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【事例:建築家と建てるプロジェクト】二世帯オーナー邸付賃貸マンション建築の流れ(5)

土地活用のために最近注目されている「賃貸併用住宅」。快適な自分たちの住まいと賃貸住宅入居者の双方に満足いくマンションを建てるにはどうすればいいのでしょうか? 実際に建築家と「賃貸併用住宅」を建てた物件の起工式から竣工までの流れ・様子を、5回に分けてお届けします。【リビングデザインセンターOZONE:家づくりのサポートメニュー「OZONE家design」のお客さまの実例より】

最終更新日:2024.1.21

目 次

竣工1ヶ月確認とは?

家づくりは、引渡しを受けたら完了! というものではありません。実際に暮らしてみてはじめてわかる不具合や、気になることもあるもの。
竣工1ヶ月確認では、建主ご家族、建築家、現場監督、そしてOZONEのインスペクターが一緒に立ち会い、不具合や各種調整事項に対応します。

はじめに、前回の記事「二世帯オーナー邸付き賃貸マンションの建築の流れ(4)」でお届けした「引渡し前確認」で、指摘事項に挙がった箇所を確認していきます。

まずは、サブエントランス道路取付部のL型側溝のモルタル補修と、B1階フェンス撤去部の補修を確認しました。

サブエントランス

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エントランス

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続いて、マンションのエントランスのガラス扉のフロアヒンジについて、モルタル仕上げの床より少々高く仕上がっていて、出入りの際につまずくのではとの懸念がありました。

検討の結果、プレートの角を面取りし、上がっている隙間をシーリングする方法で補修することに。シーリングの色は、モルタルに近い明るめの色としました。

シーリング

OZONE

引渡しを受けてから気づく部分もあります。
それらも建築家や現場監督から説明をしてもらった上で、場合によっては改善方法を検討することになります。

今回の竣工1ヶ月確認で気になる点として、以下の4つが挙げられました。

1. エントランス側壁の石詰

エントランスの壁

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擁壁に使われている石を投げつけられて、ガラスを割られる可能性があるかもしれないとのことから、カバーを被せるなどの対処をして欲しいとの要望があり、建築家が検討してくれることになりました。

2. 落ち葉の跡

落ち葉の跡

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写真では分かりづらいですが、共用通路、共用階段の床に落ち葉(紅葉)の跡がついてしまい、水で洗っても取れないのため、取り除く方法(酸で洗う等)を調べてご連絡することになりました。

秋には隣家の枯葉が沢山舞い込んでくるそうです。
賃貸マンションの共用部なので、管理上きれいにしておく必要があります。

3. サッシ類

サッシ類

OZONE

ご子息の住居のバルコニーサッシのクレセントと、吊引戸のレール部分について調整を要望され、現場監督がその場で調整しました。

4. 換気扇の高さ

換気扇

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こちらはご子息住居のキッチン換気扇です。
頭をぶつけてしまうので、高さを上げたいとのご要望がありましたが、換気扇の高さには理由があることを建築家が説明し、このままにすることを了承されました。

その他大きな問題はなく、竣工1ヶ月確認は無事終了しました。

マンションの外観

OZONE

OZONE家design「新築コンサルティング/フルコース」をご利用いただいた「建築家と建てる賃貸マンションプロジェクト」、これですべてのサポートが終了しました!
今後は、建築家と工事会社がOZONEの契約書にのっとり、定期訪問をしていきます。

賃貸部分は入居者募集後、すぐに満室となりました! 事業としても成功し、喜びもひとしおです。

OZONEでは通常の住宅の他にも、賃貸併用住宅をはじめ、事業用途などの建築についてもサポートしています。検討中の方や、自分たちだけで進めるのが不安・・・という方はぜひ一度ご相談にお越しください。

なお、この賃貸併用住宅の完成後の写真はOZONE家design WEBサイトにて紹介中です。
担当したOZONE住まいづくりコンサルタントによる解説と共に、是非ご覧になってみてくださいね。

オーナーSさまからのコメント

振り返れば此処にたどり着くまで 色々な事がありましたが、その都度相談したりアドバイスいたき、満足しております。近隣の方々から「立派な建物じゃないですか」「ステキなお宅が建ちましたね~」と声を掛けられ、嬉しいと言うより安堵しています。

今日まで家族には諸々ガマンを強いていましたが長男長女はそれぞれ自分の部屋を手に入れ、妻も使い勝手の良い設備にご満悦・・・その喜ぶ顔が見られて私自身も幸せです。

今後は事業としてしっかり経営していくこと、そのために駆体や設備のメンテナンスに加え、時代や入居者のニーズを満たす人気物件となるべくがんばります。

ありがとうございました!!
今後ともよろしくお願い致します。

選ばれ続ける! 知恵を集めた賃貸集合住宅セミナー

セミナーの様子

OZONE

OZONEで開催している無料の住まいづくりセミナーの1つに、賃貸事業を検討されている方に向けた講座があります。

借り手から選ばれ続け、オーナー自身も長く満足できる集合住宅を作るための様々な計画の知恵をお伝えしています。

この物件でご利用いただいたのは、OZONEの家づくりサポートメニュー「OZONE家design」です。
(※新築コンサルティングのフルコース+賃貸マンション計画コースをご利用いただいています)

住まいのご相談はOZONE家designへ

OZONE家design

リビングデザインセンターOZONEでは、住まいづくりのサポートメニュー「OZONE家design」をご提供しています。住まいづくりコンサルタントが、新築・建て替え・リノベーションなど、お客さまそれぞれの家づくりのご要望に合わせてご対応します。

「リビングデザインセンターOZONE」とは

リビングデザインセンターOZONE

「リビングデザインセンターOZONE」は、新宿パークタワーの3~7Fに展開する「住まいとインテリアの情報センター」。

家具や生活用品、住宅設備、建材まで、個性豊かなショールームとショップ、住宅デザインの書籍や製品カタログを集めたライブラリーなどの情報フロアで構成されています。

毎日を快適に、暮らしが楽しくなるような住まいの実現に向けて、セミナーやワークショップなどの他、コンサルティングを重視した専門家による家づくり支援やインテリアデザインのプログラムを実施しています。ぜひ、お越しください!

リビングデザインセンターOZONE
◆住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内
◆電話番号:03-5322-6500(代)
◆営業時間:OZONE 10:30~18:30
◆休館日:水曜日(祝日除く)・夏期・年末年始
※ザ・コンランショップ 新宿本店、OZONEパークサイドオフィスは休館日が異なります。

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公開日:2018.1.10

最終更新日:2024.1.21

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