移動も宿泊も「推し活」の一部。遠征の満足度を底上げする予約確保のコツ

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遠征の成功を左右するのは、実はチケットが確保できるずっと前、「当落発表」のさらに前から始まっています。「当選してから考えよう」では、もう遅いのが遠征の厳しさ。
快適な移動手段と、ライブの余韻に浸れる理想の宿泊先。この2つをいかに早く、確実に押さえられるかが、推しとの時間を120%楽しめるかどうかの分かれ道です。
発表を待たずに動く「先手必勝」の構えこそが、後悔しない遠征をかなえる絶対条件となります。
遠征の移動手段(ルート)の選び方と注意点
目的地までの移動手段は、鉄道、飛行機、高速バス、マイカーなどがありますが、藍生エイトさんによると「所要時間と消費体力、費用のバランスを考えると、基本的には新幹線がおすすめです」とのこと。
ただし、新幹線利用では時間がかかりすぎる距離なら、飛行機移動も入れているそうです。そして、終演後に最終の新幹線に間に合わない場合や、コストを抑えたいときには、夜行バスを選ぶこともあるといいます。しかし、往路で体力を消耗してしまう可能性が高いため、夜行バスは「最終手段」や「復路のみ」の備えとして考え、「翌日の自分に無理をさせないルート選び」を大切にしているそうです。
自宅から会場までに複数のルート(移動手段)がある場合には、それぞれに所要時間と費用を調べて検討を。旅行サイトや料金比較サイトなどを利用して、どのルートが最も移動時間が少ないか、移動が楽か、費用を抑えられるかといった視点での比較をおすすめします。
「特に、台風が多い時期や雪の可能性がある冬場などは、交通機関に遅延があっても対応できるように、前乗りも含めて、できるだけ早めの時間に現地に到着するようにしています」(藍生エイトさん)
推し活遠征に最適な宿泊施設を選ぶポイント
「ホテルは会場へのアクセス重視で、基本、徒歩圏内で候補を絞ります。徒歩何分までと決めて絞り込むパターンや、コンビニが近くにあるかどうか。チェックアウト後に、重い荷物を預けられるコインロッカーが設置されている駅までの距離なども、ホテル選びのポイントにしています」(咲楽レイさん)
ホテルと移動手段、いつ予約するのがベスト?

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ホテルは、イベントが告知されたら「すぐに確保」が基本といえます。移動手段やホテルは、便の良いものからどんどん埋まってしまいます。イベントに参加できるかどうかが確定していなくても、ひとまず予約しておくのが安全策です。
「最近では、1週間前から前日くらいまで、キャンセル可能なホテルが増えているため、チケットの当落がわかる前に、予約しても問題ありません。その一方で、交通手段はキャンセル料が発生する場合が多いため、チケットがとれた後に、最速で確保するようにしています」(咲楽レイさん)
ホテルと交通手段を同時に予約したい場合は、チケットを確保してからにしましょう。
要注意! 同日に近隣で開催されるイベント

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同じ日に、遠征先の近隣でイベントが開催されたり、入試・検定試験、展示会、学会などが行われるかどうかも確認しましょう。ホテルや交通手段はもちろんのこと、会場近くのカフェやレストランも、ほかのイベントがあると混雑が予想されます。
咲楽レイさんによると、「ライブなどの終演時間がかぶったら、電車がかなり混んでしまうこともある」そうですから、同日の近隣イベントは要確認です。
推し活を楽しみ尽くす遠征バッグの作り方!

