汚れを包んだ洗剤成分がタオルのパイル(繊維)に残って、黒ずみやニオイの温床になってしまいます」(平島さん)

生乾き臭とゴワつき防止! バスタオルを早く乾かす5つのコツ

タオルを室内干ししているところ

PIXTA

大判で厚手のバスタオルは洗濯すると乾きにくいのが難点です。できるだけ短時間で乾かすにはどうすればよいのでしょうか?
手早く乾かすためのコツを平島さんに伺いました。

1.干す前に10回バサバサと振る

「脱水後、干す前にバスタオルをバサバサと10回程度振ってください。そうすると、表面の繊維がしっかりと立つため、空気の通りがよくなり、乾きやすくなります。また、仕上がりもふんわりするため、このひと手間をかけるのがおすすめです」(平島さん)

2.他の洗濯物と間隔を空けて干す

洗濯物同士の距離が近いと風通しが悪くなるため、乾きにくいバスタオルを干す場合は、他の洗濯物との間隔を十分に空けて干しましょう。

「間隔の目安はこぶし1つ分以上です。できるだけ広々としたスペースで干せるといいですね」(平島さん)

3.M字の形になるように掛けて干す

2本の物干しをまたぐようにして干す「M字干し」にすると、大判のバスタオルでも効率よく乾かせます。干してしばらく時間がたったら裏表を返すとより早く乾きます。

4.外干しは時間帯に注意する

外干しの場合は、午前9時~午後3時までの太陽の光が強い時間帯に干すのがおすすめです。

「ただし、バスタオルを直射日光に長時間当てると、繊維から水分が失われすぎることでゴワゴワに硬くなってしまいます。風通しのよい場所で陰干しにするか、日光に当てて干すなら乾いたらすぐに取り込むようにしてください」(平島さん)

5.室内干しなら扇風機やエアコンを活用する

「雑菌の繁殖を防ぎ、ニオイを防ぐには、干してから5時間以内に乾かすのが目標です。乾きにくいバスタオルを室内干しする際は、家電をフル活用しましょう。エアコンを除湿にセットし、その風が当たる場所に干して、さらに下からサーキュレーターや扇風機で風を当てるのがおすすめです」(平島さん)

さらに時短したいなら乾燥機も有効

「より衛生的に、肌触りよく乾かしたい場合は、洗濯乾燥機の使用がおすすめです。洗濯乾燥機の温風は、タオル表面の繊維を立ち上げながら乾かし、高温による除菌効果もあるため、柔軟剤を使用する必要はありません。バスタオルを乾かすには最適な方法だと思います」(平島さん)

ガス衣類乾燥機「乾太くん」でスピーディに乾燥!

乾太くん

Rinnai

衣類乾燥機にはガス式・電気式があります。ガス式は電気式より乾燥スピードが早いことが魅力です!

ガス式の「乾太くん」は、スイッチをオンにして数秒で温風が出て、そのままドラム内を約80~100℃の高温で運転し、一気に洗濯物を乾かします(一部モードで80℃以下)。 また、上の排湿筒から余分な水分を排出していきます。ガス式では短時間で、一気に湿気を排出するため、このような仕組みとなっています。

だからガス式は短時間で乾くんですね。

さらに、ガスならではの強い温風をたっぷり送り込みながら乾燥させるので、洗濯物の繊維が根元から立ち上がり、肌触りの良いふわっとした仕上がりになります。

衣類から寝具、靴まで乾燥できる乾太くんをぜひチェックしてみてください。

【Q&A】バスタオルの洗濯に関するよくある疑問を専門家が解決!

バスタオル 洗剤 バケツ

提供:平島利恵

バスタオルの洗濯に関するよくある疑問を、平島さんにお答えいただきました。

Q.バスタオルは他の洗濯物と分けて洗濯するべき?

A.タオルの繊維表面の糸は引っかかると抜けやすいため、ホックやファスナーが付いた衣類(ブラジャーやスラックスなど)とは別に洗うのがおすすめです。難しい場合は、金具が付いている衣類を洗濯ネットに入れましょう。バスタオル自体は、しっかり汚れを落とすためにネットに入れずに洗うのが基本です。

Q.柔軟剤は使ったほうがよい?

A.バスタオルの洗濯では、柔軟剤は使用しない、または使用回数を減らすことをおすすめします。
柔軟剤は繊維をコーティングするため、タオルの命である吸水性が低下してしまうからです。また、繊維内部に入り込んだ汚れが残っている状態で柔軟剤を使うと、汚れごとコーティングしてしまい、黒ずみやニオイの原因になります。

Q.綿タオルとマイクロファイバータオルで洗濯法は変わる?

A.基本的な洗い方は同じですが、マイクロファイバー(ポリエステルなどの化学繊維)は、綿よりも皮脂汚れが繊維に残りやすく、ニオイが出やすいという弱点があります。
そのため、より洗浄力の高いアルカリ性粉末洗剤を使うか、洗濯機にお湯洗いコースがあるならそれを使うのが効果的です。
また、洗濯機のおまかせコースは、綿100%の衣類の重さを基準に水量が設定されています。綿タオルよりも1枚あたりの重さが軽い、マイクロファイバー製のタオルをおまかせコースで洗うときには、水量を一段階上の量にしてください。

おわりに

バスタオルの洗濯頻度や、清潔で肌触りよく保つための正しい洗濯方法、早く乾かす工夫について、洗濯研究家の平島利恵さんに教えていただきました。入浴後の体を拭くだけでも意外に汚れてしまい、雑菌も繁殖しやすいというバスタオル。衛生的で快適な生活のために、ぜひ今回ご紹介した内容を参考に洗濯してみてください。

  • この記事取材先

    平島利恵

    洗濯研究家

    平島利恵

    2004年武庫川女子大学を卒業。株式会社リクルートに入社し、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC事業を展開。2013~2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンブランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。クリーニング師。

    株式会社Heulie

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公開日:2026.6.23

最終更新日:2026.6.23

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