ガス臭いと気づいた時の正しい対処法
ガス臭いと気づいたら、以下の流れで対処しましょう。
1. 窓の戸を大きく開けてください
2. ガス栓を閉めてください
3. メーターガス栓も閉めてください
4. ガス漏れの状況を報告する
契約しているガス会社に電話しましょう。
なお、東京ガスのガスをお使いの方は下記をご確認ください。
焦らず、まず上の順番で対処してくださいね。外がガス臭い場合は、窓を閉めてガスが室内に入らないようにしましょう。
ガス臭いと気づいた時の【NG対処法】
ガス臭いと気づいた時にやってはいけないNG対処法は、以下の2つです。
1. 火気厳禁
ガスコンロやライター、マッチなど、火の使用は絶対にやめましょう。タバコを吸ったまま近づくことも避けましょう。
2. 電灯や換気扇など、電気のスイッチに触れない
スイッチ等をON/OFFする際に、火花が出ます。
暗い中原因を探ろうと、うっかり電気のスイッチをつけてしまうと、引火してしまう可能性があります。またスイッチを切るのもNGです。気をつけてくださいね。
ガスのにおいって?
ガス漏れに気づくきっかけとなる、ガスのにおい。あの「におい」の正体をご存じですか?
実は、都市ガスの成分である天然ガスは本来、「無味無臭」です。ガスは目に見えないため、万が一ガスが漏れてもそれでは気づくことができません。ガス漏れに気づくようにするために、わざと「付臭剤」でにおいをつけています。
「付臭剤」は毒性がなく、他の生活臭と区別でき、少量でもガス漏れとわかるよう、やや不快なにおいなのが特徴となっています。
おわりに
今回は、ガス臭いと気づいた時の【正しい対処法&NGな対処法】をご紹介しました。
自分や家族を守るためにも、ガス栓の場所やガス会社の連絡先を確認しておきましょう。
こういった場面に家族が遭遇することも考えられます。家族全員で対処法を共有して、万が一に備えておくと安心ですね。