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遠征当日のフットワークの軽さや、現場での「持ってて良かった!」という感動。それらすべてを左右する「遠征バッグ」は、いわば推し活の命綱であり、自分を支えるパートナーです。
そんな大切なバッグ作りを失敗しないために、推し活のプロ・株式会社トランスのお二人が、「遠征を楽しむためのパッキングの極意」を惜しみなく明かしてくれました。
遠征バッグの正解は3+1アイテム構成!
咲楽レイさんが導き出した、遠征を最高にスマートにする「黄金のバッグ構成」をご紹介します。
ただ荷物を詰めるのではなく、「使うシーン」にあわせて分けるのが、現場で慌てないための鉄則。咲楽レイさんが長年の遠征経験からたどり着いた、機能的でワクワクするバッグのラインナップがこちらです。
持ち歩き用
- ショルダーバッグ:お財布やスマホなどの貴重品、ハンカチやリップクリームなどの日用品
ショルダーバッグは、両手があくようにするためのアイテムです。何を持ち歩くかによって大きさが変わります。
- トートバッグ:ペンライトやぬいぐるみ、うちわなどの推し活グッズ
推し活グッズは、トートバッグに入れて持ち運びます。
- エコバッグ:会場の物販やフライヤーなどを持ち帰るためのもの
推しのグッズの荷物が増えたときに備えてエコバッグがあると良いですね。
預け入れ用
- キャリーバッグ:着替えなどの基本的な旅行用品
キャリーバッグは、何を重視するかで選び方が変わります。荷物の量を重視するなら、ハードキャリーケースがおすすめです。ただし、その分重くなり、大きさによってはコインロッカーに入らない可能性があります。
ソフトキャリーケースは、ハードに比べて小型が多いものの比較的軽量で、コインロッカーに収まる可能性が高いです。チェックアウト後に、ホテルでの荷物預かりサービスがない場合や、遠征先に着いてすぐに会場入りしたいときには、便利だといえるでしょう。
「ご飯を食べに出掛ける際や、ちょっとコンビニに行くという場面もあるため、貴重品とグッズは分けて持ち歩けるようにしておきます。または、貴重品だけを入れられる小さめのエコバッグを持ち歩くなど、少ない荷物で動きたいときのバッグもあると良いでしょう」(咲楽レイさん)
持っていきたい推し活グッズと戦利品を持ち帰るための準備

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推し活の醍醐味である「グッズ選び」。何を持っていくかを悩む時間は楽しいものですが、現場で増える戦利品を想定した「推しとの時間を楽しみ尽くすための盤石の準備」が、遠征をスマートに完遂するコツです。
咲楽レイさんによると、持っていきたい推し活グッズは、「推し活の遠征で共通する、ぬい(ぬいぐるみ)・アクスタ・ブロマイドなどに加えて、ライブの定番アイテム、Tシャツ・うちわ・ペンライト」とのことです。
さらに重要なのが、戦利品を持ち帰るための準備。購入したブロマイドやチェキ、ポストカードなどを無傷で持って帰るための、カードケースやOPP袋、クリアファイルなどを用意しましょう。そうすれば、大切な戦利品が、汚れたり折れ曲がったりする心配がありません。
失敗しない! 推し活遠征のための持ち物リスト作成術
「忘れ物をして現場で泣く」なんて悲劇は絶対に避けたいもの。遠征先で後悔しないために、持ち物リストを作成しましょう。「必要・必須」や「余裕があれば」などに分類しておけば、パッキングの際に取捨選択がしやすくなりますよ。
<遠征持ち物リスト>
「最近は、アメニティーを部屋に置かないホテルが増えてきつつあります。そのため、以前より持ち物が増えているかもしれません」(藍生エイトさん)
アイテム数が増える場合は、コンパクトなタイプの商品を選ぶようにすると、かさばりにくくなります。
遠征バッグが防災バッグに! 一石二鳥の常備術
遠征のたびに、ゼロからパッキングをやり直すのは意外とパワーを使うもの。「いつものセット」としてバッグの中身をある程度まとめて常備しておけば、急な遠征が決まったときでも、驚くほど軽やかに家を出られます。
そして、この「遠征バッグ」には、もうひとつ心強い役割があります。実は、しっかり整えられた遠征の備えは、いざというときの「防災バッグ」としても、私たちを支えてくれる存在になるのです。
大好きな推しに会いに行くための準備が、自分自身の身を守る安心にもつながっている。
そう思うと、いつものパッキングが少しだけ、誇らしく、大切なものに感じられませんか?
遠征の必需品であるモバイルバッテリーはもちろんですが、意外な「救世主」になるのがペンライトです。ペンライトは停電時に役立ち、推しの写真は何かあったときにメンタル面での安心材料になるでしょう。
藍生エイトさんは、「特にペンライトは、実際、東日本大震災のときにライト代わりに役立ったと聞きました」といいます。ペンライト用の乾電池やボタン電池は、予備の電池も含め、遠征用に常備しておくと安心ですね。
また、遠征バッグに欠かせないハンカチやタオル、ウェットティッシュ、リップクリーム、雨傘(日傘)なども災害時に役立つものばかりです。
女性であれば、シートタイプのメイク落としやオールインワンのスキンケア用品も、遠征と防災の両面で心強い味方になってくれます。冬場のカイロや夏場のハンディファンも過酷な環境下では欠かせない装備です。
そして、意外とあなどれないのが「推しの写真やグッズ」です。慣れない場所で不安な夜を過ごすとき、ふと目に入る推しの姿は、どんな備えよりも心を落ち着かせてくれる「お守り」のような存在になります。
「推し活の準備」が、結果的に「自分を守る備え」にもなっている。そんな、一石二鳥の「遠征バッグ兼、防災バッグ」という考え方は、今、賢い推し活の新常識として注目されています。
推し活遠征に出掛ける前にはココを確認!

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遠征先で「家のガス、消したかな?」なんて心配が頭をよぎったら、せっかくのライブも集中できませんよね。全力で推しを拝むためにも、「家を出る前の最終チェック」はしっかりとしておきましょう。一呼吸おいて家の中を見渡す、そのひと手間が、遠征中の安心感と、疲れて帰ってきたときの居心地の良さを作ってくれます。
出発前に確認! 安全のための戸締まり&ガスと電気のチェック
家を出る前にバタバタしていると、つい忘れがちなのが、戸締まりや火の元のチェックです。
また、家族に留守をお願いする場合は、不在の間に余計な手間をかけさせないようなちょっとした配慮も大切です。
- 玄関、窓などの戸締まり:遠征中の安全と防犯のため、玄関ドアはもちろん、すべての窓やベランダの鍵がしっかりと閉まっているか、指さし確認で最終チェック
- 自分宛ての宅配便や郵便物の対応:自分宛ての宅配便や重要な郵便物が届かないように日時指定するなど
- 電気の確認:エアコン(夏は扇風機、冬はこたつなども)、パソコンの電源、夜に出発する場合の電灯類などは消し忘れに注意
- ガスの確認:一人暮らしなど、自宅が無人になる場合はガスの元栓も閉めておく
東京ガスの「マイツーホー」なら、ガスの遠隔遮断もできる!
ガスコンロの消し忘れに関する不安を解消してくれるサービスが、東京ガスの「マイツーホー」です。「マイツーホー」はご自宅のガスメーターを遠隔遮断することができるサービスで、ガスコンロのほか、お風呂や床暖房など、ご自宅のガス設備全体の管理ができます。
家族のための作り置きやメッセージも大切
不在をお願いする家族へ、気持ち良く送り出してもらうためのちょっとした心遣いも忘れないようにしましょう。例えば、留守中の食事に困らないよう作り置きを用意したり、遠征先のご当地のお土産を買って帰ったりするのもいいですね。そんな小さなアクションが、お互いの気持ちを和やかにしてくれます。
また、出発前に「留守の間、よろしくね」と直接伝えたり、移動中にスマホから一言メッセージを送ったりするのもおすすめです。ほんの数秒でできることですが、その一言があるだけで、送り出す側の印象はぐっと変わります。自分も家族も笑顔でいられる、そんな遠征を目指してみませんか?
おわりに
大好きな推しに会いにいける遠征は、かけがえのない幸せな時間です。そのひとときを心ゆくまで味わい尽くすために、ぜひ「家を出る前の準備」を味方につけてください。
準備をひとつひとつ整える時間は、すでに推し活の一部。移動やパッキング、そして留守を預かる家族への心遣い。そのすべてが、あなたの遠征をより輝かせてくれるはずです。
準備を万全にして、あとは全力で推しを浴びてくるだけ。最高の遠征になりますように!
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